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――知るたび、終わる。アイスマジック  作者: tanakatakusi
第2章 四女ディヴィア

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第7話ワガママな末子6女ケイ


明るい赤髪をなびかせ、勢いよく立ち上がる。


「賛成よ!人では多いほうがいいし!」


何やら委員をやる流れに・・・

いや、まてよ。実行委員になった方が、不老薬の手がかりを見つけられやすいんじゃないか


「初の男子委員として、ぜひやらせてください!」


おぉっ。教室がざわめいた。


「そうか、そうか。やってくれるか!」


先生も愉快そうだ。


「さっそく、準備に取り掛かりましょうっ!」


授業はどーすんだ。

まだ午前中だぞ。


「実行委員は成績がよくないと、なれないのよ!」


「・・・」


教室を飛び出しながら、楽しそうに語る。


「先生に指名されるってことは、それなりには出来るんでしょ」



タタタッ・・・


「だったら・・・」


ディヴィアは続ける。

なるほど、他の学年と対抗戦をして勝ったチームがアイスゲームに参加できると。



うん?


走りながら、ちらっと別の教室に目をやる。音楽室だろうか。

黄色の髪の生徒がハープを弾いていた。


こんな時間に一人でか。


「役割は簡単よ、校内戦へ会場の準備と練習よ!」


なんだ、本番のお祭りのヨコー演習みたいなもんか

ほんと、話が早くて助かる。


さっきのやつもそうだが、成績優秀者はこの期間の授業は免除されるらしい。

いいのか、それで。



しかも部屋が生徒会室と兼任してるし、生徒数少ないから偏りがえぐい。


「放課後になれば他のメンツも揃うわっ!」


ということで、それまでアイスゲームの練習だ。



ふぅ・・・。

10戦やってみたが。。。


ディヴィア6勝-4勝ロット(俺)


うーん、昨日のヴィアとの連戦で鍛えられたような、ないような。


「中々やるわね。」


「1回で決まるか、実力が拮抗すれば20戦連続引き分けも在りうるわ!」


思考の読み合いだから、知り合いほど長引きそうだな。。。このゲーム。


「学園が勝利すれば、予算に特別報酬も出るのよ!」


「ウワサじゃ、アストレイア様の永遠の美しさが手に入るとか!」


表向き、学園生には、そういう事になってるのか。

ちょうどいい偶像だな。美人が多いのも関係ありそーだし。

それに至る所に、女神っぽい像。宗教的なものを感じるぜ。



コンコン


「あら、きたわね。いらっしゃい!」


「...うん...」


ドアの音がゆっくり響く

・・・こいつも酒場で見た顔だ。ってことは


「姉サマ...知らない人がいる...」


「...あなたは誰?...」


人形にも死体にも似た漆黒の髪をまとっている。ウェーブにもボサボサ髪にも見える。

顔をよく見ると、目にクマがあり、まだまだ中学生といったところか。


「ケイ、自分から名乗らないと。」


「...それに、学園に男...?」


本人はあまり聞いてない様子。


「...ディヴィ姉サマに近づくなら...」


「...死体にする...」


ぶっそうだな!おい


「これから、一緒に練習するんだから!そういうこと言わない!」



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