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――知るたび、終わる。アイスマジック  作者: tanakatakusi
第1章 ロット

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第19話囮


酒場の電気が消えた



「変な占いババアのせいで調子が狂ったが」


「やることに変わりはない」



盗聴器から音は聞こえない。1階には誰もいない



「前と同じだ。やばい2階も昼に見な慣れた」



(しかし、怖いもんは怖い)


(2階を確認して帰るか)


ギシッ



(部屋は7部屋...寝てるのか...?)


部屋に番号がふってある。



(シフト通りの番号の部屋に気配を感じる....)


「ん・・・」


「これは」



ガツンッ



「ぐっ....」


激しく揺さぶられる


(殴られた・・・!?いや肩を切られた)



(いつのまに・・・戦うか・・・)


警察署からくすねた特殊な銃だ


(相手が何かわからない以上、打ってみるりゃ効果もわかる)



ポン




「!!!」


敵が驚いてる様子だが


(俺じゃないぞ)


煙幕を投げたようだ



(だれだ...ドイルか?)




タタタッ



「そりゃ追ってくるよな」


「鼻からわかってんだよ」



階段から逃げる


窓が異常に頑丈と予想した結果、明暗を分けた



2階から階段下へ飛び降りる


「せいこうっ!!!」



あとは逃げ切るだけ。


「ドイルはなんとかなるだろ」



キョロキョロ



(路地裏まで行って合流、朝になるまで過ごす...)


(思ったより肩も切れてねぇ)





パチッ



「・・・!」



「ドイルか」


「はい」


「煙幕ナイスタイミングだった」


「はい?」


「なんだ、違うのか」


「ロットさんの職場にあったバイクの回収と、路地裏に行って2か所目の拠点づくりで、その後ずっとここにいましたよ。」


酒場からは離れている



「誰かに助けられたか」


「いやいやケガしてるじゃないですか。」


「寝れば治る」


「それに犯人の確証も得た。」


「傷口から見て凶器はノコギリ、ヴィア殺害犯と同じだ」


「ぶん回して解体までできる奴なんて酒場のメンツじゃフルールだけだ」

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