ガルデリニアの敵
「お前を早く始末して異空間に消えたやつを追いかける。紅蓮の型・壱式」
上坂は紅蓮の型で女に斬りかかるが女は重そうな斧を片手で振り回し、上坂の攻撃を受け止める。
「どうした?紅蓮公?こんな一撃で私を倒せると思ってませんよね?ええ。ええ。そうに決まってます。こんな程度じゃ私は満足できませんわ!」
女は上坂に反撃し、上坂は攻撃を全て剣ではじく。
「お前もこの程度か?」
「言うじゃない。なら本気にさせてあげる!」
女は斧を振り回しまくり、残像が見えるくらいの勢いの技を上坂に向けて使う。
「秘技・無双斧!」
「紅蓮閃!」
上坂は女の攻撃を一閃で燃やし尽くす。
「やはり魔法剣士は厄介だな。ならば」
女は斧を体ごと振り回し、竜巻のような攻撃を上坂に放つ。
「旋風斧!」
「無駄ァ!」
上坂はまたも紅蓮閃で女の攻撃を相殺する。
「これほどまでなんてねぇ。これは私帰してもらえそうにないわね」
「お前を帰してやるとでも?帰してやるわけないであろうが。私の紅蓮の炎に焼かれるか、ガルデリニア王の裁きを受けるかどちらかにするんだな」
「残念ながら私の役目は終わったわ。私がここで死のうともガウルは生かしたからね」
「な、あいつはついででは?」
「ガウルは私たち王牙隊の希望よ。彼を育成し、ガルデリニア王国を破壊し尽くすのが私の目的、そして親方の目的でもあるわ。さぁ。煮るなり焼くなり好きにしなさいな」
女は諦めたのか、地面に座り込む
「お前ほどの剣士を殺すのは惜しいな。しかしふむ。どうしたものかな」
「煮るなり焼くなり好きにしろといった。あんたのやりたいようにやりな」
そうだなと一言言った後に上坂はいいことを思いつき、女にそれを言うと、女は驚いていた。
上坂とガルデリニア王国の敵が戦っていることを知らずに寝ていた華村は次の日、はっ!と言って目覚める。
やば!私ったらまだお風呂も入らずに寝ちゃったなんて!いやだ〜。ベッドも汗でベトベトだわ。洗濯しなくちゃ。
私は急いで着ていた鎧や服を脱ぎ、普段着に着替えて、布団のシーツなども全て洗濯する。
あ、もちろん鎧は洗濯機に入れませんよ?自分で磨きますから。
私が鎧をゴシゴシブラシで磨いていると勢いよく刃村さんが私の部屋に入ってきた。
「刃村さん!どうしたんですか?」
「き、昨日は申し訳なかったであります!自分は先輩なのに新人の君に迷惑をかけて。本当に申し訳ないであります!」
すごい勢いで頭を地面につけて刃村さんはわたに仕向けて土下座した。




