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魔法剣士になりたくて  作者: 紫 ヤタガラス
第一章 華村カナエ才能の目覚め
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初課題を終えて

 私は上坂さんに言われた通り、まっすぐ紅蓮寮に帰り、刃村さんを部屋に下ろした後、自分の部屋に戻って荷物を下ろしてベッドに倒れ込む。


「つーかーれーたー!1日目なのに意外とハードだったわねー。魔法剣士ってこんなに大変なんだなぁ。初日から死んじゃうと思ったし、刃村さんも暴走しちゃうしほんと大変だった〜。今日はほんとに疲れたし、お風呂に入りたいけどベッドに寝転がったらなんか体が動かないや。どうしよう」


 私は疲れのあまりか体が動かずにベッドで倒れ込んでいると、そのうち気づかぬうちに寝てしまっていた。




 その頃、上坂は華村たちが帰った後、1人で残りアーブランド高原を調べていた。


「普通のガルウ如きにはまず刃村は手こずらない。何の問題もなく倒せるはずだ。なのに魔力を暴走させてまでしか倒せないガルウがいた。ということは裏で誰かがあのガルウを連れてきているということになる。王に報告する前にガルウを出現させている者を突き止めねば」


 上坂は高原を探索しているなか、急に上坂に向かって何かがとんできて、上坂は剣でそれをはじく。

 チャリン!


「誰だ!誰かそこにいるのか!」


「いますとも。ええ。ええ。ガルデリニア王国の紅蓮公さん」


 上坂の前に1人の体は細身で腕も華奢、スレンダーな女性が巨大な斧を担いでいた。


「お、お前!何者だ!」


「ええ。ええ。そう驚かずともいいですわ。今日はご挨拶も兼ねて私の部下を回収しに来ただけですから。ガウル!いるんでしょ!出てきなさい!」


 女はガウルと叫ぶと突然女の横に丸い異空間のような穴が開き、そこからまた1人の男が現れる。


「あ、姉さん。な、何でここに」


「あんたがちんたらしてるから私が親方に頼まれて連れ戻しにきたのよ。私たち、王牙隊にはあんたが必要、なぜなら人員がいないから。少しの間くらいなら大目に見たけど数日はやりすぎよ。だから連れ戻しにきたわ」


「す、すいません。最近になってようやくまともな奴が出てきたんで、楽しくて日がたってるのを忘れてました」


「いつものことよ。ほらあなたは自分の魔法で帰りなさい」


 ガウルと呼ばれた男は魔法の異空間を作ろうとすると、上坂は2人に向かって剣を抜き、斬りかかる。


「私がおめおめと貴様らを逃すと思うか?」


「思ってないわ。勘違いしないで。私はガウルが邪魔だから早く帰って欲しいだけ」


 す、すいやせんと言ってガウルと呼ばれた男は異空間に消える。


「それじゃ、データとらせてもらうわ。紅蓮公さん。私の本当の任務は王国魔法剣士隊の八公の実力を調べることだから。相手してあげるわ」


 上坂は紅蓮の型を取り、女に斬りかかった。

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