タロス軍
X始めました!!
もしよければ見にきてくださいね!
@na100000001ga
◇ ◇ ◇
”タロス”が現れる直前。
『賢治!!何か来るのさ!!
まずいのさ!すぐそこに現れるのさ!!』
「何!?まずいな。すぐに向かわせる。
キール。何かあれば追加で教えて欲しい。」
『わかったのさ!!』
突如、アマテラス総司令の元へ、月面都市ムーンから緊急通信が入る。
知らせてくれたのは、以前円卓会議で登場した宇宙人、キー族の長”キール”。
彼ら種族の特徴として、広範囲のレーダーのような感知機能を持っている。
どこに生命体や、物体が存在しているのか瞬時にわかるのだ。
いつもであれば、宇宙船が地球に進行している際に、
事前に知らせることができたのだが、今回は異例。
何故か、突発的にそこに現れ、事前に感知ができなかった。
「あれは!?」
総司令は、キールとの会話直後、その存在を目にすることとなる。
今回の訓練、実は総司令、各防衛隊の隊長や副隊長、手の空いている隊員はこぞって、
装備品”アイ”を掛けてメガネ越しに映像を見ていたのだ。
突如現れる存在。
スター基地で情報共有した敵対生命体。
その後、各隊員には全て情報共有していた。
まさしく、全く同じ存在が現れ、衝撃を受ける。
しかし、このような異常事態でも冷静さを瞬時に取り戻し、各隊員に通達する。
「アマテラス基地全隊員に告ぐ!
即時出撃準備の上、突如現れた敵生命体を捕獲せよ!
出現生命体は、以前共有した個体名”タロス”!
我々地球を脅かす存在として、即刻対処!!
優先順位は新人隊員の防衛!!
若い芽を摘ませるな!!」
総司令が座席を置く、メインルーム「天照」。
総司令デスクにある緊急通信のボタンを押し、アマテラス所属の人々へ通達。
通信を終えると、ボタンから手を離し、
前屈みになっていた体を起こす。
そして、そのまま総司令座席背後にある準備室へ。
「柊。任せたぞ。」
「お任せください。総司令。」
それだけ言い残し、彼も準備を開始する。
受け取ったのは、オペレーター統括の柊喜美子。
彼女はその言葉を受け止め、彼らのサポートを行うべく準備を進めた。
◇ ◇ ◇
時は現在。
金剛隊長渾身の一撃がタロスの顔面に刺さる。
その結果、タロスの顔面にヒビが入り、顔のパーツが飛び散る。
「ぐっ!!」
飛ばされた先、体制を立て直す。
しかし、金剛隊長は相手に何もさせないよう阻止しようと動き、
瞬時に目の前へ。
「《《オレ》》の隊員が世話になったな・・・。
てめえ、に謝ってもぜってえ許さねえぞ!!」
勢いに任せ、今度は左拳でストレート。
が、しかし、見えない障壁に阻まれた。
「っ!?」
「危ないところです・・・。
しかし、流石にここまでされて帰るなど愚の骨頂!!
貴様ら諸共、皆殺しにして差し上げましょう!!!!」
障壁の中で杖を足元へ5回叩く。
今回は、叩くたび水面に波紋が揺らぐような現象を目の当たりにする。
計5回。
その波紋は2m程進めば消えるほどのものだったが、嫌な予感がした。
しかし予想は当たっており、
突如、アマテラス全体に緊急通信がつながる。
『まずいのさ!!大量に来るのさ!!気をつけるのさ!!』
「やはりか・・・『総員!!出現後!即刻対処せよ!!』」
総司令はこの展開を予想していたようだ。
その後、”タロス”が現れた時と同じく、
空間に歪みが発生し、その数が徐々に増えていく。
小さい歪みから大きい歪みまで複数。
歪みが黒く変色し、現れたのは戦艦5機。
さらには”タロス”と同じ見た目のロボ数十体。
いつも接敵しているような規模の敵ではなく、
今回は、いつもと違い、大規模な戦いになりそうだ。
金剛隊長の目の前、障壁を貼っていたタロスは援軍を見上げ、
満足げに杖を1回転させ、1度足元を突いた。
「貴様。我が子の仇。あの場にいた全てを殺そうと思っていたがもうやめです。
そこまでして私を殺したいようであれば、私も本気を出さざるおえません!
ありがとう諸君!!そしてさようなら!!
次目が覚めた時は、どこにいるのでしょうね!!!!」
空間がゆがみ、タロスを包み込む。
消えたと思うと、援軍の中央に登場。
その後、杖が突如形状を変化させ、4m程に伸びた。
伸び切ると、杖の側面に穴が空き、そこからはためく布が出てくる。
それはながさ2m程になる旗で、
円の中にいくつもの星が描かれているデザインのマークが刻まれていた。
「それでは奪いましょう。我々のために!!!!」




