王都へ
片方の少女がとろりと目を開く。
「あら? 私は確か死んだはず」
寝ぼけているのか自分を死んだものと
思っているようだ。
「何を言ってるんだ? 2人共生きてるぞ」
「あなたは?」
2人共意識がなかった為 アマネが助けた事も
わかってないようだ。
「俺はアマネ 2人共危ないところ
だったんだぞ?」
「あの状態から助かったの?!」
「うーん」
もう1人も目を覚ます。
「何であたし ここは天国?」
一同「……」
2人に説明するアマネ だが能力的な事については省いてるのだった。
(下手に知られると大変な事になりえるので)
(まあ 普通じゃないしな)
と言われ誤魔化すのだった。
ついでに2人の事についても聞いておいた。
どうやら駆け出しの冒険者らしい
この世界では冒険者ランクは7段階あるらしい。
S A B C D E Fで決まるらしいが
完全に=強さってわけでもないらしい
魔物の方はS A B C Dの5段階しかない。
「2人のランクはFなのか」
「うん だからDランクのコブリンでも
あんな数で襲われて」
「そりゃ無理だな 逃げればよかったんじゃ?」
半目で睨む2人。
「助けてくれた君にこんな事言いたくないけど
簡単に言わないでほしいわね」
「ほんと それにあなた話し方
おじさんくさいわ」
(うぐ 確かに元男だがおじさん… ではない)
アマネ:元充だった頃は18だった。
衝撃を受けるアマネ見た目は美少女なので
2人はかなり複雑なようだ。
「それより2人共何処からきたんだ?」
「王都よ 正式にはランドノーズ王国ね」
ランドノーズ王国 この大陸一の国らしい
冒険者ギルドもあるとか。
3人はそこに向かうことにした。
「どうやったか知らないけど あれだけの
コブリンを倒したのなら」
とどうやったかは言ってないけど
相当強いと思われているようだ。
そして王都に向かう3人。
王都入口 辺りは既に薄暗い。
ランドノーズ王国
冒険者ギルドもあり かなり大きな国であるが
大半は駆け出しの冒険者なので
熟練の冒険者は少ない。
「もう遅いから今日は宿にいきましょう
あなたも一緒にどう?」
「うんうん それがいいわ」
そう言われて一緒に行くことにした。
そもそもこの世界のお金がないのだ
魔物の素材は取ってあるが
素材では宿に泊まれない。
宿に着いたが 流石に王都の宿だ
かなり大きい。
「うわぁ ホテルみたいに大きいな」
「一緒に部屋でいいわよね?」
「え」
固まるアマネ。
(まいったな 体は美少女でも心は男なのだ
流石に3人一緒は)
と思っていたが無理やり連れて行かれるアマネ。
「3人一緒に寝よ―」
「いつも2人だったから
ほかの子と一緒って何かいいわね」
と聞いて緊張するアマネ
もはや何も考えられなくなっていた。
そして部屋に着く
王都の宿だけあって中々いい部屋だった。
「ここ高くないの?」
「1番安い部屋よ」
(これでか…)
「先にお風呂行きましょう!」
「あ 俺はいいや」
慌てるアマネに詰め寄る2人
目を細めて立ち止まる。
イグニア:モルガナ「駄目に決まってるでしょ?」
2人揃って却下された。
次回は5/8に投稿します
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