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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

世界樹の賜物(カリスマ)

作者:栄一
最新エピソード掲載日:2026/10/14
 かつて高度な文明を築いた人類は、今や巨大な蟲が跋扈する世界で、荒野に点在する都市に身を寄せ、懸命に生き延びていた。
 この世界には、人々が**「賜物(カリスマ)」**と呼ぶ不思議な力が存在する。
 その力を武器に、蟲と戦う者たちは**狩蟲士(ヴェナード)と呼ばれ、なかでも人工羽を操り、空を舞いながら戦う者たちは翔蟲士(ヴェイルナード)**として、人々の暮らしを守っていた。
 幼い頃、故郷を襲った災厄によってすべてを失った少年、高良大地。
 絶望の淵にいた彼は、空から舞い降りた一人の少女に命を救われる。
 あの日、空に見た光景が忘れられない。
 いつか自分も、あの少女のように空を飛び、誰かを救える存在になりたい。
 その願いを胸に、大地は翔蟲士を目指す。
 しかし、彼には賜物が発現しなかった。
 特別な力を持つ者たちが集う養成所で、大地は仲間と出会い、人工羽を操る技術を磨きながら、幾多の困難に立ち向かっていく。
 賜物がなくとも、空を飛ぶことはできる。
 誰かを守るために、戦うことはできる。 
 そして、その小さな決意は、やがて世界の運命を揺るがす戦いへとつながっていく。
 これは、特別な力を持たない少年が、自らの翼で空を切り拓いていく物語。
プロローグ 灰の空
2026/10/13 10:04 (改)
第1話 その手に握るモノ
2026/10/14 08:39 (改)
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