第二章:狐巫女の想い「私の大切な人・・・」
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もしも僕の彼女が妖怪ハンターだったら。。。(仮)
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場面は打って変わって、静まり返った夜の神社裏。 鬱蒼と茂る木々に囲まれた暗がりの中に、一人、異様な雰囲気を纏う女が静かに立っていた。
紅白の装束を身に纏った、一見するとただの巫女。しかし、その顔は白く血のような赤いくまどりのような模様が描かれた『狐の面』で覆い隠されており、素顔を窺い知ることはできない。謎の妖怪『狐巫女』である。
彼女の両手の中には、ぽわんと青白く光る小さな球体が浮かんでいた。 それはどう見ても、怪談話でおなじみの『人魂』――人間のたましいだ。
「私の・・・」
狐巫女は、掌の上でふわりふわりと揺れる青白い大和の魂を、まるで壊れ物を扱うかのように愛おしそうに見つめている。面の下から漏れる声は、妙に艶かしく、そして執着に満ちていた。
このまましっとりとした妖怪の純愛ロマンスが始まるのか……と思われた、次の瞬間。
バチィィッ!!
静寂を切り裂き、鋭い電撃が暗闇から飛来し、狐巫女のすぐ足元で激しく火花を散らした!
「……!」
突然の奇襲に、思わず空中にその魂を離してしまった、狐巫女が弾かれたように攻撃が飛んできた方へと顔を向ける。
「お前は?」
そこに立っていたのは、謝花雛だ。
「それは、私の大切な人のものだから、あなたにあげるわけにはいかない!」
彼女の手には、抜き身の冷たい炎のような赤い模様が刃についた洋剣が握られている。
狐巫女が言い放つ。
「この魂は私のもの、お前には渡さない!」
言葉が終わるか終わらないかのうちに、狐巫女が袖を翻した。 その手から狐火が何発も、雛に向かって飛んでいく。それを剣で跳ね返すと、跳ね返された、狐火が当たったところの木や草が火花を散らす。
雛が地を蹴り、一気に間合いを詰める。 振り上げられた剣が狐巫女の刀と交わり火花を散らす。
ガァァァァンッ!!
金属同士がぶつかり合うような、けたたましい轟音が神社裏に響き渡る。 剣と刀が激しく交差し、弾け飛んだ火花が二人の顔を赤く照らし出した。
鍔迫り合いの中、雛はギリッと奥歯を噛み締める。 相手は只者ではない。だが、この魂を奪わせるわけにはいかない。
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それでは、次回のストーリーでお会いしましょう。




