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この物語がなくても、あの物語に。  作者: 不可説不可説転


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2/3

俺の今までの人生の中で一番やばいと思っていた日

 朝になると、2階の自分の部屋のドアを出てから一階のリビングに入ると、机に朝食が置いていた。

 東条と少女の頭の会話を始める。

 「3日間と12時間、私が動ける時に思っていたことだけど、母親が中学生だと思うほど実年齢より若過ぎない!?」

 「母さんの超能力は自分の体の年齢を変える能力だそうです。」

 「あと、父さんの超能力は金縛りです。」

 「うーん、あなた、別にタメ口でいいよ。私もあなたを東条で言うから。」

 「そうですか……」

 「そうだよ。」

 「身体強化って、どれくらい強いんだ。」

 「だから、今日の学校で。」

 朝食を食べ終わった後、高校の制服に着替え、高校に行く。

 かなり早く教室に入ると、自分も入れて五人しかいない教室に一人の美少女が目の前にいた。

 「東条君、この髪型どう思う。」

 突然、少女が言った。

 「この人の名前は、田中友紀さんだ。今日は、ツインテールか。似合ってるよと言ったらいいんじゃないか。」

 目の前の田中さんに東条は言った。

 「似合ってるよ。田中さん。」

 「もう、ありがとう。」

 頬が赤くなった田中さんが左手を東条の右肩を少しだけ触った直後、東条は空中にいた。そして、教室のドアから100m以上まで離れていた。

 「えっ、あれ。」

 教室にいる男子生徒が言った。

 「ああ、また、東条…吹っ飛ばされたか、田中さんって、無意識に発動させたのは、東条だけだからな。」

 隣にいる男子生徒が言った。

 「田中さんは県内第2位の能力「絶対距離」は対象を設定した距離まで飛ばす能力。たとえ、その距離にある障害物があっても、問答無用で壊して進む。」

 他の生徒が言った。

 「まあ、普通の人間だと死んでしまうだろうな。でも、東条なら大丈夫だな。あと、………廊下の壁が壊れてる。」

 田中さんはこの教室にいる三人の会話の途中で気絶をしていた。

 一方、東条は汗を出しながら、仰向けの体勢で落下していた。

 「本当に大丈夫ですか?これで。」

 「大丈夫だよ。だって、これで3回目だから。」

 「……………これはどういう能力なんですか。」

 「「絶対距離」って言う能力だけど、2回食らって、分かったことが0.1秒で設定した距離まで吹っ飛ばされる能力だな。」

 そして、建物3階分の高さから地面に叩きつけられた東条は気づいていないまま、言っていた。

 「チートじゃないですか。それって、例えば、1kmに設定して飛ばされたらマッハ29のスピードで耐えきれなくて、普通死ぬと思うけど。………まだですか。」

 「………いや、もう落ちてるよ。東条。」

 「えっ、ああ、本当だ。」

 東条は起き上がり、教室に戻る。

 「東条、大丈夫だったか?」

 「ん?ああ、大丈夫。えっ、廊下の壁が………。」

 「壊れているだろ。」

 「まあ、大丈夫だろ。田中さんの金で。」

 また、少女の声が聞こえた。

 「そういえば、田中さんから普通に聞いたのだけど、約10億円だそうだ。」

 「じゅ、十億!?」

 「まあ、ほとんど超能力だろうな。」

 「ところで、東条……少しなんか変わったか。」

 「いや、………いつもだよ。」

 東条は、バレてはいけないという思いがなぜか無意識にそう思って、言ってしまった。

 「そっか、まあ、そうだな。」

 3時間後、身体測定の時間になっていた。

 身長169.7cm、体重60.1kg、視力検査、聴力検査、そして、超能力のレベルを測る検査。この検査は、待っている人は50m離れることとレベルの段階が11段階、存在する。

 グラウンドで前の人が検査中、東条は心の中で言っていた。

 「俺の場合、最下層のレベル0だからな。」

 「大丈夫だろ。まあ、東条がびっくりしない程度にするから。」

 「次」

 知らない先生に検査として呼ばれた。

 50mほど歩いて、誰もいないところに白い球体が前にあった。

 この白い球体は超能力のレベルによって、色が変わるらしい。

 ……………らしいは、俺はレベル0だからずっと球体が白いことしか今まで見たことがない。

 白い球体を手にかざすと、何も起きなかった。色も白いままだった。

 「何も起きないけど。」

 「故障かな。」

 「それはないと思いますけど。まさか、超能力なんてないんじゃ……………………えっ」

 白い球体がいきなり、突然、空間が圧縮した大爆発を起こした。

 ゼロ距離にいる東条は、理解することすらできずに吹き飛ばされていた。

 学校の壁や建物の壁を全て貫通して、なお、勢いが止まらない中、東条は自身が今、どうなっているのか必死に考えていた。

 「今、何が起きたんだ。吹き飛ばされた?何で、まさか、あの球体が爆発したのか?許容量が限界にきて………?」

 「東条、落ち着いて、ただ、吹き飛んでいるだけだから。」

 「吹き飛んでいるだけって死ぬかもしれないのに。」

 「大丈夫大丈夫、無傷で助かるって。」

 「そうだったら、いいんですけど。………勢いが止まリませんね。あと、みんな……大丈夫かな?」

 やっと、勢いが止まって、ゴンと大きな音がしていた。

 「ここは、どこなんだ。」

 速すぎて、やっと止まった光景は吹き飛んだ自分の進んだ所が衝撃波によって、アスファルトの地面が砕かれていた。アスファルトの破片もそこら中、あった。遠くに建物が崩壊していた。ここは、高校から約450mほどの電柱に倒れていた。

 そして、普通のように立ち上がる。

 「はあ、この道は通学路だな。それにしても、本当に無傷なのはびっくりしたな。お前のセリフで、びっくりしないってあったけど、めちゃくちゃびっくりしたぞ。こっちは。」

 「……………びっくりしたのか。」

 「あと、学校にいるみんなは大丈夫か?」

 「じゃあ、戻るか?あっ、ついでに、全速力で走ってみたら、どうだ。」

 「いいな。全速力で戻リますか。」

 しかし、ここで誤算だったのが、まだ全力ではない足の踏み込み一回で学校にもう着いてしまったことだった。

 東条の心の声では、

「………………………………………………………………全速力できませんでしたけど!!!!!」

 少し悲しい気持ちはあったが、一番思っていることは………これ………今までの人生の中で一番やばくないと思っていることだった。

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