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夢見ぬ異端者  作者: ねるこえめ
咎める蜃気楼
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Peace4-4

-教会 パジャマパーティ-

ふらん「学園祭諸々、お疲れ様ー!乾杯!」

みれい/のえる「乾杯ー!」

ゆら/るか/りおう/ろわ「か、かんぱーい。」

8精霊「乾杯ですフィ/メ/ヴェ/レ〜/ミュ/リュ/ラ/シュ!」

せれん「オレンジジュース美味しい。」

のえる「絶対服に零さないでね?のえるとふらんの部屋着を皆用にアレンジしたんだから。」

るか「それじゃあお菓子食べれない!」

ふらん「ちゃんと机で食べてたらいいから!せれんは一応忠告されてるだけで。」

フィフィ「この服、いつもゆらが着てる服ですフィ!」

ミュミュ「ミュミュ、似合うミュ!」

レレ「ふらんが作ったから当然レ〜!」

ふらんは8人が夢の中で着ている服を、守護精霊サイズで作っていた。

メメ「ぴったりで寝心地最高メ。」

ろわ「布地も近い気がするし、凄いね。」

ふらん「似た布探すの大変だったよ…。夢の中の服はミシン目もないし、デザインが複雑だから、スクラップブックを夢から持って来れてよかった…!精霊の皆に着てみてほしかったんだ。絶対可愛いもん!思った通り!」

ララ「ふらん、ありがとうラ〜!」

ヴェヴェ「礼はしておくヴェ。」

シュシュ「そんなに頑張ってくれてたなら、ここでお泊まり会できるようになって良かったシュ。」

ゆら「本当です!とってもおしゃれで、ゆらが着ていいものかとも思いますが…。」

ゆらは帯が巻いてあるワンピースを改めて見下ろす。

のえる「着ていいに決まってるじゃん。」

みれい「はい!凄く似合ってます!そして我ながら似合います!」

みれいは普段袖で見えない手をバタバタさせながら、ゴシック味のある黒いトップスとバルーンパンツを着こなしている。

ミュミュ「ミュミュの方が似合うミュ。」

みれい「それは…!そうかもしれません!」

りおう「否定しないんですね。」

みれい「りおうだって、夢の中の服、リュリュとりおうどっちが似合うと…」

りおう「リュリュです。」

リュリュ「即答リュ。」

りおうは普段より甘めな服にケープを羽織って誤魔化していた。

メメ「るかの部屋着、星がいっぱいで綺麗メ。」

ふらん「だよね!いつでも寝れるようにマントもついてるんだ!」

るか「着心地も良いし、配慮に感謝。」

ろわ「のえるとふらんは、最初に見た部屋着と系統一緒?」

のえる「そう。今回はのえる達の願望を叶えただけ。」

ヴェヴェ「何故ならのえるはこのままで完璧だからヴェ!」

せれん「つまりせれん達が完璧じゃないってこと?」

ヴェヴェ「そうヴ…」

ふらん「まさか!そのベルトとパーカー良くない?」

ふらんは咄嗟にヴェヴェの口を押さえる。

レレ「ろわの花とレースも神秘的レ〜!」

シュシュ「ろわに似合う神々しい服シュ!」

ろわ「そうなのかな?」

せれん「あの串鳥のことは置いといて、このベルトとか足のベルトとかかっこいい。」

ふらん「でしょ!?」

せれん「これちょーだい。」

のえる「無理。私物なんだけど。」

せれん「買ったらくれるの?」

のえる「高いよ?」

せれん「大丈夫。少しなら貯金してる。」

のえるはせれんに耳打ちする。

せれん「たっか。何で服にそんな大金出せんの?」

のえる/ふらん「せれんだって好きな物にお金かけてるでしょ!」


夜ご飯を食べ終え、ふらんは皆を呼び止める。

ふらん「それで今回の本題は、約1ヶ月後に行われる学園祭打ち上げパーティの話なんだけど、それに皆で出たいんだ!」

せれん、のえる以外「ええー!?」

のえる「今詳細配るねー。」

グループ参加で8人までエントリーできる、ハロウィンパーティも兼ねた学園祭後の催しだ。

8人の誰も参加したことがなかったが、ふらんはずっと参加したいと思っていた。

パーティの内容は、大食い大会、舞踏会、ダンス、ゲーム大会の4項目があり、舞踏会とダンスは投票制で決まる。毎年10組前後が参加していて、総合点で競う。

ふらん「これは勝てるよ…!まさにふらん達の為にある大会…!」

ゆら「何もできる気がしないのですが…。」

のえる「ダンスとか、舞踏会とか、やりたいのない?」

ゆら「う…やったとしても足を引っ張る未来しか見えません…運動は苦手ですし…。」

みれい「みれいもできそうなのないですね…。面白そうではありますが…。」

りおう「まず、こんな催しに出て何の意味があるんです?」

ふらん「そんなの、思い出作りに決まってるじゃん!ふらんとみれいとせれんは芸術学部だから今年で卒業だし、5人も3年になったら就活でしょ!?今年しか8人で出れる年ないんだよ!」

のえる「つまり、皆に衣装を着てもらえる行事は、徹底的に出たいわけ。」

ろわ「のえるとふらんがこんなに張り切ってるの、初めて見た…。」

せれん「そんなギラギラしたとこ行きたくない。」

るか「るかも苦手…。」

ふらん「そこで!これ、ゲーム大会で優勝したら課金カード…」

せれん「ゲーム大会でる。」

ララ「早いラ!」

のえる「因みに総合で優勝したら、学食1年分ただ…」

るか「大食い頑張る。」

フィフィ「2人とも貪欲ですフィ。」

りおう「悪いですが、りおうは勉強をしたいので出られません。折角この教会について調べられるのですから。」

ふらん/のえる「えー!?」

ふらん「みれい…。」

みれい「そう言われましても…みれいも思い出はほしいですが、出られそうなのないですし…。」

レレ「舞踏会っていうの、何レ?」

ヴェヴェ「概要だけみると、踊るわけではなさそうヴェ。ただ、どのペアが一番貴族っぽく見えるか…らしいヴェ。」

リュリュ「つまりただの見せ物リュ。」

のえる「見せ物…ねえ、りおうとみれいって社交の場に出たことある?」

みれい「はい。小さい頃に、親についていっただけですけど。」

りおう「りおうは今でも散々連れて行かれるので、嫌です。」

せれん「流石お金持ち。」

ふらん「ならりおうには悪いけど、2人しか適任はいない!」

りおう「ですが、求められているのは史実上の舞踏会ですよね?今の社交場とは全く違うはずです。」

のえる「皆本物の舞踏会になんて出たことないし、こういうのはオーラというか、舞踏会っぽい雰囲気が大事なんだよ。」

ふらん「それにみれい!りおうの貴族風衣装、見たくない!?」

みれい「貴族風衣装…見たいです!」

ミュミュ「チョロいミュ。」

小説をあまり読まない為、脚本調になっています。

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