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夢見ぬ異端者  作者: ねるこえめ
〜眠れる祝福〜
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Peace5-4

ゆづき「2人とも何やってんの!?そんなの幼い2人だけで抱える必要性ある!?2人が何したって言うんだー!」

あま(すごい泣いてる…。)

あま「まあ、あの頃は幼いとか関係なく、他に分かってくれる人がいなかったから仕方ないよ。」

ゆづき「仕方なくない!この島はそういう人達の支援ちゃんとしてると思ったのにまだまだじゃん!信じられない!」

あま「まー親もウチも全力で隠してたし…」

ゆづき「そういう事じゃない!有るまじき問題だよ!2人がそんな大変な時にゆづきは絵ばっかり描いててー…!」

あま「そういう自分を責めるところが似てるって言ってるの。」

ゆづき「え…?これ、自分を責めてるの?」

あま「それすらも分かってないなら重症だよ。周りの環境が良かっただけで、一歩間違えたらもっと自分のこと責めてそう。」

ゆづき「…環境…そうだね、環境だけでこんなに変わっちゃうんだね…。ちゃんと、みれいに謝りたい。それで、もし仲直りできたら、話を聞ける存在になりたい。」

あま「まあ、謝りたいなら謝ってみれば?ウチはみれいが不器用すぎておきた問題だと思ってるから、ゆづきが謝る必要ないと思ってるけど。」

ゆづき「みれいに酷いこと言っちゃったのは変わらないから。隠していたかったことを言われたんだから、もう仲直りできないかもしれないけど…絶対に謝る。」

あま(何でこんな真っすぐな人が、みれいと仲良くなれたんだろ。)



-現実世界 休日-

みれいとりおうがミュミュとリュリュを連れ、散歩をしていると

るか「あ、2人も守護精霊の散歩?」

りおう「るか、こんにちは。」

みれい「2人もって…まさかメメも一緒なのですか?」

るか「ここにいるじゃん。」

と、大きな犬を撫でる。

りおう「え…!?みれいの絵ではもう少し小さかったと思っていたんですけど。」

るか「あれは夢の中でのサイズだよ。現実はこの子。」

みれい「ミュ、ミュミュ達は一応、現実でも夢の中のこと覚えてるのですよね…?この子がメメか分かりますか?」

そう言うとミュミュがバスケットから前のめりになり、メメが挨拶をしようとするが、ミュミュは毛を逆立てバスケットの中に戻ってしまう。

みれい「ごめんミュミュ!やっぱりメメじゃなかったかな!?」

るか「いやメメだよ。(あ、この2人夢の中の記憶ないんだっけ?)」

りおう「るかとは専門校から一緒ですけど、メメ?を見るの初めてです。なので真偽が分かりません。」

るか「真偽も何も、飼い主がメメって言ってるんだからメメだよ。」

メメの頭上に鳥が止まる。

ふらん「あ!珍しい組み合わせ〜!」

もう1羽の鳥は、のえるの指先に乗っていた。

みれい「ふらん!のえる!もしかして、その子がヴェヴェですか?」

のえる「そう。それでそっちにいるのがレレ。」

りおう「こっちの守護精霊はわかりやすいですね。」

ふらん「なんか今日は皆、守護精霊連れてるね!」

るか「ふらんはこの子がメメだって分かるの!?」

ふらん「ん?るかもゆらみたいにぬいぐるみとお出かけしてるんじゃないの?」

のえる「ふらん、この犬ぬいぐるみじゃないよ。」

ふらん「それは分かってるよ〜!ゆらだって手持ちサイズのぬいぐるみ持ち歩いてるもん。最近はいないけど…。」

るか「この流れ…いつまで…」

ゆら「あ!皆いますよ!ろわ!」

ゆらとろわ、そしてろわに引き摺られたせれんが向かってくる。

メメがゆらの元に駆け寄り、

ゆら「メメ!今日も可愛いですね!」

のえる/ふらん「え/え〜!?メメだったの!?」

るか「散々そう言ってるじゃん。ゆら、助かったああ。」

ゆら「は、はい?お役に立てたなら、何よりです!」

せれん「ろわの言う通り、全員揃ったならさっさと教会行こうよ。疲れたんけど。」

ふらん「え!?教会って現実で行けるの!?」

ろわ「行けるようになったみたいだから、ここに集められた。」

りおう「ろわ、今日皆が偶然集まるのを知っていたんですか?」

ろわ「うん。シュシュが教えてくれた。」

ふらん「そう言えば、シュシュとララは?」

みれい「ゆらも、最近フィフィと一緒じゃないですよね?」

ゆら「やっと話すタイミングが来ました!実は、夢の中以外、皆には見えなくなってしまったんです!ゆらには見えてるんですけど…。」

ろわ「ろわとせれんも同じで、守護精霊が皆からは見えない。」

のえる「そういうタイプもあるんだ…。」

るか「確かにメメが話してる言葉も、るかにしか聞こえないっぽい。」

ふらん「ふらんもレレと話せる!本当に守護精霊って感じ!」

みれい「いやいや、みれいは現実でミュミュと会話こそできませんが、この子も立派な守護精霊ですよ!見てくださいこの可愛さ!」

りおう「可愛さと守護精霊って関係あります?」

ろわ「兎に角、山に入ろう。教会があるから。」

ゆら「教会が…ある…とは?」

山の奥に行くと夢の中のように霧が現れた。皆で霧の中に入るも、みれいは気がつくと外に出ていた。

みれい「あれ⋯今、山の中に入りませんでしたっけ?」

のえる「入ってお泊まり会する約束したじゃん⋯って、みれいとりおうは現実に教会が降りても、忘れてるままなんだった。」

みれい「え!?教会が現実世界にあるのですか!?」

りおう「日記を見てみます。りおうも、山に入ってからの記憶がありません。」

日記によると、夢の中に存在していたはずの教会が、現実世界でも行けるようになったそうだ。

ろわ「今まで通り、日記を書くしかないみたいだね⋯。」

みれい「そんなあ!ゆらとるかは、お互いのことが分かるようになったのに、みれい達は忘れたままなのですかあ!?」

みれいは日記を捲る。

みれい「⋯重要なことは書いてますが、お泊まり会のことは書いてません。」

ふらん「取り敢えず、ふらん達は買い出し行こって話になったよ!ミュミュはりおうと家に帰るって言ってた!」

るか「りおうはミュミュとリュリュを家に送って、図書館で本借りて、支度するって言ってたよ。それで17時、またここで待ち合わせ。」

りおう「ありがとうございます。」

せれん「じゃあ解散。ゲーム取ってくる。」

せれんの言葉で皆は歩き出し、みれいはゆらとふらんと共に買い出しへ行く。

小説をあまり読まない為、脚本調になっています。

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