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夢見ぬ異端者  作者: ねるこえめ
〜眠れる祝福〜
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44/129

Peace3-3

-夢の中-

ミュミュ「もう嫌ミュ!リュリュ、みれいを引き取ってミュ!」

リュリュ「いきなりどうしたリュ?」

ミュミュ「昨日、毛玉ごっそり取られたミュ。ミュミュ、毛繕いでなんとかなってるミュ!」

リュリュ「でもミュミュ長毛だから、毛繕いだけじゃ毛玉できそうリュ。」

ミュミュ「そうミュけど⋯でもあのみれい、ミュミュを撫でてる隙に毛玉がどこにあるかチェックして、その後家族総出でミュミュの毛玉取るミュ!あの時撫でられなければ、ミュミュは悠々自適に過ごせたミュ!」

リュリュ「撫でるのが上手ってことリュ。りおうもリュリュの撫で方をよく分かってるリュから、撫でられに行くリュ。」

ミュミュ「それで捕まって毛玉取られるミュ!分かるミュ。」

リュリュ「リュリュはミュミュほど毛が長くないから、ブラッシングだけでなんとかなってるリュ。撫でるのが長かったら噛むくらいリュ。」

ミュミュ「け、毛玉取りされないなんてこと⋯あるミュ⋯!?」

フィフィ「ミュミュとリュリュ、こんなところにいたですフィ。」

メメ「もう皆園芸に行ったメ。」

ミュミュ「ミュミュは絶対ついてかないミュ!」

メメ「どうしたメ?」

リュリュ「みれいに構って欲しくて怒ってるリュ。」

ミュミュ「違うミュ!みれいを家から追い出すミュ!」

フィフィ「精霊はちゃんと近くで見守ってないと駄目ですフィ。」

ミュミュ「それでもミュミュの命に関わるミュ。」

リュリュ「毛玉取られただけリュ。」

メメ「メメもよくるかにブラッシングしてもらうメ。それが嫌メ?」

ミュミュ「ミュミュはできるだけ触られたくないミュ。」

フィフィ「触られないのは無理ですフィ。フィフィも昔からゆらと寝てますフィが、偶に苦しくなるほど抱きしめられますフィ。」

メメ「メメもるかと寝るのは好きメけど、枕代わりにされると凄く重いメ。」

リュリュ「皆苦労してるリュ。」

フィフィ「それでも、ゆらはフィフィがいないとダメダメですフィ。」

メメ「メメもるかがいないと散歩行けないメ。」

リュリュ「共存している以上、歩み寄らないとリュ。」

ミュミュ「ミュ〜⋯。でもミュミュは、みれいに早くミュミュ離れしてほしいミュ!決めたミュ!明日から徹底的に構ってあげないミュ!」

リュリュ「やめた方がいいリュ⋯。」


-現実世界-

ミュミュ(今日から徹底的に構ってあげないミュ〜。)

みれい「ミュミュー!行ってきまーす!ミュミュ?」

普段は玄関まで見送りに来るはずのミュミュの姿が見えなかった。

今日、ミュミュはなるべくみれいと会わないように行動しているからだ。

みれい母「みれい、友達との約束に遅刻しちゃわない?」

みれい「本当だ。⋯行ってきます。」

その時ミュミュは2階から様子を伺っていた。

ミュミュ(行ってらっしゃいミュ〜。いい感じミュ!ここからみれいが帰ってくるまでは自由ミュ!)

-りおう宅-

リュリュ(ミュミュ、変なことしでかしてないといいリュけど⋯ミュミュもみれいも極端な性格してるリュ。まあ、ここにいるりおうって言うのも扱いづらい性格してるリュ⋯。)

一向に起きないりおうがいるロフトでは、目覚ましが鳴り続けている。リュリュが足で目覚ましを止める。

リュリュ(最近のりおう、夜遅くまで悩んでて、朝起きられなくなってるリュ。)


-花城家-

ミュミュ(今日の分のパトロールは終わったミュ。いつものところで寝てるとバレるミュから⋯ミュ?こんな部屋あったミュ?)

ミュミュが普段は空いていない部屋へと入っていく。

ミュミュ(まあいいミュ。今日の昼はここで寝るミュ。物が多くて狭くて最高ミュ。)

ミュミュはみれいと初めて出会った時の夢を見た。


-みれいとミュミュの出会い ミュミュ目線-

ミュミュはずっと誰とも仲良くしなかったミュ。猫同士でもつるまなかったミュ。でも⋯

みれい「ミュミュ。ミュミュって名前にする。」

みれい父「良い名前だね。由来は?」

みれい「うーん⋯なんかそんな顔してるから。」

ミュミュ(意味わかんないミュ。まあ、ここに思い入れがあったわけじゃないし、ミュミュは家と仲良くするだけミュ。)

それでも、みれいはミュミュに構ってくるミュ。どんなに突き放しても構ってくるミュ。段々突き放すのも疲れてきたミュ。


気づくと、誰かに呼ばれている。

???「ミュミュ⋯ミュミュ⋯!」

ミュミュ「ミュ?」

???「ミュミュ!!!!」

ミュミュが眠い目を開くと、目の前にはみれいがいた。

ミュミュ(よく寝たミュ⋯何でみれいは泣きそうな顔してるミュ?」

みれい「⋯ミュミュ!!!!」

ミュミュはみれいがいきなり大声をあげたため、目を丸く見開いた。

みれい「どれだけ探したと思ってるの!?」

ほまれ「ミュミュ、いた?」

みれい「いたよ!こんな狭いところに!」

ほまれ「誰かが物置部屋開けっ放しにしてたんだね⋯。ママに見つかったって伝えてくる。」

みれい「ありがとう。⋯ミュミュ!どれだけ探したか分かる!?外に行ったんじゃないかって皆で近くの公園まで探し回ったんだよ!?」

ミュミュ(ミュ⋯これ、ミュミュが悪いミュ?ミュミュが家族がいないのに外に行くわけないミュ。)

みれい「全然反省してなさそう⋯!この部屋、片付けて分かりやすくしよ⋯。いや、それよりも今日の朝の段階でミュミュを探しておくんだった。いつからいないんだってなったじゃん!」

ミュミュ(ずっと家にいたミュ。そんなに怒るなら、ミュミュに構わなければいいミュ。ミュミュ、悪くないミュ。)

小説をあまり読まない為、脚本調になっています。

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