Peace0-7
ララがふと目を開けると、3人の天使達が険しい顔をしながら話していました。
「聞きました?また人間が森林を荒らし始めたそうですよ。」
「今まで何度災いをもたらしても目を瞑ってきたと思っているのだか。」
「やはり人間は滅ぼすべきです。自身の幸せばかり…このままだとどんどん自然に害を及ぼしますよ。」
天使達の会話を小耳に挟んでいたララは、憂鬱そうな顔で囁きました。
ララ「良い人々だっているのに…。」
人間界を見下ろすと、ある人間が枯れかけの植物を育てていました。
ある人は怪我をした動物を助け、またある人は自分を犠牲に他人の命を救いました。
ララ「…。」
「人間を滅ぼすべきですね。」
ララ「…待ってください。良い人々も沢山います!確かに人間は強欲です。でももっと周りをよく見てください!自分以外の幸せを優先している人々を!」
「おだまり!劣等生が何を言うのです!」
ララは雲の中へと突き飛ばされました。
「ララがもっと…劣等生じゃなかったら…こんな事にはならなかったのかな…。」
ララは祈りました。
ララ「人々に希望を与えて綺麗な人間界を創る。希望を司る天使になりたいです。」
その時、1輪の青い薔薇が咲きました。気がつくとララは、その花と共に扉の前で座り込んでいました。無事に最終試験に合格したのです。
ですが、先生は青ざめた顔をしてララに近づいてきました。
周りには大天使となったフィフィ、メメ、レヴェ、ミュミュ、リュリュがお互いを祝福しあっていました。
ミュミュ「レヴェ、右目が紫色になってる…?」
レヴェ「レヴェはミモザを咲かす大天使だったのかもしれないけど、勿忘草のことを放っておけなくて。」
リュリュ「レヴェらしいね。」
皆の輪の中にシュシュの姿が見当たりません。
先生「今すぐ国王様の元へ⋯早く立って!」
何事かと騒々しくなる周囲の天使達、訳も分からずララは国王の御膳へと連れていかれました。
小説をあまり読まない為、脚本調になっています。




