呼び出し…?
僕自身も男子が多い中学校に通ってますが…
やっぱり男子のカップルは、少ないです。
つきあってても,周りに言っていない子もいます。
いつかその子達がカレカノみたいに堂々とできる日が来たらいいのに。
(別に見たいとかいう下心があるわけじゃな((←
柳田はクスッと笑ってから、体を解放してくれた。
僕は恨めしげに柳田を見上げるが、柳田は全く気にせずただニコニコと笑っていた。
そこで僕は思い出した。柳田の周りにはいつも取り巻きがいる。いつもだ。
恐る恐る周りを見渡すと目! 目! 目!
僕はヒュッと息を飲み込んだ。
これだから嫌なんだ! 柳田の周りにいるといつも注目されちゃうから、
そんな事今更柳田に訴えたって聞いてもらえないのは分かっていたので、柳田を睨むのをやめて教室に向かおうとした。
が。運の悪いことに、振り向いた先にはこうちゃんと春はおらず、その代わりに月山と大川がいた。
「げっ」
盛大に顔をしかめた僕に爆笑してた大川が
「おいおいなんだよ、“げっ”て。
俺はおめでとうって言いにきたんだぜ?」
と言ってニコリと笑った。
続いて月山も
「…三位おめでとう」と柔らかい笑みで告げた。
春と同じザスポーツ系男子の大川は春とは違ってめちゃめちゃガタイがいい。しっかりした質の髪の毛にこんがり焼けた小麦色の肌。そこに堀の深いイケメン顔なんだから、男子の憧れにならないわけがない。
月山は大川と正反対のタイプ。
肌は白くてフワフワした茶色い猫っ毛。
茶色い目はどこか儚げな雰囲気を醸し出している。
二人は心からおめでとうと祝ってくれているのはわかる。わかるが、これ以上の注目は毒だ。
さっきから手汗は止まらないし、注目されてるのが恥ずかしくて顔に熱が集まっているのがわかる。
「ありがとう。」
二人にニコッと微笑んで、教室まで急ぎ足で戻る。
教室に着いた瞬間僕は勢いよくドアを閉めて深い深いため息をついた。
それから席につき今日の教科の準備を始める。
机の中には僕は何も入れない主義である。
なぜならこの教室は放課後部活で使用されるから。
物を入れといてなくなってたら嫌だもん。
教科書を一気に机に入れようとすると教科書は何かに突っかかったように奥まで入らない。
「…ん?」
教科書を机の上に置き、机の中に手を突っ込むと
数枚の手紙が入っていた。
「手紙?誰から?」
友達の少ない僕はこうちゃんと春を目で探すが、今は教室にいないようだった。
手紙をもらうなんて、いつぶりだろうか。
今までの疲れが一気にすっ飛んでいって、ウキウキし始めた。
手始めに一番最初に抜いた水色の手紙を開けてみる。
宛先も差出人も全部書いていなかったが、自分の机なんだ。多分自分宛。
「えー何何、うーんっと、…」
そこには
『話したい事があります。
放課後、会議室で待っています。』
と書いてあった。
「話したい事?なんだろう…あっこのまえなくしたタオルの事かな?でも僕部活あるんだよなぁ」
僕は頬杖をついて空を見上げた。
どうするか。
**
結局僕はその人のところに向かう事にした。
吹奏楽部の顧問の先生にはちゃんと“呼び出しをされたので遅れます”との主旨を伝えた。
因みに他の手紙は、中に差出人が書いてあり、好きですと書いてあったり、サインを欲しいと書いてある物とかだった。
僕のサインなんて需要あるのか?なんて思ったけど欲しいと言われたので、断る理由もなく昼休みにあげにいった。
さてさて。今僕は会議室にいるわけなんですけども。
なんで数人に取り囲まれているのだろうか。
僕のタオルはどこだろう。あれ幼馴染みとお揃いだから、返して欲しいな。
ニタニタ笑うガタイのいい人たち。
僕は何かしたのかもしれない。
怖い。
「あ,あのぉー、僕何かしましたでしょうか」
思わず両手を上げて降伏を示しつつ口を開く。
僕に害そうなんて気はありません。
1ミリたりともありません。
僕の目の前にいたガタイのいい人は何かを上にかざした。
「いいや。ただ、これを見てほしい。」
急に前にいた人たちは一斉にはけて、前方にある大きいスクリーンには
『島ブラザーズファンについて』
と大きな文字で書かれていた。
僕達
僕とこうちゃんと春は全員“島”とつき仲が良いことから、「島ブラザーズ」と呼ばれているのは知っている。
「……はい?」
精一杯理解しようと頭をフル回転したが、まったくもって意味がわからなかった。
登場人物紹介した方がわかりやすいですか?
いつもいつも読んでくださって、ありがとうございます!学校も試験もあるので,暇を見つけてチマチマ書いていきたいと思います(*・ω・)ノ




