表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
27/31

従者の恋心

 カフェでローズマリーと別れ、急いてオレガノと待ち合わせをしている場所へ

辿り着いたフェンネルは自分の乗る馬へオレガノを後ろへ乗せ、今度はメリッサの家へと向かっていた。


「大体は以前話した通りだが、メリッサが不在の時にうちの騎士団の誰かが交代でオレガノを連れていく手筈を取る。日中、家の掃除や他にメリッサがお願いしたい事があるらしいから合わせて対応を頼む」


「かしこまりました」


 フェンネルが事務的な話し方で淡々と再度役割と要件を伝えると、オレガノは

即座に答え返した。



「……あと、いい加減アルニカの事は諦めろ。賢いお前なら分かっているはずだ」


 突然フェンネルが指摘をした事に、オレガノは一瞬驚き目を見開いたが

小さくため息を付くと、俯きながら答えた。


「フェンネル様はお見通しだったのですね。

………分かっております、身分の問題ではない事も。

アルニカ様は昔から誰も寄せ付けない方でしたのに、メリッサ様に出会ってから

短期間の間にとても変わられた……」


 その落ち込み様を背中越しに感じ取ったフェンネルが後手で

ハンカチをオレガノに差し出しながらぶっきらぼうに答えた。


「お前みたいな恋煩いがこれから行く所にもいるから、一緒にお前もメリッサに

診てもらえ」


「⁉」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ