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ある日突然世界が滅亡したら…  作者: 水上イリス / ICCHAMA
第5章 再会、だが新たな災害の影
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[外伝] 犬田家の避難生活

 ミサイル着弾の後、脱出できた私はすぐに家へと帰った。賢一はまだ帰っていなかった。とりあえず私、妻、娘の3人で必要最低限のものを用意することにした。家は半壊で危険はあったが、なんとか防災グッズなどをまとめることができた。

 しばらくすると国軍がやってきた。どうやら大規模避難計画なるものが実施されるらしい。この地域は甚大な被害がでたため、別な地域に移動となるようだ。賢一の無事が分からないが、これには従うしかない。仕方なく家族3人で機体へと乗り込んだ。

 数十分ほど移動した後、マンションが連なる丘へと案内された。どうやらしばらくの間というか当分、ここで生活を送ることになるようだ。いきなり新たな土地で生活を営むことになったことに若干不安はあった。だが、マンションには近所の人もたくさん住むようなので全くの孤立状態にはならなそうでそんなに不安は大きくなかった。

 私たちの新しい生活が始まった。街へ買い出しにいったり、ゴミ出しをしたり、仕事を探したりすることは山積だった。しかし、街の人たちはいい人ばかりで気持ちに寄り添ってくれたりサポートをしてくれたり、本当にお世話になった。無事に仕事先も見つかり、稼ぎもでるようになった。何とかうまくやっていけそうだと思えた。あと気がかりなのは賢一の安否だ。でも心配することでもない。あいつは強い。いつかまた会えるだろう。そう信じている。

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