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光
初めて会った頃、貴女はいつも光の中にいました。
仕事場が屋外だから、という訳ではありません。どんな作業をしていても楽しそうだったのです。あの、苗の件で怒っていた時でさえ。
覚えはありませんか?
翻って自分のことを鑑みれば、……客観的には華やかで明るい場所にいたにもかかわらず、なんとなく自分の周りが薄暗く感じていました。
いえ、違いますね。
貴女の周りがあまりに鮮やかだったので、自分の周りが暗く感じられたのでしょう。
それでも、私はその明るい場所に立つことはできない、と思っていました。
貴女が、
貴女があの薄暗がりに手を差し延べてくれなければ、私はここにいなかったでしょう。
……まあ、手を伸ばさざるを得ない、と思い込むように仕向けた、という自覚はありますが。




