第2話「土佐の亡霊」
水面は、まだ揺れていた。
明治が映っていた。石造りの建物が映っていた。煉瓦を積んだ壁が、碁盤目に区切られた街並みが、制服を着た人間たちが映っていた。刀のない腰が映っていた。誰も刀を持っていなかった。腰に何もない人間が、整然と歩いていた。
五人はそれぞれの距離で水面を囲み、それぞれの沈黙を持っていた。
龍馬は腕を組んでいた。水面を見るともなく見て、どこか遠くのことを考えているような目をしていた。沖田は少し飽きたような顔で水面の端をつついていた——つついても何も起きなかったが、それでもつついていた。水面に触れると何か変わるのではないか、という実験を、もうずいぶん続けていた。何も変わらなかった。土方は立ったまま動かなかった。近藤も動かなかった。二人の間に言葉はなかったが、それは気まずい沈黙ではなかった。ただ並んでいる、という沈黙だった。
武市半平太だけが、水面を見ていなかった。
白い空間の、遠い方を見ていた。
何かを感じ取っていた。感じ取っていた、というより——感じたくなかったものを、感じてしまっていた。背中に、視線があった。視線というより、重さだった。誰かの存在が、空気の密度として、背中に貼り付いてきていた。
*
影は、端の方にいた。
小さかった。人の形をしていたが、縮こまっていた。壁に張り付くような立ち方だった——この場所に壁はないのに、そういう立ち方だった。存在を消そうとしているのか、それとも存在していいのか分からないでいるのか。どちらにも見えた。あるいはその両方だったかもしれない。
龍馬が、最初に気づいた。
腕を組んだまま、視線だけをその影に向けた。少し目を細めた。分かった。誰かは、すぐに分かった。土佐の出身なら、あの気配を知らないわけがない。
龍馬はちらりと武市を見た。
武市の背中が、かすかに硬くなっていた。気づいている。気づいていて、振り向けないでいる。
龍馬は何も言わなかった。
これは武市が向き合うべきことだと、分かっていた。
近藤が龍馬の視線を追って、白い空間の端を見た。
目を細めた。輪郭がまだ定まっていない影を、じっと見た。気配だけで分かった。あの縮こまり方、あの体の大きさ——京の街で何度も追った影だ。
影が、少しずつ輪郭を固めていった。縮こまった体の形が、はっきりしてきた。
土方が、わずかに体を動かした。
動かした、というより——構えた。意識しない構えだった。新選組副長として、京の街で何度も対峙してきた男の名前が、体の記憶に残っていた。岡田以蔵。人斬り以蔵。土佐勤王党の刃として、幕吏を何人も斬った男。その男の気配を、土方の体は覚えていた。
「……以蔵か」
土方が、低く言った。声に出すつもりはなかったが、出た。
沖田が影を見た。見て——少し表情を変えた。珍しい変わり方だった。いつもの軽さが、一瞬だけ引いた。
「久しぶりですね」
沖田が言った。
影に向かって言った。聞こえているかどうか分からなかったが、言った。
「以蔵さん」
以蔵さん、という呼び方だった。敵でも味方でもない、ただの知り合いに言うような呼び方だった。しかしその声には、何かが混じっていた。沖田総司が何かを混じらせるのは、珍しかった。
武市は振り向かなかった。
振り向けなかった。
誰かは、分かっていた。あの歩き方は、あの気配は——土佐で何度も見た。道場で、夜道で、仕事の前と後で。武市の命令を待つときの、あの縮こまった立ち方だ。体を小さくして、しかし目だけは武市から離さない。褒められたくて、認められたくて、それだけで生きていたような男の立ち方だ。
岡田以蔵だ、と武市は思った。
来た、と思った。
恨みに来たのだろう、と思った。当然だ。自分が以蔵を道具として使った。人を斬る道具として。勤王の志のためと言えば聞こえはいいが、結局は使った。使い潰した。土佐の街に血を流させた。最後には守れなかった。土佐藩に捕らえられ、拷問を受け、処刑された。その間、武市にはもう何もできなかった。自分も捕らえられていた。牢の中で、以蔵が鳴いているのを聞いた。聞きながら、何もできなかった。
受け止めよう、と武市は思った。
どんな言葉を投げつけられても、受け止める。それだけが、今の自分にできることだ。理屈ではそう思えた。しかし体が、振り向くことを拒んでいた。
武市は、ゆっくりと振り向いた。
意地で振り向いた。
*
以蔵は、泣いていた。
武市と目が合った瞬間に、泣いていた。
声はなかった。ただ、目から何かが流れていた。この場所に涙が存在するのかどうか、武市には分からなかった。しかし確かに、以蔵の目から何かが流れていた。頬を伝って、顎から落ちていた。
「先生」
以蔵が言った。
声が震えていた。怒りで震えているのではなかった。まったく別の何かで震えていた。喜びで震えている声というものを、武市はこれまで聞いたことがなかった。しかし今、それを聞いた。
「会えた」
それだけだった。
武市は、言葉を失った。
恨み言を覚悟していた。怒鳴られることを覚悟していた。刀が斬れないと知りながら、それでも斬りかかってくるかもしれないとさえ思っていた。しかし——泣かれるとは、思っていなかった。喜ばれるとは、思っていなかった。
以蔵はそのまま、よろよろと武市の方へ歩いてきた。
歩き方が、あの頃のままだった。少し前傾みになって、大きな体を縮めるようにして歩く。獣のような瞬発力を持つ男が、武市の前ではこうして縮んだ。いつもそうだった。
以蔵は歩きながら、ふと気づいた。
視線があった。武市からではない別の視線が、横から刺さっていた。振り向いた。
土方歳三が、こちらを見ていた。
構えてはいなかった。しかし構えようとしていた——そういう目だった。京の街で、何度も追いかけた目だった。以蔵もその目を知っていた。新選組の目だ、と体が覚えていた。
以蔵は一瞬、固まった。
しかし——沖田総司が、その間に入った。入った、というより、視線を向けた。
「以蔵さん」
沖田が言った。さっきと同じ声だった。
以蔵は沖田を見た。沖田は笑っていた。いつもの軽い笑みだった。しかしその笑みの奥に、何かがあった。以蔵には分からなかった。分からないまま、以蔵は武市の方へ向き直った。
土方は何も言わなかった。
構えを、静かに解いた。
「先生、わし……先生に、もう一度会いたかった」
以蔵の声は、子どものようだった。
あの頃から変わっていなかった。土佐の道場で、武市の言葉を一言も聞き漏らすまいとしていたあの頃の以蔵が、そのままここにいた。褒められたくて、役に立ちたくて、それだけで刀を振るった男が。
武市は口を開いた。
謝ろうとした。
言葉が、出なかった。
謝るという行為が、この場所では奇妙なほど遠かった。生きていた頃には言えなかった。言う前に全てが終わった。死んだ後で言っても、何になるのか——しかし言わなければならない気がした。言わなければ、武市半平太という男が何者であるかを、自分でも分からなくなる気がした。
「以蔵」
武市は、ようやく言った。
「わしは——」
「ええがです」
以蔵が、遮った。
泣きながら笑っていた。泣き笑いというより、泣いていることと笑っていることが、同時に起きていた。
「ええがです、先生。先生のことを、一度も恨んだことはないき」
武市は答えられなかった。
答えられないまま、武市の表情が——崩れた。
厳しく整えられていた顔の筋肉が、ゆっくりと、ほどけていった。端正な顔の、その奥にある何かが、ほどけた。講義室の教壇に立つ者の顔ではなくなった。土佐勤王党の首領の顔ではなくなった。武市半平太という一人の人間の顔になった。
遠くで、龍馬が小さく息を吐いた。
吐いた息に、いくつかの感情が混じっていた。安堵と、哀しさと、それから——長くここにいなければ分からないような、何かが。
近藤が龍馬の隣に立った。
「人斬り以蔵。京で何度も名前を聞いた」
近藤は武市を見た。
「武市半平太の弟子が——あんな顔をするのか」
「そういうもんじゃ」
龍馬は言った。フランクだった。
「なぜ」
龍馬は、しばらく答えなかった。
「それが人間いうもんじゃろ、近藤さん」
近藤は、その答えを咀嚼するように、黙った。
土方が、遠くの以蔵をじっと見ていた。
岡田以蔵。その名前を、土方は知っていた。京の街で何人もの幕吏を斬った、土佐勤王党の人斬り。新選組が京の治安を固めていく中で、行方を追った男でもあった。以蔵が捕らえられるきっかけを作ったのは、新選組だった。
土方はそのことを覚えていた。覚えていて、黙っていた。
*
その空気を、断ち切るものがあった。
気配だった。
さっきの以蔵のそれとは、全く違う気配だった。以蔵が縮こまった影だったとすれば、こちらは——広がる影だった。白い空間の中で、その存在だけが別の濃さを持っていた。広がりながら押してくる、圧のある気配だった。波のように押してくるのではなく、水が染み込んでくるように——気づいたときには、もう包まれている。そういう気配だった。
武市が気づいた。
気づいた瞬間、血の気が引いた。足の裏から、冷たいものが這い上がってくるような感覚があった。
吉田東洋だった。
土佐藩参政。この国を変えようとした男。古い土佐を内側からぶち壊すつもりだった男。圧倒的な知性と、それを裏打ちするような存在感を持つ男。武市が最も憎み、最も恐れ、そして岡田以蔵に命じて暗殺させた男が——そこに立っていた。
歩き方が、静かだった。
急いでいなかった。急ぐ必要がない、という歩き方だった。どこまで後退りしても追いつく。そういう確信が、その一歩一歩に宿っていた。大股でもなく、小股でもなく——ただ確実に、距離を詰めてくる。
殺気があった。
目に、殺気があった。武市を見ていた。ただ武市だけを見ていた。その目に、土佐参政の威圧が全部入っていた。理屈ではない圧迫感だった。生前から、東洋の目はそうだった。見られるだけで、自分の全てを値踏みされるような目だった。
その目が、じわじわと武市に向かってきた。向かってくる、というより——剥がれてくる、という感覚だった。東洋の視線だけが白い空間を横切って、武市に貼り付いてくるような。
武市は、後退りした。
一歩、また一歩。足が勝手に動いた。額に汗が滲んだ。この場所に汗が存在するのかどうかも分からなかったが、確かに滲んだ。額が、じわりと濡れた。
東洋は何も言わなかった。
ただ歩いてきた。ゆっくりと、確実に。急がなかった。急ぐ必要がない、という歩き方だった。どこまでも後退りしても、東洋は追いついてくる。そういう確信が、その歩き方にあった。
武市は立ち止まれなかった。後退り続けた。
その光景を、龍馬は見ていた。
見ながら——笑いを堪えていた。口元を手で覆っていた。肩が小刻みに揺れていた。知っていたからだ。東洋という男を、龍馬は生前から知っていた。あの殺気がどこへ向かうのかも、知っていた。
東洋がちらりと龍馬を見た。
目配せだった。芝居だ、という目配せだった。
龍馬が目配せを受け取った。肩の揺れが、少し大きくなった。
近藤が龍馬を見た。
「何がおかしいんですか」
近藤は首をかしげた。この場の何が笑いの種になるのか、近藤には全く分からなかった。土方も同じ顔をしていた。二人とも、この土佐の事情に全く入れていなかった。
沖田だけは、何となく察したような顔で水面を見ていた。笑いを正面から受け取ると空気が壊れると、本能的に分かっているような顔だった。
*
東洋が、武市の目の前に立った。
武市は後退りの限界まで来て、止まった。止まるしかなかった。足が止まった。逃げることも、向き直ることも、できなかった。
二人は向かい合った。
沈黙があった。
水面が揺れていた。その揺らぎだけが、時間の代わりにこの場所を動かしていた。
東洋の目が、武市を見ていた。
武市は、その目から逃げなかった。逃げることをやめた。どんな言葉が来ても受け止める、という覚悟を、もう一度引っ張り出した。一度以蔵のために使った覚悟を、また引っ張り出した。引っ張り出しながら、それでも額の汗が止まらなかった。
東洋が、口を開いた。
「——おまんらのおかげで」
間があった。
一瞬の間があった。
「肩の凝りがとれたわ」
その場の全員が、一瞬、固まった。
武市が固まった。以蔵が固まった。土方が固まった。近藤が首をかしげたまま固まった。
東洋は、笑っていた。
さっきまでの殺気が、どこかへ消えていた。顔の筋肉が、全部緩んでいた。一気に、全部緩んでいた。参政の威圧も、知性の重さも、全部どこかへ行っていた。そこにいるのは、ただの陽気な土佐の男だった。
破顔、という言葉がこれほど当てはまる顔を、武市は見たことがなかった。
「ずっと、かたくなっちょったき。死んでまで参政面しちょっても仕方ないろう」
東洋は言いながら、大きく首を回した。ごきり、と音がするような仕草だった——音は出なかったが、そういう仕草だった。
龍馬が、とうとう笑い声を出した。
堪えきれなくなった笑い方だった。白い空間に、その笑い声が広がった。
*
「龍馬は知っちょったがか」
近藤が龍馬に言った。呆れたような、しかし怒ってはいない声だった。
「まあ、な」
龍馬は笑いながら答えた。
「東洋さんはこういう人じゃ。生前から知っちょった。参政の顔と、素の顔と、両方知っちょったき」
近藤は東洋を見た。今の東洋は、さっきの殺気のかけらもなかった。首を回して、肩を回して、死後の体をほぐすような仕草をしていた。
「あの人が——武市さんを恨んでいるのかと思っていました」
「東洋さんはそういう人間じゃない」
龍馬は言った。
「器が違うがじゃ」
武市は、東洋を見ていた。
信じられない、という顔だった。生前の東洋は、武市にとって常に壁だった。冷たく、高く、越えられない壁だった。土佐藩の中で、あの男だけは別格だった。身分の壁ではなかった。才覚の壁だった。武市がいくら努力しても、東洋はその努力の先にいた。認めてもらえないと思っていた。見下されていると思っていた。
「先生」
龍馬が、武市に向かって言った。
「東洋さんはな、身分のことなど、本当はどうでもよかったがじゃ」
武市は黙って聞いていた。
「才のある者は取り立てる。それが東洋さんの考えじゃった。家柄がどうとか、藩の格式がどうとか——そういうことより、その人間に何ができるかを見ちょった。侍でも、農民でも、才があれば登用するつもりじゃった」
東洋は水面の方へ歩いていった。武市に背を向けながら、しかし聞いていた。その背中は真っ直ぐだった。緩んでいた顔とは違う、真っ直ぐな背中だった。
「武市さんのことも、嫌いじゃなかった」
龍馬は続けた。
「むしろ——買っちょった。この男は大きくなる、と思っちょった。才がある。志がある。熱がある。じゃから、あえて距離を置いた。冷たくした。もっと大きな人物になって欲しかったき。かわいい弟子ほど厳しくする、いう話と同じじゃ」
武市は、答えなかった。
答えられなかった。
生きていた頃に東洋に向けていた憎しみが、今この場所で——静かに、形を変えていた。燃料が消えていくような感覚だった。東洋への憎しみを燃料にして、土佐勤王党を率いてきた。憎しみがあったから、動けた。しかしその燃料が、音もなく尽きていく。残るのは——何だ。
「武市」
東洋が、水面を見たまま言った。
振り向かなかった。
「お前が土佐を変えたかったのは、分かっちょった」
武市は、東洋の背中を見ていた。真っ直ぐな背中を見ていた。生前、何度も見た背中だった。いつも遠かった。追いかけても、追いかけても、遠かった。
「やり方が、惜しかった」
それだけだった。
怒りではなかった。批判でもなかった。ただ——惜しかった、と言った。もっと別の道があったはずだ、という言葉だった。
東洋はそれ以上何も言わなかった。水面を見続けた。明治が揺れていた。東洋が変えようとした土佐の、その先の世界が、水面に揺れていた。東洋が生きていれば、あの世界はまた違う形になっていたかもしれなかった。
武市は、長い間、黙っていた。
*
以蔵が、武市の隣に座った。
さっきと同じように、音もなく。ただ、そこにいた。武市の隣に、当然のように座った。生前からそうだった。武市の隣に、いつも以蔵はいた。
武市は以蔵を見なかった。水面を見ていた。しかしその視線が、さっきとは少し違っていた。何かを探している目ではなかった。何かを、ただ受け取っている目だった。
「先生」
以蔵が言った。
「わしは、先生についていって、よかったと思うちゅう」
武市は答えなかった。
「先生が正しかったかどうかは、わしには分からん。けんど——先生がわしを、一人前の人間として扱うてくれたのは、本当じゃった。他の誰もわしをそう扱わんかった。先生だけじゃった」
武市の喉が、かすかに動いた。
何かを言おうとして、言わなかった。言葉が、まだそこまで来ていなかった。胸の中には言葉があった。しかしそれが喉まで上がってくるのに、もう少し時間がいった。この場所に時間がないとしても、武市にはもう少し必要だった。
水面が揺れていた。
東洋は水面の前に立っていた。背中が、生前と変わらず、真っすぐだった。
龍馬は少し離れた場所で、腕を組んで、この光景を見ていた。笑ってはいなかった。土佐が生んだ男たちが、それぞれの重さを持ってここにいる。それをただ、見ていた。
近藤が龍馬の隣に来た。
小声で言った。
「土佐というのは、複雑なところですね」
龍馬は少し間を置いてから、答えた。
「どこも、複雑じゃ」
近藤は頷いた。
その答えに、反論できなかった。江戸も、武蔵も、複雑だった。人間のいるところはどこも複雑だった。それだけのことかもしれなかった。
沖田は水面の端で、また何かをつついていた。
今度は少し方法を変えて、指先ではなく掌でつついていた。何か変わるかもしれない、という期待を捨てていなかった。
*
誰も、次の言葉を選ばなかった。
東洋と武市の間に、言葉はなかった。以蔵と武市の間にも、もう言葉は要らなかった。言葉の代わりに、ただそこにいることが、言葉の代わりをしていた。
答えは出ていなかった。
東洋が「やり方が惜しかった」と言った。それが答えなのか、問いなのか、まだ誰にも分からなかった。武市自身にも分からなかった。しかし——何かが、動いた。
生きていた頃には動かなかった何かが、この場所で、少しだけ動いた。
固まっていたものが、少しだけほどけた。
燃料が尽きた後に残るものが——少しだけ、見えた。
水面は揺れていた。
明治が揺れていた。
土佐が生んだ男たちの、それぞれの夢と憎しみと後悔と、それから——後悔の先にある何かが、水面の向こうに溶けるように、揺れていた。
風はない。時間はない。
ただ揺れている。
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第2話「土佐の亡霊」——了
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