6.昼を食べる友人たちが東の森の差し入れ隊を作りましたわ
あれから2日程経ちました。
カフェの詳細をお店に伝えました。
後は出来上がるのを待つばかりですわ。
少し時間はかかると言われましたけれど、どのくらいかかるのかしら。
陰からの報告は、二つありましたわ。
一つ目は、ウルリケ皇子とミリアナ嬢がすれ違いながら微笑みあっていたそうですの。
出会いの妨害は間に合いませんでしたのね。
修道院探しを領内を見学するだけにして、逃亡する外国を選びますわ。
二つ目は、ミリアナ嬢が東の森に入ったそうなの。
うちの騎士達が練習している所に出会って、そのまま帰って来たそうですわ。
まだ100%の遭遇率になっていなかったのかしら、妨害が間にあったのかしら、どちらにしても、マイケル様と会わなくて良かったわ。
そして今日のお昼の雑談の時間です。
ミリアナの話が少なくなって、長閑になりましたわ。
「あら、そのリボン初めて見ますわね。」
「この前買いましたのよ。」
リボンが良く見える様に頭の位置を変えます。
「良くお似合いですわ。どなたに見せますの?」
「見習い騎士のマロリー様……と言いたいのですけれど……」
マロリーってうちの騎士見習いのマロリーかしら?
見た目も良いけれど、実力もあって有望株だってアーロンが言ってましたわね。
「あの方最近見かけませんものね。」
「以前はよく訓練場にいらしたのですけれど。」
皆が目を合わせています。
そういえば言っていませんでしたわ。
「わが家の見習い騎士達は、最近東の森で鍛錬しておりますわ。確か他の方も何人かそちらで鍛錬されていたかと……」
「まあ、東の森ですの。」
「マロリー様もそちらにいらっしゃるのかしら。」
「アルフィオーネ家の皆様が行かれたのでしたらクランク様も……」
「見学に行きたいですわ。」
どうぞどうぞ、たくさんいらして。
「良いですわね、森の中ですと訓練場より近づけますかしら。」
「あまり近づくと危険ですし、邪魔になりますわよ。何事も節度ですわ。」
それはそうですわね、けが人が出てはまずいですわ。
「そうですわね、差し入れ、受け取っていただけるかしら。」
「良いですわね、差し入れ、何を持っていきましょう。」
「飲み物やタオル、食べ物も良いですわね。」
「あまり被らないと良いのですけれど。」
「飲み物、タオル、食べ物をそれぞれ1人づつにしたらいかがかしら。毎日順番に。大勢が差し入れても騎士様方の迷惑になるだけですし。」
「それもそうですわね、飲み物、タオル、食べ物で一日3人までですわね。」
「ええ、毎日順番にすれば良いのですわね。」
「人気の方は、ですわね。」
あら、みなさんにこにこしてるわ。
「差し入れる人が一人なら3つとも差し入れても文句はでませんわ。」
「婚約者や恋人は3つとも差し入れても良いですわよね。」
「差し入れないと可哀そうですわ。」
「ですわね。」
「折角他の方は少ないのですもの、みんな仲良く、ね。」
「「「「はい。」」」」
ついでにミリアナ嬢が来た時も順番に入れてしまってちょうだい。
◇◇◇◇◇
何もなく夕方になったわ。
今日はお兄様のイベントの日だったのだけれど、ヤンセン様は上手く行ったのかしら。
帰ってからの影の報告が楽しみだわ。
今日も図書室で、ミリアナ嬢が来ないか見張るわよ。
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(一時間経過)
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この綴り何かしら。辞書を取って来ないと分からないわね。
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(二時間経過)
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宿題終了!
今日もやり切ったわ、さあ帰りましょう。
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