しんふかくいる
余裕を持って構想を考えてるとすぐに締め日が来る
9/11タイトル変更・後書き追加
「どこまで出てくるんですかこの免疫達は!」
走っては見えた部屋を覗き込んで、中の有り無しで色々して出てを繰り返していますが、時間が経つごとに僕を追ってきている免疫魔物群がどんどん増えて来ています。何ですかあれ、殺意の塊みたいなキラーみたいなものも混ざってきました。
「こうなったら一か八か、オレを投げろガシュガシュ」
「ワニトロスをですか!?ここ体内ですよ」
「一か八かって言っただろ。ダメで元々できたら万歳ってとこだガシュガシュ」
「う~ん、そうですよね。頑張って下さい」
走りながらワニトロスを前へ投げるとパペットが蠢き、大きな鰐の姿へ変わります。そのまま床へ――灯りが地面付近で床側に垂れているので多分今居る所は天井だと思いますが――降り立つと沈み混んで行きます。
「よしここの部屋とか通路、巨獣の体内を流用しているが、無機物判定だガシュガシュ」
「なるほど!」
変化したワニトロスが地面としている足下の場所へ潜れた事伝えてきます。
両手の初期配布のパペットにホムンクルスを素材として作ったこのワニトロス達。今明かされる衝撃の事実!ってことはないんですけど、空中を泳ぐワニナノカと物体の表面に潜るワニトロス。装備化したことで独立行動から解除の後のクールタイムが半日程と長くなっていますが、薄い壁だったら一瞬だけ通り抜けられるワニナノカと違い無機物の表面にしか潜れないワニトロスを使えるか考えあぐねていたところでした。
通路を泳げることがわかったワニトロスは投げた先から直ぐに戻ってきて足元から僕を呑み込むと、反対側へ潜り込み先へと泳いでいきます。
「【電影感知覚】。うわっ、遊走している免疫達がまだまだこっちを目指してきてます」
「さすがにこの数を相手に逃げ回るのはオレたちじゃ無理だなガシュガシュ」
「そうですね。ここは無理せず脱出か外のマッコウへの加勢をして倒してしまうことが良いでしょうザシュザシュ」
「ですね。まずはマッコウさんへメッセージを遅れるか試してみましょう」
距離制限が有るため、と言いますか今の巨体だとどう言った判定になるのか分からないため巨獣の体外へ意識を向けてパッシングを打ってみます。
『ハハハハハ!ん?なんだワニトロスか』
「あ、届きましたね。今僕は体内に居るんですけど、免疫反応が高すぎて探索できなくなったので脱出か倒したいんですけど、どうしますか?」
『うむ。ならもう倒してしまおう。多分だがクルミの奴にも迷惑かけてしまっただろうし』
「分かりました。いま僕の場所が分かりますか?体内からなら心臓か脳を狙えると思いますが。出口に近いならそこから脱出しますよ」
『ちょっと待て。んん?反応が鈍いな』
そう言えば今潜って泳いでいました。これでは見つからないかもしれません。目だけ出していたのを首もとまで出しながら少し待ちます。体を出したので免疫達の反応が激しいですね。あ、また新しい免疫魔物が居る。
『おお、そこか。なら……心臓が近いな。お前の位置が、ここ!なら心臓が、ここ!だ。わかったか?』
「はい分かりました。ではHPゲージの共有お願いしますね」
『わかったが、互いに大きすぎてな。頭の位置が悪くてあまりゲージが見えない』
マッコウさんが外から攻撃した様で僕の位置と、心臓の位置辺りに衝撃があり大体の位置が分かりました。なんとか通路外に出られれば早いと思いますが、出られる隙間がありません。
この巨獣は改造魔物の様ですので作成者の癖があったら心臓部屋とか作ってそうですし、最短で繋がってると良いのですが。変に道が折れたりしたらまたマッコウさんに場所を頼みましょう。
エイジェンマ・フラグメント溢れ話
」]
|◎フ <ホムクルスわにさめについて
ワニナノカ
基本性能
空中を泳ぐことができる
特殊能力
一瞬だけ通り抜けられる(点滅することで壁抜けする要領)
水を伝えば配管からでも移動できる(パペットが通れるサイズ)
欠点
ひっくり返ると数秒動けなくなる(仰向けになって叩き付けられる、押さえつけられるなど)
ワニトロス
基本性能
無機物の表面を泳ぐ
特殊能力
隙間が有るなら完全に潜る事で先に行ける(影潜りのようなもの)
体の1部を潜らせていればどんなところでも固定可能(固定している所から引っ張られるように潜れる)
欠点
直接壁を通り抜け出来ない(最低でも1mmないと通り抜けできない、上から降ろすタイプの門は通れない)




