50話㉒
休日まで、委員会の仕事を専念したため、清恵との遊ぶことができなかった。清恵はというとプクゥっと頬を膨らませていた。煌大は構ってくなかった清恵を宥めていた。その代わりとして、何でもいうことを聞くことにした。清恵はその台詞を聞いた途端、目をキラキラにして
「じゃあ、煌大君の家に泊まらせて!!」
お願いしてきた。煌大にとっては願ってもいないことであった。清恵には精霊の使い方を教えておこうと思っていた。煌大はその旨を伝えると清恵は
「え~~!?・・・遊んでくれないの!?」
駄々をこねてしまった。煌大は仕方なく
「分かったよ・・・泊まりたいんだな?」
「うん」
清恵は煌大が言ったことに大きく頷いた。
「仕方ない・・・明日は遊ぶけど・・・夜は俺が主導権をもらうぞ」
煌大は意地の悪い笑みをしながら言うと清恵は何を想像したのか一瞬にして顔を真っ赤にした。煌大はそれを見て
「おやっ・・・顔が真っ赤ですが・・・何を考えておりますかな?」
ニヤニヤしながら言う煌大に清恵は完全に顔を真っ赤にして茹蛸状態になっていた。そしたら、煌大は何か閃いたのか意地の悪い笑みをしていた。清恵は気づいていなかった。まず、煌大と清恵はまず、清恵の家に行き、その後、朝宮家に帰宅すると、夕食を取り、風呂にはいって部屋に入って眠りにつこうとした清恵。だが、部屋というのが煌大の部屋だったが。そしたら、部屋に入ってきた煌大の姿に清恵はポォーと見ていた。こういうのを恋は盲目というのか恋は麻薬というのか。清恵は煌大の姿にポォーとトロ顔で見ていた。煌大はトロ顔の清恵を見て何かのスイッチを入ったのか。清恵の方に襲いかかった。そこから先は割愛させていただこう。
翌日、目を覚ますと、顔を真っ赤にした状態で煌大を見ていた清恵。おそらく、昨晩のことを思い出していたんだろう。煌大は清恵を見て
「ごめんなさい・・・清恵・・・」
手を重ねて謝るが、清恵はというと右手で口を押さえながら、頬を少し赤くし、なんとも可愛らしい仕草で
「や、やるなら良いけど・・・で、で、できちゃったら・・・どうするのよ」
言い返す。煌大は昨晩と同じようにスイッチが入りかけてしまいそうな衝動に駆られてしまった。それだけ、今の清恵は煌大を誑かすだけの魅了を醸し出していた。
その後、二人は私服に着替えて朝食を取り、バイクに乗って街にくり出した。美雪姉、結女姉、彩華姉は街にくり出した二人をいや、清恵を見ていた。
「何かあったのかしら?」
「さぁ・・・清恵の方には何かあったとしか考えられないのですが・・・それよりも・・・」
「あぁ・・・煌大の腕が数段強くなっていやがる・・・いったいどうなっているんだ?」
三人はそれぞれの意見を言っていた。銀次、小雪、恵美、美琴だけは理解したような表情をしていた。




