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50話⑳

 煌大は清恵を連れて駐車場にあるバイクに乗って清恵の自宅に送ろうとした。だが、銀次からの連絡が入る。その内容は


「(今日は清恵さんを家に泊めて明日一番に聞きたいことがあるから連れてきて欲しい・・・ハクリュウとシュウから報告があってね・・・陸遄くんと周一くんもお前のように翳りが晴れたような顔をしていたって言ったから・・・とにかく・・・清恵さんを撃ちに連れてきて欲しい・・・早ければ今夜に終わるかも知れないがな・・・当然・・・煌大・・・お前も立ち会えよ)」


 という連絡があって煌大は清恵を朝宮家に連れて行った。しかも、一度清恵の家に行ってからだ。朝宮家に着くと、煌大は清恵を銀次の所に連れていくと、そこには小雪もいた。銀次は小雪に目線を合わせ、アイコンタクトを取ると清恵の方に向いて


「清恵さん・・・君に一つ聞きたい・・・君は俺の組織・・・『ジ・エンパイア』に入るか?」


清恵は銀次が言っていることに首を傾げるが、銀次が真剣な表情をしているので、真剣な表情をして言い返した。


「どういう意味ですか?」


「わかりやすく言うと・・・君を我が組織の一員として正式に向かい入れる予定だった・・・本当は夏までにしようかと考えたが・・・君の要望ならば・・・今すぐにでも執り行える・・・君の意思を尊重してね・・・だから・・・「入ります」・・・えっ?」


 銀次は清恵が入ることに少々驚くと清恵は


「入ります・・・入れば・・・煌大くんと一緒にいられるんですよね?」


「まあ・・・そうだな」


「だったら、入ります・・・いえ今すぐにでも!!」


 真剣な表情で覚悟の籠もった目をする清恵を見て銀次は


「どうやら・・・俺の予想通りになったな・・・小雪」


「えぇ・・・清恵は好きな人のためなら命をかけますから」


「否定はしない・・・お互い似たもの同士ということだ」


「そういうことです」


「それじゃあ・・・煌大・・・お前が彼女に俺のトレードマークを付けろ」


 煌大ははぁっと息を吐き


「覚悟は良いんだな?」


 コクッと頷く清恵に煌大は


「どこに刻まれたい?」


「煌大くんはどこに刻まれているの?」


「俺は背中に刻んである・・・なるほど・・・つまり、背中だな」


「うん」


「あい分かった・・・それじゃあ・・・父さん・・・後は自分の部屋で・・・」


「寝込みを襲うかい?」


 銀次が言ったことに清恵は顔を真っ赤にする。煌大はというと


「それは良いですね」


 銀次に同意していた。清恵はというとプッシューーーーーーと頭から煙を上げ、茹蛸状態になっていた。煌大は茹蛸状態の清恵を連れて部屋に向かった。小雪はというとうふふっと笑みをこぼしていたと明記しておこう。


 二人は部屋に入ると清恵は制服を脱いで、煌大に背中を向ける。煌大は清恵の背中に右手を当てると清恵は一瞬ビクッとなったが、すぐに落ち着きを取り戻して、煌大に身をゆだねた。そしたら、煌大は清恵に闘気を送り込むと清恵の背中に変化が生じた。背中から『ジ・エンパイア』のトレードマークが浮かび上がってきたのだ。煌大はそれを確認すると清恵に鏡を通して確認させた。さらにいうと、煌大も制服を脱いで自身の背中を見せる。背中に刻まれているトレードマーク。清恵はそれを見て、煌大とお揃いというのに嬉しがっていた。そしたら、煌大は清恵に寝間着を渡す。清恵は大至急、寝間着に着替えてベッドの中に入り込んでしまった。煌大もすぐに寝間着に着替えてベッドに入り込み、清恵を抱きつくように眠りに入った。清恵は煌大に抱きつかれて顔を赤くするが温もりを感じるので、安心して眠りについた。

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