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50話⑭

 その後、煌大は剣議連本部に呼ばれた。剣議連本部で生徒会長の白崎真由美会長、風紀委員長の綿鍋真希委員長、剣技連会頭の大門寺勝本会頭と話していた。


「っで・・・当初のことを見ていないんだな?」


「はい・・・自分は見たのは桐山先輩と御堂先輩の口論からで・・・」


「そうか・・・煌大くんは最初から手を出さなかったんだな?」


「はい・・・詳しくは録画機に記録されている映像で確認してください」


「分かった」


 綿鍋風紀委員長は言いたいことを話すと、白崎会長が


「煌大くんが手を出さなかったのは・・・そこまでになることはなかったからだと思ったからなのね」


「はい、その通りです」


 煌大は淡々と答えると大門寺会頭が


「朝宮・・・一つか二つ聞いていいか?」


「どうぞ」


 煌大は大門寺会頭の問いを言い返すと


「桐山が下手をすれば死んでいたのかも知れないとは?」


「はい・・・あの時・・・御堂先輩から僅かではありますが殺気を感じ取りました・・・本人は気づいていなかったようですが・・・それに彼女からはマインドコントロールを受けられている可能性を示唆しました」


 煌大が問いにそう答えると大門寺会頭は


「そうか・・・ご苦労だった・・・もう帰って良いぞ」


「では、失礼します」


 煌大はそう言って剣議連本部を後にした。一方、本部では、会長、委員長、会頭の三人はこの後にやって来た二人にわけを聞くことにした。だが、そこに加藤副会長がいたことは偶然であった。本部に入ってきた桐山、加藤、そして、陸遄。まず、陸遄が聴取した内容を報告すると不可解な点が発見したと陸遄は報告した。報告したら、大門寺会頭は桐山に


「桐山・・・怪我は大丈夫か?」


「はい・・・大丈夫です・・・会頭・・・申し訳ございません」


 桐山先輩は大門寺会頭に頭を下げた。会頭はそれを見て


「どうやら・・・朝宮がいったことに気づいていて精霊を解放したな」


「はい・・・御堂からは不吉な何かを感じ取って・・・それに気づいて欲しいという思いで精霊を解放しました・・・済みません」


 桐山先輩はあの時、精霊を解放したわけを話すと大門寺会頭は


「分かっているなら、それでいい」


 会頭も納得がいったようだ。陸遄は先に本部を退出すると、煌大たちの所に向かった。




 その後、煌大たちは学院近くの喫茶店でお茶をしていた。しかも、七海は自分のクラスメイトまで呼んでいた。そのクラスメイトは、木幡美紀、東条レオル、吉田嘉彦の三人。ちなみに美雪姉は生徒会の仕事で、結女姉は剣議連で資料作り、彩華姉は取り締まりをしていた。なので、今、煌大と一緒にいるのは、清恵、亞矢、陸遄、周一に加えて、初日に助けた絵美たちもいた。計10人以上はいると記載しておこう。




 清恵は今日のことを聞いてみることにした。


「ねえねえ・・・煌大くん・・・今日のあれはいったい何だったの?」


「あぁ・・・此奴のことかぁ?」


 煌大は自身の精霊刀を見ると清恵はうんうんと頷いた。他に亞矢や七海まで興味を示していた。煌大は仕方なく、自分の精霊の名を明かした。


「俺の精霊は『神竜』・・・この世界・・・いや・・・この宇宙を生み出したとされている精霊の一つだ」


 清恵たちは煌大が端的に言ったことに首を傾げた。陸遄と周一はフウッと息を吐いていると煌大は若干顔を引き攣っていた。そしたら、はぁっと息を吐いて話の続きをし始めた。


「『神竜』は精霊としてレベルは神級精霊・・・つまり・・・神と同等の力を持っている精霊だ・・・精霊の階級について知っているな?」


 清恵たちは煌大の問いかけに知っているとコクッと頷いた。それを確認したら


「俺の精霊・・・『神竜』は宇宙を生み出したとされている精霊と言ったな」


 清恵たちは頷くと


「『神竜』は『天』、『地』、『人』の三つの力を有していて・・・今日使ったのは、『人』の能力だ・・・人体を支配することができる能力・・・それが『人』の能力だ」


 煌大の説明に清恵たちは驚きを上げ、言葉を失っていた。陸遄と周一が話に割り込み


「煌大の精霊には・・・」


「もう一つの名で呼ばれている・・・」


「それは・・・?」


 清恵が二人に問い返すと


「「始祖神精霊」」


「始祖神精霊?」


 清恵は首を傾げながら口にする。そしたら、煌大が


「始祖神は・・・全ての精霊の生みの親であり・・・俺たちが住んでいるこの地球といった星々を生み出した精霊でもあるんだ」


 清恵はそれを聞いて


「そんな精霊聞いたことがないです!?」


「それはそうだろう・・・俺も父さんと母さんから聞いた・・・父さんと母さんの精霊は『神竜』の力を分けた精霊なんだよ」


「その精霊の名は?」


 亞矢が煌大に問いかけると


「その名は『虹竜』と『蛮竜』・・・『天』を司る『虹竜』に・・・『地』を司る『蛮竜』の二体だ」


 煌大はそう話すと傍観していた絵美たちが煌大、陸遄、周一にあることを問いかけた。まず、絵美が


「そういえばさぁ・・・煌大くんと陸遄くんに周一くんは仲よさそうだよね・・・いつ知り合ったの?」


「「「小さい頃から」」」


 三人が同時に答える。二人目は優が


「どういった関係で?」


「幼馴染み」


 周一が答えた。三人目は美鈴が


「煌大くんたちと清恵と亞矢は・・・いつ知り合ったの?」


「入学式後に友達になった」


 陸遄がその質問に答えた。最後に希海が


「じゃあ・・・どういった関係?」


 最後の質問に清恵は顔を少々赤くする。四人は清恵を見てホゥホゥっといじめをしたい目をしていた。そしたら、煌大も同じような顔をしていた。久々に陸遄に爆弾を落とそうと考えた。


「亞矢は陸遄のことが気になっているんだよね~~」


「・・・・・・////////////」


 亞矢は煌大が言ったことに一瞬にして顔を真っ赤にした。陸遄は煌大に抗議の声を上げた。


「煌大ぁーーー!!・・・お前という奴はぁアアアアアア!?」


陸遄は抗議の声を上げている中、周一が


「煌大は清恵に告って・・・付き合っているよ」


 煌大は周一による仕返しを受けて、少々傷ついた。そんな中、四人は奇声を上げ、七海たちはアハハっと苦笑いをしていた。清恵はというと


「・・・・・・///////////」


 顔を真っ赤にして放心していた。

fate apocrypha

アタランテが可愛い過ぎる

猫耳・・・さ、さい、最高だ、ぜ!!・・・ガクっ・・・(倒れ込む)

16:00に予約投稿済み

見てね、読んでね、評価してね・・・雑種風情が!!(ギル)

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