50話⑫
翌日、煌大たちは自動二輪車、車に乗って学院に登校する。学院に向かう途中に清恵と亞矢の家に寄って、二人の迎えをした。清恵は煌大のバイクに、亞矢は美雪姉の車に乗って、学院に登校した。バイクと車を駐車場に止めて、学院に向かうと美雪姉たちと別れて教室に入ると既に陸遄が席についていたので、煌大は陸遄にメモリーチップを渡す。陸遄は煌大が渡したそれを見て大体察しがついたようだ。陸遄はそれを端末に差し込み中身を読むと憤りを覚えたのか怒りの炎を燃やしていた。その後、煌大は陸遄に小さな紙を渡した。陸遄はその紙を読むと固まってしまった。煌大に目線で問いかけると煌大は嘘をついていなかった。だが、意地悪な笑みをしていたとだけは書いておこう。陸遄は亞矢の方に向くと亞矢は気がついたのか陸遄の方に向くが顔を少々赤くするが、プイと前を向いた。陸遄はそれを見て否定しないのかいと嘆いていた。朝から、怒りと嘆きに苛まれてしまう陸前であった。放課後、煌大は風紀委員本部に向かい物資を回収した後、清恵たちと共に学院内の見回りにし始めた。煌大たちは昇降口から校門までストリートを見ると、各クラブが新入生を手にしようと猛獣の目をしていた。清恵と亞矢は僅かだがブルブルと震えていると煌大は清恵の頭に手を置くと清恵は煌大の手の温もりを感じたのかえへへっと嬉しそうな表情になっていたことだけは書いておこう。
煌大はストリートの方で騒ぎが起きていた。一昨日も、起きたのにまたかという心情であった。それを止めに入る煌大。上級生は煌大の顔を見て蒼白して颯爽と元の場所に戻った。煌大は清恵たちを連れて第一小体育館に向かった。第一小体育館に入ると既に内部では紹介の演舞が執り行われていた。煌大たちはそれを見ていると隣から独り言、いや、愚痴を言っている声が聞こえた。




