表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/89

50話⑤

 時を少々戻し、廊下で美雪姉たちと合流した煌大は生徒会室に着くと煌大がドアにノックをした。ドアの向こうの方から「どうぞ」と聞こえてきたので、ドアを開けてはいる。生徒会室に入ると煌大たちは


「失礼します」


「「「失礼します」」」


 煌大が最初に挨拶したら、美雪姉たちも挨拶をした。


「いらっしゃい・・・煌大くん・・・美雪さん、結女さん、彩華さん」


 煌大は生徒会室にいるメンツで見たことがない方々がいたことに気がついた。そしたら、会長は四人を席に座らせると四人に食事を出してもらった。そして、会長が話を切り出し始める。


「煌大くんは生徒会の皆のことは知っていると思うけど・・・知らない方がいるので改めて自己紹介します・・・私は学院の生徒会長をしています・・・白崎真由美です」


「副会長の加藤半蔵です」


「会計の一花鈴鹿と言います」


「書記の西条梓です」


「私は風紀委員長の綿鍋真希だ」


「俺は剣議連の会頭の大門寺勝本だ」


 皆、自己紹介すると会長は


「それでは本題を話させてもらいます・・・美雪さん・・・生徒会に入っていただけないでしょうか?」


「構いませんよ・・・どうせ、煌大が言ったんでしょうけど・・・」


 美雪姉は煌大をジト目で見つめると煌大はアハハハハっと引き攣りながら笑うと真希先輩は


「それじゃあ・・・煌大くんと彩華さんは風紀委員として頑張ってくれるかい?」


「朝宮結女・・・君を剣議連に入ってくれるか?」


「いいぜ・・・乗ってやるよ・・・喧嘩できそうだしな」


「分かりました・・・入らせてもらいます・・・大門寺先輩」


 結女姉と彩華姉は入ることを了承する。風紀委員長の綿鍋真希先輩は


「け、喧嘩って・・・彩華さんは随分と好戦的なんですね」


「好戦的というより喧嘩好きです・・・」


「そ、そうか・・・とりあえず・・・君たち二人を風紀委員に在籍することでいいかい?」


「「いいぜ(ですよ)」」


 煌大と彩華姉は言い返すと大門寺会頭は


「了解した・・・結女といったか・・・君を剣議連に歓迎しよう」


「ありがとうございます」


 結女姉も礼を言うと大門寺先輩は沈黙した。そして、美雪姉の方は


「それじゃあ・・・美雪さん・・・生徒会に入っていただける?」


「はい・・・これからもよろしくお願いします・・・白崎会長」


 美雪姉も了承して言うと白崎会長は微笑んで頭を下げた。そしたら、白崎会長は


「それじゃあ・・・放課後に仕事のことを教えるから・・・放課後にまたここに来ていただけるかな?」


「良いですよ」


 煌大が会長のお願いに答えると煌大たちは生徒会室を後にした。


 その後、美雪姉たちと別れて教室に戻ると陸遄が


「随分と長かったな」


「まぁな・・・放課後も行かなきゃいけなくなったから」


「あいよ」


「それよりも・・・何を企んでるんだい?」


 煌大は笑顔で陸遄に問うと陸遄は煌大の顔を見て内心冷や汗をかいていた。


「(これは絶対・・・バレてる)・・・企むって何をだい?」


「あそこにいる清恵さんが・・・虚取っているところから考えると明梨らへんが・・・下らないことでも考えたんでしょう」


「(バレた)」


 陸遄は昼休みに計画が煌大にバレてしまって冷や汗をかいていた。だが、陸遄は


「もしかして・・・かまを掛けた?」


「あぁ・・・思った通りに図星だったようだね」


 陸遄ははぁっと息を吐いて前を向いた。そしたら、講師が入ってきたので午後の講義が開始した。そして、午後の講義が終えると煌大は陸遄に午後始まる前に行ったとおりに生徒会室に向かった。そして、陸遄は


「はぁ・・・彼奴の巧みに言葉を操って計画を知るとは・・・絶対に敵に回していけない奴だよ・・・全く・・・かなめ様の言葉術には参るぜ」


 陸遄はそう言いながら教室を後にする。そこに周一たちがいて陸遄の顔を見て


「どうやら・・・ばれてしまったようだね」


「あぁ・・・かまを掛けられたよ・・・しょうが無いよ・・・煌大のあれはかなめ様直伝だし・・・仕方ないか・・・計画なんか立てずに本人たち次第じゃないか」


「そうだね・・・後は煌大と彼女次第か」


 二人はそう言って食堂に向かった。教室に残った清恵は煌大のことを思い出していて放心していた。亞矢は清恵のそばに座って眠ってしまった。


 その頃、煌大は生徒会室の前につくとそこに美雪姉たちがやって来たので、一緒に生徒会室に入っていくと既に会長たちが席に座って待機していた。会長たちは煌大たちを見て


「いらっしゃい」


「よっ・・・来たな」


「それでは・・・動くとしよう」


 白崎会長、綿鍋委員長、大門寺会頭はそれぞれの行動を開始した。


「梓ちゃん・・・美雪さんにここの仕事のことを教えて頂戴」


「はい」


「よろしくお願いします・・・西条先輩」


「それじゃあ・・・私たちも行こうか・・・隣が風紀委員会本部だよ」


「わかりました」


「おうよ」


 煌大と彩華姉は綿鍋先輩について行き風紀委員本部に向かった。


「では、俺たちも行くとしよう・・・剣議連本部は体育館の方にあるが良いか」


「構いません」


「行くとしよう」


 結女姉は大門寺先輩について行き、剣議連本部に向かった。その後、それぞれで仕事の仕方を教えてもらうと煌大たちは陸遄がいるのであろう食堂に向かった。だが、煌大は向かう途中、教室に忘れ物をしたので、美雪姉たちと別れて教室に戻っていった。煌大は教室に戻ると教室内には清恵と亞矢がまだ残っていたことに気づくと煌大は教室に入り


「何しているんだ・・・もうすぐで閉鎖時刻だぞ」


「あっ!!・・・煌大さん・・・忘れ物?」


「まぁな・・・それより何しているんだ?」


 煌大は自分の席に向かいながら亞矢に問いかける。しかし、煌大は清恵の顔を見て動きを止めてしまった。放心した状態で座っている清恵に煌大は「おい」と清恵の肩を揺する。そしたら、清恵は意識を取り戻し声がした方向に向くと煌大の顔を見て一瞬にして顔を真っ赤にして


「+*><?<>?+#$%”&」


 声にならない雄叫びをあげて机の上に突っ伏してしまった。耳まで真っ赤にしていたことだけは煌大でも分かった。羞恥といった感情で赤くしていることは煌大にも分かる。そしたら、煌大は自分の席にあった忘れ物を回収すると清恵と亞矢の所に行ってもう一回清恵の肩を揺すると起き上がって上目遣いで煌大を見上げると煌大は内心ではグッと狼狽えていた。


「(なんだ!?・・・この可愛い娘は・・・!?)」


 内心の自分は既に顔を赤くしているのであろうと煌大は推測する。そしたら、煌大は清恵に


「どうかしたのか?」


 煌大が清恵に尋ねるが清恵はずっと煌大を上目遣いで見続けていた。煌大は清恵の上目遣いになんとか自制していた。ハラハラしているのが心情であったが、なにぶん気まずい雰囲気を醸し出していた。

18日の8時、16時に予約投稿しました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ