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18(神々の戦い)

 ユージ・レイロックこと影山竜二は『真・整合騎士団』の皆と共に『ゼラウス』で現実世界に向かっていた。『ゼラウス』で乗って数日後、一同は現実世界に着くと、すぐにユージたちの実家に向かって出航した。


 その頃、影山家では現在、世界中で起きている謎の怪奇現象、殺害といった状況で世界経済が酷く混乱していた。そんな中でも影山家の現当主である影山成一は影山グループの者たちを影山家に集結させた。そして、影山家主催のパーティーを開いていた。だが、これは影山グループの者たちだけしか来ていないパーティーである。そんなパーティーに呼ばれていた七星家の娘である七星純菜と二川家の娘である二川蘭はパーティー会場で互いに話し合いながらお茶をしていた。そんな中、二人が会話していたことは


「何か最近、物騒なことが多くない?」


「そうだね・・・今世界では何が起きておかしくない状況だし・・・なんだか恐い感じがする」


「こんな時・・・竜二がいればなぁ・・・」


 そんなことを言う純菜に蘭はニヤニヤとしていた。純菜はそれを見て不機嫌そうな顔をして


「何よ」


「いやね・・・純菜がそんな顔をする時は竜二のことだけ頭に入っている時にそんな顔をするだよね・・・もしかして・・・竜二のことが好きなのかしら?」


 純菜は蘭が言ったことに顔を真っ赤にすると


「べ、別にそんなことは考えていないよ・・・でも・・・竜二のことを好きといえば好きだよ・・・そう言う蘭だってどうなのよ?」


「そうねぇ・・・私だって竜二のことは異性として好きだよ・・・でも・・・それを言う機会が無いことが残念で仕方ないというのが現実なんだよねぇ」


「そうだよねぇ・・・もうどこに行ったのかしら?・・・竜二は」


 などと言った話し合いをしているとどこからか聞き慣れた声が聞こえてきた。


「あれ?・・・純菜に・・・蘭じゃない・・・何してんのこんな所で?」


 純菜と蘭はその声がした方向を見るとそこにはユリスがいた。二人は一瞬誰といった表情をしたが、すぐにある人物と連想し重ねてみる。重ねたおかげで二人が見た人物は分かったのだ。


「由利じゃない!?」


「久しぶり・・・元気してた!?」


 純菜と蘭は由利に久しぶりの挨拶をすると由利も


「えぇ・・・元気よ・・・純菜・・・蘭・・・二人に話したいことがあったの」


「話したいこと・・・」


「それっていったい・・・」


「それは・・・」


 由利はあることを純菜と蘭に話すと純菜と蘭は由利が話したことに呆けてしまったいや正確に言うと魂が抜けてしまったような顔をしていた。だが、それはすぐに復活して由利に問い詰めた。だが、ユリの話はその先が本題であった。それは


「私も竜二と結婚して・・・」


「子を産む・・・」


「「どういうこと?・・・由利!?」」


 純菜と蘭は由利に訳を聞くと


「実は・・・あたし一人では・・・竜二の力・・・いや神威を押さえ込むことが出来ないの・・・というか・・・いつから竜二?」


 由利はいつの間にか背後にいた竜二に声をかけると竜二は


「ついさっきだ・・・」


 純菜と蘭は由利の後ろにいた竜二を見て嬉しそうな顔をしていた。


「「竜二!!」」


「竜二・・・久しぶり」


「竜二・・・今までどこにいたの?」


「御免なぁ・・・純菜・・・蘭・・・それについては後で話そう・・・あぁ・・・それと・・・俺は純菜と蘭の婚儀も良いよ」


 純菜と蘭は竜二が言ったことにさっきよりも嬉しそうすると、竜二は純菜と蘭の頭に手を乗せて神威を流し込む。二人はいきなりのことに驚く。そして、竜二は手を離すと、純菜と蘭の身体から神威が漏れ出していた。二人は自分の目で見えるオーラみたいのに驚いていると由利は竜二に


「まさか・・・無理矢理、神威でこじ開けたの!?・・・もしかして・・・二人には才能があるというの!?」


「あぁ・・・しかも・・・由利・・・お前と同じくらいの才を持っているよ・・・ついでに言うと・・・俺の神威になじみやすくするため・・・これは・・・調べて分かったことなんだが・・・『第一級特異危険視』の神威といったものは・・・小さい頃から付き合っている者には・・・『第一級特異危険視』の神威になじみやすいことが判明した・・・純菜と蘭には荒療治の方法だが・・・これで・・・二人は・・・こちら側の領域に入ってしまったということになる・・・本当は時間をかけてやりたかったんだがなぁ・・・仕方ない・・・これは純菜と蘭に任せるしかない」


 由利は竜二が言ったことにはぁっと息をついた。そして


「そういう所は優しいよね」


「悪いか!!」


「いいえ・・・むしろ・・・それが竜二の思いやりだと思います」


 由利はそう言いながら笑顔をすると


「ちょっと・・・二人だけの世界にしないでくれる?」


「由利ばかりずるいぞ!」


 竜二と由利は純菜と蘭の方を見ると少々驚きを上げた。何故なら、純菜と蘭は自身の武器を顕現していたからだ。竜二は二人の武器を見てこう思った。


「(純菜は・・・白旗と剣・・・蘭は・・・弓か・・・この感じからして神級に相当する精霊だ)・・・全く・・・才能あるなぁ・・・お前ら・・・」


「本当・・・少し嫉妬しちゃいそう・・・」


 竜二は少々感心し、由利は少々嫉妬していた。純菜と蘭は二人の反応に


「それって・・・」


「どういうこと?」


 疑問にしていた。そしたら、竜二が二人に説明した。


「純菜と蘭が持っている武器から発するもの凄い神威・・・それから見る限り神級の精霊だと分かる・・・精霊というのは・・・遙かなる太古から存在する・・・精霊には階級が存在する・・・最下級<下級<中級<上級<最上級<帝級<神級といった階級がある・・・ちなみに純菜と蘭はさっき言ったとおり・・・神級の精霊を有している・・・しかも・・・精霊には能力を持っていて・・・その能力が戦闘を左右する・・・これで二人は・・・俺たちと同じ世界に入ったということになる・・・御免よ・・・本当なら・・・時間をかけてやりたかったんだが・・・今の状況を考えると強引にやるしかなかったことに・・・」


 竜二はそう言うと純菜と蘭は


「良いよ・・・これで竜二と同じ世界に入ったんだね・・・」


「それに関していえば・・・良いよ・・・お前のその優しさは弱点になるから気をつけろよ」


 純菜は竜二と同じ世界には入れたことにお礼を言う。蘭は竜二の優しさを指摘する。竜二は二人の頭を撫で始める。二人の頭を撫で続けていると竜二は何やら覚悟を決めたような顔をしていた。そしたら、竜二はユージの姿になって父がいるのであろうパーティー会場に向かった。ユージの後に由利たちもついていく。


 その頃、パーティー会場では父である影山成一は影山グループの幹部たちと話し合っていると、周りの者たちがざわめきだしたのだ。成一たちは何事といった表情でそのざわめきがする方を見るとそこには影山家の長男の影山竜一と長女の影山理子がいた。成一は竜一と理子がいることに驚きを上げるが、その後にやって来る者にさらに驚きを上げた。それは影山家の次男である影山竜二がやって来たのだ。その後ろに率いている八川家の娘である八川由利、七星純菜、二川蘭を連れて、竜二は周りにいる者たちは目で一蹴させると、竜二は父・成一の所まで歩いていき片膝着いて挨拶をする。


「お久しぶりです・・・父上」


「久しぶりだな・・・竜二・・・いきなりの帰ってくるとはどういうことだ?」


「それに関していえば・・・失礼をしたと思っています・・・しかし・・・今のうちに頂く物は頂いておこうかと思いまして・・・」


「それは?」


「次期当主の座です」


 竜二が言ったことにここにいる全員驚きを上げた。そしたら、成一は


「その必要はない・・・お前が帰ってきたというのなら・・・今すぐにでもお前に家督を譲りたいものだ・・・どうやら・・・お前はその覚悟もあるようだ・・・よかろう・・・影山家現当主である影山成一が影山竜二・・・お前を次期当主として任命する」


「ありがたきお言葉・・・」


 そしたら、周りから拍手喝采が舞い上がった。だが、竜二は続けざまに成一にあることを話した。


「父上・・・影山家次期当主である竜二は・・・」


 竜二は何か言いかけた時、外の方から強大な何かがこちらに来ているのを感じた。そしたら、すぐに外の方から衝突音が聞こえ続けざまに爆発音が聞こえた。だが、窓から何かが突き破ってパーティー会場に入ってきた。そして、パーティー会場に入ってきた奴は上空で雄叫びをあげながらこちらを見ていた。そしたら、奴は何やら目の前の敵に対して奴の身体の状態が変化し始めた。だが、その間に窓から最速の矢が飛んできた。その後に来るいくつもの弾丸が飛んできた。しかし、奴はその矢と弾丸を真っ正面から受けた。それを見ていた竜二は


「(あれは・・・シャルルの弾丸とナルカの矢か・・・命中はしたが・・・今のは・・・確実に・・・)」


 竜二は今の攻撃はいきなり現れた奴に効いていないということが分かった。そしたら、矢と弾丸の攻撃で生じた煙が晴れるとそこには矢と弾丸を喰っていた奴がいた。その間に竜二は外にいるのであろうシャルルたちにもう一度攻撃をする目線で指示する。それに気づいたシャルルたちはもう一度攻撃を放つ。だが、奴はその攻撃を真っ正面からもう一度喰おうとした。しかし、奴は辺り一帯が謎の空間が出来ていた。その間にシャルルたちが放った矢と弾丸が奴に当たった。だが、効いていなかった。そしたら、竜二は『裏時間』の濃度を上げた。それに気づいた奴は何やら逃げたそうな素振りをしていた。しかし,その後に奴の身体はだんだんと干からびていき、ついには朽ち果てて消えていた。パーティー会場にいた者たちはいったい何事といった雰囲気を醸し出していた。だが、由利だけは気づいていた。これは竜二の『裏時間』だということに。


 影山竜二ことユージ・レイロックは普段は温厚で優しい人である。だが、自分の縄張りを犯した奴、仲間に危害を加えた奴には容赦の無い制裁を加える所がある。それはGROの『鹿王スカイ・ディウス』と似ていた。つまり怒らせていけない人を怒らせてしまったことになる。それによっていきなり現れた奴は『裏時間』によって消された。


 ここで『鹿王スカイ・ディウス』について話そう・・・。鹿王はGROに存在する『八王』の一角である。他の『八王』の中で温厚であり優しい、大人しい生物である。そして、鹿王の背には帝級以上の精霊やモンスターがひしめいていた。鹿王の背に入る生物は帝級以上の精霊やモンスターたちが相手をすることになる。それは『鹿王スカイ・ディウス』に戦わせていけないということになる。それは鹿王を怒らせていけないということ。鹿王の歩きを止めた時は鹿王がついに怒り出したことになる。圧倒的時間の流れを持つ『裏時間』によってあたかも無く消されてしまうからだ。それが『鹿王スカイ・ディウス』が『八王』として君臨している訳である。


 続いて『鯨王サーン』について話そう・・・。『鯨王サーン』はGROで最強生物『八王』の中で一番である。鯨王、その名の通り、海の中に生息している最強生物。鯨王の腹の中は未知の領域、そして、鯨王の吸い込みは光すら吸い込んでしまうほどである。それに由来して鯨王の名は『ブラック・トライアルホール・ホエール』と呼ばれている。さらに言うと鯨王を生息している海は辺り一帯が真っ黒の海である。海の地帯を魔の海と呼ばれており、未だにその海を攻略したのは竜二だけである。




 竜二の『裏時間』によって倒した敵。それを見ていたパーティー会場にいた者たちは竜二から発するものに一歩後退していた。そしたら、地響きが起きた。いきなりの出来事にここにいる全員騒然となった。その間、ユージとユリスは屋敷の外に出る。そこにいたのは『真・整合騎士団』の皆である。ユージはそれを見てすぐに指示を出した。


「『真・整合騎士団』全員に次ぐ・・・会場にいる人たち・・・地球の人々を・・・『ゼラウス』ン避難させるんだ・・・全体の指揮はユリス・・・そのサポートにユウイチ兄さんとリリが回ってくれ・・・『五騎士星』はそれぞれ現場の指揮をして人々の避難に専念するんだ・・・俺はこのくだらない戦いを終わらしてくる!!」


「了解です!!・・・団長!!」


「そちらもお気をつけて!!」


 『五騎士星』の者たちはそう言うとユージはその場で跳躍して精霊の武器解放で戦場に向かっていた。それを見ていた成一、純菜、そして蘭は戦場に向かっていた竜二を見てこう言った。


「竜二・・・あいつは・・・あそこにいる者たちに指示を出していた・・・頂点に君臨していることになる」


「竜二・・・いったいどうなっているの?」


 などと言っているとユリスが話し始めた。


「ユージは『第一級特異危険視』であるというのと同時に『四聖帝』の一角を担うお方だ・・・『四聖帝』とはGROで頂点に君臨している存在・・・富、名声、力もある・・・世界を思うが儘に支配できる人たちでもある・・・ついでに言うとGROには『三大勢力』というのが存在する・・・その勢力は『四聖皇』、『神下七星界』、『聖霊軍本部』・・・この三つの勢力が世界の均衡を保たれていた・・・ユージたちによって・・・その均衡は壊され・・・今は・・・『四聖帝』、『四聖皇』、『神下七星界』、『聖霊軍本部』・・・世界で最強と言えるのはユージを含む『第一級特異危険視』たち・・・だけど・・・最近では『聖霊軍本部』では・・・そんな四人と互角に渡り合える二人がいるという情報がある・・・今の世界はそれだけ不安定な状況・・・その間にこんな戦いが起きたとなれば・・・世界中は恐怖で従える世界になる・・・でも・・・この戦いが終われば・・・世界は・・・新時代が始まる・・・」


「新時代?」


「戦乱の時代から・・・今の私たちが栄える時代になる・・・頂点に君臨する者たちの時代が始まる・・・」


 ユリスはそう言うと成一はふぅっと息を吐いて


「やれやれ・・・今のご時世・・・そんな奴らが世界を支配することになるとは・・・時代も変わったな・・・」


「竜二・・・」


「無茶すんじゃねぇぞ」

どんどん行くぞ!!

あと、感想とかはメールでも良いよ。なろうメールだけど・・・

https://twitter.com/algocpu


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