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16(神々の戦い)

 ギン・ライラック、カズ・リレイク、ユン・ルイルック、ユージ・レイロックの活躍というか起こした大事件は『真世界』中に知れ渡った。しかも、この一件で世界の均衡『三大勢力』の均衡が崩壊した。それによって、中央政府ではてんやわんやしていた。


 その頃、ギンたち『ジ・エンパイア』は『クロウ』に搭載されている『世界間移動』を使用して現実世界に向けて出発した。カズ、ユン、ユージも現実世界に向けて出発した。


 そして、ギンたちは現実世界にやって来ると、久々に感じる太陽からの温もり、風の気持ちよさなどを感じ取ると、ギンはハクリュウたちを実家に帰そうとしたが、ハクリュウたちはギン、ゴード、ロンズの実家に行ってみたいと言ってきた。そしたら、ギンは手を頭に押さえていると


「仕方ない」


 と言ってハクリュウたちを両親に紹介するしかないと思いながら『クロウ』を動かしていた。その数十分後、『クロウ』は、ゴード、ギン、ロンズの実家である朝宮家に着くと、ハクリュウたちはその家の豪華さに「おぉー」と驚きながら言うと、ゴード、ロンズは『クロウ』から飛び降りる。その後にギンもユキを抱きかかえて飛び降りた。そして、先に飛び降りたゴード、ロンズが地上に降り立つと、ゴードこと金四郎とロンズこと華銅は家の扉を開ける。扉が開いた途端、そこに使用人たちがやって来た。使用人たちは金四郎と華銅の姿を見て、頭を下げながら


「お帰りなさいませ・・・金四郎様・・・華銅様」


 と言うと、二人は


「ただいま」


 と言い、そしたら、そこにギンとユキが降り立ち、実家の屋敷に入ろうとしたら、使用人たちが止めに入る。


「お待ちください・・・ここは朝宮家・・・関係者以外はご引き取りを」


 と言われて、ギンは使用人たちに向かって


「俺の名は朝宮銀次・・・朝宮家の次期当主にして朝宮財閥の次期会長の銀次だ!!」


 そう宣言すると、使用人たちはその宣言に「嘘!?」「まさか・・・銀次様が・・・」「ご帰りなさいました」と騒いでいると、ギンはユキを連れて、おそらく、父上がいるであろう執務室か食堂へ行く。そしたら、食堂の方に朝宮家の現当主である朝宮総一と金四郎、銀次、華銅の母であるかなめがいた。総一とかなめはギン・ライラックこと銀次の姿を見ると、母・かなめは椅子から立ち上がり銀次に向かい抱きつく。そして


「このバカ・・・今までどこに行っていたの!?」


「ごめん・・・母さん・・・それに父さん」


 銀次は席に座り続けている総一にも謝ると、父・総一は


「銀次・・・帰ってきたところ済まないが・・・お前に話があってな」


「分かった・・・こっちも話したいことがあったから」


 銀次は後ろに控えているユキの方を見ると、母もそれを見て、あれっといった表情をしていた。


「あれ?・・・貴方って星埜家の小雪さん?」


「お久しぶりです・・・かなめさん」


「ほんと、久しぶりね・・・でも、どうして、貴方がここに?」


 かなめはどうして小雪がここにいるのかに疑問していると、そこに金四郎と華銅がやって来て、華銅がかなめに


「お母さん・・・小雪さんは銀次お兄様の婚約者よ」


 総一とかなめはそれを聞いて、総一はほぉっと声を上げ、かなめは「あらっ」と声を上げる。そしたら、銀次は


「そう・・・俺は小雪と結婚して・・・朝宮家を継ぐよ」


 銀次はそう言うと、総一は驚きながらも銀次の目を見て、納得した顔をし


「分かった!!・・・銀次・・・お前を朝宮家の次期当主そして朝宮財閥の次期会長に襲名する」


 銀次はそれを受け入れ、金四郎と華銅は当然といった顔をしていた。かなめもついにこの時が来たといった顔をしていた。そしたら、かなめは小雪に近づき


「小雪さん・・・貴方は・・・朝宮家の人間よ・・・ハァ・・・早く孫の顔を見たいは」


「あのかなめさん・・・もう少ししたら・・・孫の顔を見られるかも知れませんよ・・・」


 かなめはえっといった顔をしていた。そしたら、そのわけを聞くと


「実は・・・もう私の腹には銀次と私の子供がいます」


 かなめはそれを聞いて、目をキラキラにし何やら嬉しそうにしていた。そしたら、銀次の方に向き


「銀次・・・貴方ったら・・・もう親として覚悟も全てを引き受ける覚悟もしているなんて・・・・・・しばらく見ない間に成長したのね・・・お母さん・・・嬉しいわ」


 母・かなめは銀次の成長に嬉しがり、父・総一も銀次の成長に嬉しがっていた。だが、そんな中、銀次は総一に


「っで・・・父さん・・・話したいことって・・・」


「あぁ・・・実は・・・」


 総一は何やら話しにくそうな顔をしていた。それはかなめもそうだった。銀次は両親の顔を見ていた。そしたら、総一は


「実は・・・昨日・・・隣国の国家機関が崩壊した・・・正確に言うと・・・その国家機関にいた人たち全員・・・死んでいた・・・」


 銀次たちはそれを聞いて驚いてしまった。かなめはその情報の提供を話す。


「この情報は・・・裏の世界の人たちからの情報で・・・」


「あの国は闇が強大だからな・・・母さんは、その隣国にも伝があったな・・・その伝の情報源?」


「えぇ・・・その人たちの情報だと・・・その国家機関の建物の警備員たちが内部から悲鳴と血の臭いがしたので行ってみたら・・・そこには・・・」


「血の海が出来ていたか・・・」


 銀次がそう結論づけるとかなめはコクッと頷く。さらに総一が


「その国家機関にいた人たちを襲ったものは・・・行方を眩まし・・・その数時間後・・・国際機関に現れ・・・そして・・・」


「もう言わなくて良い・・・(まさか・・・国際機関も崩壊するとは・・・世界中が・・・地球が混乱状態におちいているとは・・・)」


 そんな話をしている最中にノーラとルミがやって来て報告してきた。


「ギン!!・・・報告します・・・GRO・・・中央政府が・・・崩壊しました・・・」


 ギンとユキはそれを聞いて、ノーラとルミの方を向き


「それは本当か!?」


「はい・・・本当です・・・GRO『真世界』中・・・噂になっていて・・・」


「さらに・・・『魔王の軍勢』から連絡で・・・!!」


「そうか・・・で被害状況は・・・?」


 ギンは被害状況をノーラとルミに尋ねると


「詳しくまでは分からないですが・・・」


「一言で言うと・・・惨劇・・・」


「惨劇・・・」


 ここにいる誰かがオウム返しに言う。


「はい・・・霊軍の人たちが今、現場検証をしています・・・しかし・・・現場は血の海になっていたようで・・・」


「もう良い・・・その後の状況は霊軍が現場検証していると考えていいか」


「はい・・・」


 ギンが言ったことにルミはそう答えると、外からもの凄い爆発音が聞こえた。ギンたちは急いで外に出ると、そこには既に卍解していたハクリュウとシュウの姿があった。しかも、一つ目の解放していたメリアたちもいた。それを見ていた総一とかなめは


「いったい彼らは何者なんだ?」


 銀次は総一が言ったことに教えた。


「あいつらは俺の仲間だよ・・・今いる奴らは『ナイト・オブ・ラウンズ』・・・俺直属の剣士たちだ・・・(しかし・・・何であいつら全員・・・精霊を解放しているんだ?)」


 銀次はそう教え、疑問に思っていると、何やら強大な存在を感じ取った。そして、精霊刀『虹竜』を抜くと、何やら見られている感じがした。だが、ギンにとってこの感じは何かわくわく感がした。そんなギンにその強大な存在がやって来て襲いかかってきた。しかし、今、重要なのは情報。この敵から情報を引き出し倒さないといけない。ギンは内心仕方ないと思い、瞬時に『超嗅覚』を使用する。その強大な存在は『超嗅覚』により意識がなくなっていた。ギンはその数秒間に右拳をそいつのみぞおちに当てる。それを見ていたユキはギンに


「地球に打たないでよ!!・・・ギンちゃん!!」


「『ビッグバン・ナックル・ブロー』」


 ギンが放った一撃で奴は空高く飛んでいく。それを見ていたハクリュウたちはギンに無事かどうかを聞くと、ギンは大丈夫と言って落ち着かせた。そしたら、ギンは空の方を向き、『超視覚』で見ていると


「ふぅ・・・宇宙まで行ったか・・・しかし・・・凄い奴だな・・・いったい何だあれは?」


 ギンは先ほどのあれはいったい何なのか疑問に思っていると、ギンの『虹竜』とユキの『蛮竜』が具現化し姿を表した。そして、二人の精霊は先ほどのあれについて話してくれた。


「主よ・・・今のあれは・・・『カオス・ネオ』・・・世界を消滅させる力を持つ精霊だ」


「あの精霊は・・・かつての昔から多くの精霊、人たちを食い殺してきた精霊だ・・・」


「なんとかして食い止めないと・・・この星は死の星とかしてしまう」


 ギンたちはそれを聞いて


「そんな・・・」


「どうにか出来ないのか」


 だが、ギンは東の方をずっと見ていた。そんなギンにユキは


「どうしたの?・・・ギン?」


「いや・・・(まさか・・・あいつらが・・・来ているのか!?)」


 ギンは内心ではまさかといった表情をしていた。そんなギンにユキは本当にどうしたのか聞いてみようとしたら、突如、地面が大きく揺れたのだ。いきなりのことに皆何事といった顔をしていた。しかし、ギンは「マジかよ・・・本当に・・・あいつらがやって来たのかよ・・・」とつぶやくと、ギンは『クロウ』内にいる者たちに今の振動のポイントを割り出せないか指示を出すと、太平洋上の孤島から発生していており、映像では八体の獣たちと一人の人間が戦っていると報告すると、ギンは


「おいおい・・・マジかよ!!・・・何でこの地球に『八王』が来ているんだよ・・・こいつは・・・俺も行かないと勝てると思う相手じゃないし・・・・・・仕方ない・・・『ナイト・オブ・ラウンズ』全員に次ぐ・・・お前たちは・・・これから起こる戦いで出る被害に対応して人々を『クロウ』に避難させるんだ!!」


 ハクリュウたちはギンの指示には従うが、我々も戦うと言ってきた。だが、その後に地震が起こり、さらには空が雲で覆われてきたのだ。そんな中、ギンに通信が来たのだ。その通信は複数通信によるものであった。その通信相手はカズ、ユン、ユージであった。ギンは通信を開くと


「ギン!!・・・君もこの地震に気づいていると思っているが・・・」


「この地震は『八王』と『カオス・ネオ』との戦いで引き起こしているものだ・・・」


「『八王』自身が・・・この地球にやって来ているということは・・・」


「あぁ・・・今・・・この地球に『カオス・ネオ』がいるということ」


「こうなった以上・・・俺たち『第一級特異危険視』である俺たちも・・・その戦場に行かないということになる・・・」


「だが、この戦いは・・・」


「下手をすれば・・・」


「地球という星が・・・死の星に・・・いや、消滅する可能性がある」


 ギンたちの通信会話にユキたちはそんなといった顔をしていた。


「なんとかならないの?」


 と言うと、ギンはユキの方に向いてこう言った。


「こうなったら・・・俺たち『第一級特異危険視』が行かないと・・・地球を救えないかも知れない・・・もうこれ以上死人を出す訳にはいかない!!・・・ユキ・・・」


「分かっているわ・・・いってらっしゃい・・・この戦いが終わったら・・・」


「あぁ・・・分かっているよ」


 ギンはユキに抱きついて頭を撫でた。そしたら、ギンは通信を切ると、『八王』と『カオス・ネオ』が戦っている戦場に行くことにした。だが、それを止めに入るロンズだが、ユキがそれを止める。ギンはそれを見て、ユキは頷くと、ギンはその場で跳躍して戦場に向かった。


 そしたら、ユキは『ナイト・オブ・ラウンズ』全員に指示を出す。その指示は


「全員!!・・・人々の避難と『トリエンティア・ゼロ』の捜索にあたりなさい!!」


 ハクリュウたちはその指示を聞いて


「・・・「了解!!」・・・」


「ユキさんも身体に気をつけて」


「貴方とギンの子供は・・・」


「次期『剣帝』になる存在」


「私たちは命をかけてお守りするだけ」


「いい・・・皆・・・ギンが信じたように・・・」


「俺たちもギンを信じて動くんだ」


「地球の人々を助けるんだ!!」


「おぉー!!」


 と言って皆部隊を率いて散っていく。それを見ていた総一とかなめは


「銀次・・・お前には・・・このような素晴らしい友が・・・仲間がいるんだな・・・」


「総一・・・こうなったら・・・早々に家督を譲ったらどうですか?」


「そうだな・・・銀次・・・この戦いが終えたら・・・お前が朝宮家の当主だ・・・・・・にしても・・・銀次の友はなかなかの強者だったな」


「えぇ・・・彼らはアンダーグラウンドでも有名な者たちばかりでしたし・・・そして・・・白髪の人と黒髪の人は名家の人だったし」


「あぁ・・・白鉄家と黒鉄家のことだろう・・・まさか・・・あの名家の子がうちの銀次の友だったとは・・・驚きだよ・・・」


「もし・・・あの両家の婚姻があれば招待受けようかな」


 とかなめは言うとユキこと星埜小雪が


「ダメですよ・・・それは私とギンちゃんだけですから」


「あら・・・銀次の妻になるという方が何を言っているのかしら」


 と小雪とかなめは目をバチバチしていた。それを見ていた総一はおっかないと感じていた。


 その頃、ギンは戦場に向かっている最中にカズ・リレイク、ユン・ルイルック、ユージ・レイロックと合流し、戦場に向かっていた。その頃、ハクリュウたちは、その戦場で発生する被害の処理をしていた。しかも、そんな彼らに霊軍の兵まで協力し始めた。火山の噴火、地震、津波、竜巻といった自然災害を弱めていた。さらに『三大勢力』である『四聖皇』、『神下七星界』まで協力して人々を避難させていた。


 だが、戦いが激化する連れて、その反動が災害となってやって来た。それはつまり地球が神々との戦いで起きた傷にもの凄い怒りというか悲鳴を上げていた。その怒り、悲鳴は災害となってやって来た。地球の人々はその災害に怯えていた。だが、それをハクリュウたち全員で弱めていた。だが、自然の猛威を弱めても、その漏れ出したものを受けてしまうハクリュウたち。だが、それでも、戦いが終わるまでは倒れる訳にはいけないという気持ちで動いていた。


 その頃、ギン、カズ、ユン、ユージは『八王』と『カオス・ネオ』がやり合っている戦場にたどり着くと、『八王』に圧倒されていた『カオス・ネオ』がいた。だが、『カオス・ネオ』はまだ生きており動けるということが分かった。そしたら、『カオス・ネオ』は『八王』に向けて咆吼を上げるが、躱され反撃を受けている現状であった。『カオス・ネオ』はその反撃でボロボロになっていた。

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