心を苦しめる迷い 第 3 章(7) 。
鎧に着替えたジャンヌと合流して台所に入った。そして僕たちの夕食を無難に終えた。
食事が終わった後、整理するが、皿洗いが無難ではなさそうだ。
「うん? 何するんだよ。せいや?」
レイがコアラのように、僕の脚にしっかりついた。
まさか、これは僕が皿洗いを無事にできないだろうという兆候がないか。って心配をしたが、まもなく無駄な悩みということが分かった。
。
「姫様。洗っに行かなければいけないでしょう。」
リナがレイを僕から落とした。そのついでに汚いものをみるように僕を中傷する。
「このような子犬にそばにいるときたないです。」
「せいやは汚い?」
レイが純粋な目つきでぼくを見上げる。
服も着替え、着替えたり前についたほこりを洗い流したからきれいだろうが、衛生的には子供にとって良くないだろう。
それでも僕自分が汚いということを認めることは嫌いで言葉を回すことにした。
「早く洗っに行きなさい。」
「あれを見てください。 否定しないじゃないですか。」
ずっと前から思ったがお前は一言が多い。
リナはレイとノリを連れて浴室に入った間に僕は皿洗いを開始した。
人員が5人とはいえ、皿洗いする食器が多い。
今日に限って量が多かったが、リナはわざわざたくさん作って僕に皿洗いを少しでもたくさんするようにしようとするのではないか?
いや、やめよう。 妄想も度が過ぎれば被害妄想になる。 まさかそんなはずが…。
いや、でもあいつなら……。
そんな考えをするのにジャンヌが僕のそばに来て並んで立った。
「私も手を貸してやろう。」
その言葉に小さく驚いてジャンヌの顔を見た。
「その顔、気持ち悪いね。」
僕は見詰めるばかりだった。
「僕の顔がどこがどうだ?!」
「私の体を眺めるのが不愉快だった。」
お前の顔しか見ないと!
これ以上話しても、口だけが痛いので、皿洗いに専念することにした。
そしてほとんど終わったとき、ジャンヌが顔色を見ながら声をかけてきた。
「……あ、あの。"」
「え、なんで?」
「その、それが……。」
水を洗った手はしばらくやめてジャンヌは顔が見えないように頭を下げて何かをつぶやいた。
「だから…。」
「せいや!」
しかし、ジャンヌが続いて何かを言おうとしたその時レイが出た。
急いでジャンヌは口をつぐんだ。
僕はレイに目を向けた。
レイがパンツ一枚だけを着たまま出ていた。 僕はこめかみに手を当てた。
「やあ。」
「うーん? どうしたの?」
「服は着て出て来なくちゃね。」
「熱くて面倒てすぐ出たの!」
レイは、はにかむように笑いを流した。
幼い年に面倒さにかかったのか。 後に大きくなったらダメ人間になっていないだろう?
まあ、それは後に注意することにしてずっとこの状態で放置すると、いけないから。
レイの脇に手を入れて持ち上げた。
「ニャアッ?!」
お前が猫か? 変な悲鳴出すな。
ジャンヌが僕のほうに厳しい視線を送るんじゃないの。
「どうした?」
「手が冷たくてびっくりした。ヘヘヘ。しかし、すぐに涼しくなるのが気持ちいい~。」
ゼリーのように垂れないで、もっと重くなるじゃない。そして涼しさが風邪で連鎖作用することもある。
したがって、レイに服を着せなければならないが、僕はまだ皿洗いしている。
ここではジャンヌに頼もう。 ジャンヌは僕を手伝ってくれていただけだから。
ジャンヌを見たら、僕が言おうとすることを悟ったのかジャンヌはため息を吐いた。
「行って来て、私がしている。」
え? 僕はそんな意味で見たのがないのに…。
まあ、やってやるというのに大丈夫でしょう。
「それではちょっとお願いする。」
そう言った後、レイを連れて部屋に上がった。
たんすを開けてみると、ぼろ服とさっきただでもらった服があった。
今日着たのは洗濯しようとリナが持って行ったんだろう。それで僕はさっきもらった服を着替えさせとした。
しかし、レイがぼろを素早く掴み上げた。
「これもいいよ。楽んだよ!」
依然としてぼろの利便性に講義するレイ教授だったが、僕は残念な思いで、苦笑を浮かべるだけだ。
まあ、お前が楽ならば僕は構わないが。
下がるかな、と思って立ち上がるが、レイが僕の首を締め付けてきた。しかし、苦痛を感じなかった。 ただ負ぶさっためだから。
「せいや!」
「なんで?」
「髪を梳いてくれて!!」
こんなことまで僕がしてあげなければならないのか、しかし、しないと失望しそうなのに首を縦に振った。
その時、ドアが開かれた。リナだった。 手には火がついたキャンドルを持っていた。
「ここで姫様と二人で何するのかな?」
「何も着れないから服を探してくれた。」
「質問が間違ったね。 姫様に、何をしようと言うのか?」
間違ってもかなり間違った質問だ。何もしないでいたんだ。 レイが抱き合って耐えているだけだ。
とにかくレイの髪を梳いてもらえるなら、下がると。
そしてリナはノリと整理することがあるとし、1階の階段で別れた。リビングに行ったら皿洗いを終えているかジャンヌがあった。
ジャンヌは結跏趺坐状態で座っていた。
「何する?」
「精神集中だ。」
その光景はまさに仙人のようだった。 まさか先人モードになるつもり?!
とにかく僕はレイの髪をすいたとしてきたから、気を使わないでみよう。
椅子に座ってレイを僕の足の上に載せた。
始めましょうか。 僕の繊細な手の動きを見せてあげる!
僕はくしを持ってレイの髪の毛をすいた。
「ウテャ?!」
レイが悲鳴を上げた。
レイが痛いのか頭をつかまえて僕に回って座って睨みつけた。予想外の反応に驚いた。
「痛い! すごく痛い!!」
「ご, ごめん。」
許しを求めた後に再びレイをなでる。
スパイのような慎重さで、按摩師のような手つきでもう一度梳いてくる。
今回はゆっくり……!
「あ、痛い!!」
レイの目の末は、そっと涙が宿っている。
「一体何が問題なのかわからないね。 そっとやれても痛いのなら、しょうがない。」
「あなた, 本当にできないね。」
いつのまにかジャンヌが僕のそばに立って情けないな視線で見ていた。
今まで僕の頭もすいてみたことがないのにどのように上手くかよ?
「じゃあ、お前がやってみろ。」
ジャンヌに櫛を渡した。 どれ程上手なのか僕がみる。
ジャンヌが僕の代わりに座った。
そして、髪を梳いてくれると、レイはじっとしていた。 うん?
「ううん。気持ちいい。」
目を閉じたまま気持ちよかったのか猫のようにギャルルンの鳴き声を出した!
ジャンヌの優しい手で髪を撫でてなるレイを見て僕は眉を少し動いた。
何だよ、僕と同じように梳いてくれるんだけど反応が天地の差じゃない?! 僕の手が問題なんだ? この手、切ったらいいの?!
「あなたは分からないが、要領がある。」
そう言ってジャンヌは珍しく誇らしげにほほえみながら胸を張った。
この貧乳が僕を見下している?! ジャンヌくせに! 食いしん坊くせに!
それでも今回はジャンヌに任せなければならないようだ。僕ができなかったこともあり、他の理由は、ジャンヌがレイにそれほど心を開いたという証拠だろう。
「さあ、終わった。」
ジャンヌの言葉にレイの髪の毛をみると、問題なさそうだ。まさか僕がしたら、髪の毛が破かれていたではないでしょう?
「どう? せいや。」
「うん。問題ないよ。綺麗になっだ。」
「ヘヘヘ。うーん?」
レイが笑って、最後にそのような声を出した。なぜなら、ジャンヌがレイの頭を軽くたたいた。
「何するの?」
「これは私の母がすいてくれるものが終わって、してくれたのだ。急に昔のことが思い出してね。」
「あ。そうなんだ。ヘヘヘ。」
ジャンヌの言葉にレイは気持ちよく笑う。
その表情を見ながら、ジャンヌも少し笑った。 しかし、その顔はなぜだろう、悲しい顔だった。 気のせいか?
それを知らないレイは話した。
「パパはよくしてくれたが、せいやはできないね。」
レイが足を振りながら僕を魔王と比較した。
魔王が上手だとして僕まで出来るだろうという偏見を捨てることがいいと思う。
「魔王もしてくれたの?」
「うーん。洗った後はパパが頭梳いてくれたんだよ!」
レイが明るい笑みを浮かべた。上手だとほめられたほどだから、毎日してくれたのだろう。
「あのね。パパは私と一緒にご飯を食べて、お風呂も一緒にして、一緒に寝て、毎日一緒にいてくれた!」
そんなに足を振りながら魔王と一緒にいたことについて列挙し、レイは急にだらりと肩を落とした。
「しかし、今はパパがない。ご飯も一緒に食べることができず、お風呂も一緒にできず、一緒に寝ることができなくて……。」
続いた言葉は静かだった。振っていた橋もいつのまにか止め、膝の上に置いた手は裾を強く握っている。
ジャンヌもレイの言葉に慌てて何もできない。しばらく沈黙が支配してレイが切ない声で口を開く。
「……もうそばにいないよ。」
レイは泣いていない。しかし、その声には嗚咽が漏れるようだった。必死に涙を押さえて抑えて出た言葉。
その言葉とともにレイが見上げる。僕を見させようとしたのか、ないと、単に頭を上げたかどうかはしれない。
ただ、僕はその表情を見たくなかったため、視線を避けてしまう。
いつの間にか僕はその顔を見ること恐れていた。
○
その後。
僕はジャンヌと交互にシャワーをし、外に出た。 なぜならもう寝なければならない時間だ。
僕たち二人は馬小屋に行ってお互いに背を向けてわらに横になった。
……なんかこの生活に慣れてきた僕を見つけて当惑している。
ライトノベルを見ると、主人公たちは楽な生活をしたようだけど私の立場はどうして本格的にリアルバラエティーなの? なぜそうなのは、全部魔王のせいだよ。
寝てみよう。 疲れた。 そうした矢先にジャンヌが話しかけてきた。
「寝るのか?」
「……zzz。」
「寝たふりするな。」
ドキドキ! ばれた。
「なんで?」
「実は、やりたい話がある。」
そう言ったジャンヌだったが、その後に述べなかった。 そろそろ眠くなっているが、寝てもいいか。
ようやくジャンヌが決心したかのように口を開いた。
「レイティシア・デ・サタンを捕まえるのに協力してほしいという言葉をしたかった。」
まだ放棄しなかったの? 聞く価値がない。 僕は小さく息衝いた。
「僕の答えは知っているじゃない。」
そんなに言うと、ごそごそする音が聞こえた。
首を回してみたら、ジャンヌがこちらに向かって寝ていた。……寝てもいないが、こちらで体を向ければ、視線が感じられる、負担になってますよ。
そんな私と違って、ジャンヌは、投げられるように、小さな声で答える。
「知っている。 ……あなたがそうする理由を知っている。」
どこか遠い所を眺めるような切ない話だった。ジャンヌは何かを思い浮かぶように目を閉じていた。
それはさっきレイの表情ととても似た……。僕の考えを断ち切るようにジャンヌは続いて話した。
「正直に私ももう何が何やらわからない。最初は魔族だから魔王の娘なので捕まえて殺さなければならないと思ったが……。」
ジャンヌは反省するように自嘲的な笑みを浮かべていた。
「あなたの言葉のように単純な女の子だった。 両親の敵と思って憎悪したのが……。簡単に笑って、懐かしく、泣いてる女の子。もう私は何をすべきか、何をしたいのか全然分からない。」
ジャンヌはそう呟き、再び体を回して横になる。その姿には初めて見た堂々として小生意気な女の騎士には見えない。
「……そうだなら、その時のように。」
レイのように何か重要な柱が壊れたような姿に、知らないうちに口を開いた。
「……その時レイを守ったように勝手にしろ。人の機嫌をうかがわずに、お前の好きな物。それがお前の両親が願う人生ではないか。」
そんなくだらない助言を話した。
ジャンヌの親も知らないくせに、ジャンヌが決心した覚悟も知らないくせに。……親になったこともないくせにそんなにしゃべった。
ジャンヌからはどのような返事も来ない。見えるのは背中だけ。やがて僕は眠りに入った。




