心を苦しめる迷い 第 3 章(6) 。
裏の路地で見られる不良児のように脅迫すると、騎士団はバトンを連れて、大急ぎで逃げた。
僕はその姿を見て、すごく笑ったが、村の人たちはそうでないかもしれない。
騎士団が消えると、各自の荷物を持って飛び出した。
ここにいると、あとにまた来るかも知れない騎士団に怯えたのだ。 ……それとも僕に怯えたり。
それで空いた村になってしまった。 そっと罪悪感が入ったが、すぐに吹っ飛ばしている。
どうせ僕のせいではない。騎士団の方が過ちした。
そのような論理を考えながら、もしかして使い物になるものがあるかもしれないから、空いた村を回った。あちこち歩き回ったが、何もなかった。 少しぐらいは残してくれ。
そして僕たちも戻るようになった。
ところがレイとジャンヌが何も言わなくて静かだ。
いや、それはさっきもそうだったが。 雰囲気がね~。
だから、それだ、 それ。それだから。
沈うつと言うこともできる。
ジャンヌは自分の状況が変わったから理解になるが、レイはどうしてだらりと垂れ下がっているの?
「疲れてるの?」
僕の話にレイは顔をぶんぶんと首を振った。
「それではどうしたの? いたい?」
また、昼のように大変なことかと思ったが、レイはこちらを横目でちらっと見ている。
「せいや、怒ったの?」
「うん?」
変な音を出した。すると、レイは追加で説明した。
「私のせいにせいやとジャンヌが怒ったようで。」
レイは言葉を濁しながら、頭を下げた。 多分バトンの前に阻止したものを言うのだろう。
その反応にそばで考えていたジャンヌも気をつけた。そしてちょっと気を晴らすように頭を振って額に手を乗せる。
「少なくとも私は怒っていなかった。 自分の行動に疑問を抱いているだけなんだ。」
そう言って、ジャンヌは複雑な顔でレイを見ている。しかし、その瞳には優しさが感じられた。
レイもそれを感じたのか、その言葉を聞いて少し安心したが、すぐに僕の方を不安にこっそり見ている。
……まあ、僕の顔が怖くみえたから、いつも怒ったものとみられる。
実際に幼稚園を通りかかったとき、赤ちゃんを泣かせた経験もあり。
これは僕が怖くて泣いたのだった。 怒って泣いたのではないじゃない。
そんな記憶を思い出したら僕も沈鬱になる。 しっかりしてみよう。
「僕も怒ったことはないよ。」
「し、しかし。」
レイが僕の機嫌をうかがう。
「普段とは違うんだよ。せいやはもっと、このような顔したの。」
僕の顔を表現しようとしているのかレイは小さな指で自分の顔をいじっている。
「可愛いのに?」
「あ、いや、そうじゃない! 私の顔を言うんじゃないんだよ~!」
レイは照れくさいのか頬を膨らませ、僕を睨みつけた。そして、すぐに視線を落として、僕の顔をじろりと見ている。まあ、ここまでレイが話してくれた。 隠すことができるだろうか。
そう。 実は僕は少し怒っている。
その理由は二つある。
一つ、レイを守れず、危険にした自分。
そして二つ、危険したのに、僕たちの前に阻止する行動をしたレイ。
一つは僕の覚悟を固めることに終わる。しかし、二つはレイに注意を与えなければならない。
しかし、なんとなく話を切り出すのが容易ではなかった。
その理由を知らないまま少しずつ僕の自分に苛立ちが積もって怒ったのだ。
それなりにうまく隠していると思っていたが、子供は心をよく読んでるね。
この状態で話しかけないとレイがずっと憂鬱になるだろう。 話してあげよう。
「事実はレイが心配されて。」
「私?」
レイは指で自分を指した。そう。 自覚しないまま、かわいいに行動してるあなたです。
おっ,これじゃない。
「二度とそんな行動するな。 危険だろ。」
レイの頭を撫でて、次いでに頬を優しくなでている。
しかし、レイは答えないまま表情が暗くなる。
まるで何かを思い浮かべたような悲しい顔、それはこの何日間見て僕の心を揺り動かした感情の原因だった。
「し、しかし、せいやとジャンヌが危ないのに。 ……私一人逃げるの嫌だったの。」
「それでも。」
弱く、力ない声が僕の心を揺さぶる。 それを無視するように強く言った。
「それでも逃げて。次は、そんなことしないと約束して。」
僕はなぜこういう話をしたのだろうか。僕という人間は強い。
それはこの世界も変わらない。 それでも、僕はそのような約束をレイに受けたかった。
その時、ジャンヌが僕の方を見たが、考えることがあるかどうかこちらの対話に介入しない。
「………………うーん。」
レイは泣き出しそうな顔にうなずく。
それだけ知っていればいい。 どうせ一つの可能性だ。私と他の奴らが誰かにつかまったり、殺されそうではない。でももしというものがある。
その時が来たらそうしてほしい。
そのように僕は久しぶりに軟弱な考えを抱いた。
○
戻った時はもう夕方だった。
「さ, 先に入って。」
入る前にジャンヌがどもるた。
「なんで?」
「鎧に着替えする。」
そうだな。 ジャンヌやつ、着替えていない状態にあったんだ。そんな姿を見られたら十中八九、リナに恥するのは明らかだ。
「了~解。」
ジャンヌを置いてレイと先に入る。レイはお腹がすいたのか降りてくれと、台所に駆け込んだ。
先に走って入る姿を見るとさすがに家が楽という気がする。
そんなことがあるじゃないか。家出ると苦労すると。僕の家ではないが。
続いてついて行こうとしているが、リナが出迎えに来ていた。
「おお, もう来たんだね。犬。」
あれ? こいつがレイでなく、僕を迎えに出てくるなんて変だ。
「なんだかんだで、遅れたが、……どういうつもりなの?」
「あなた2人の犬たちがたわむれながら遅れて,戻ってくるまで食事をできなかった。」
いつからお前が僕を待った? という質問をする前に、リナが先に口を開いた。
「私たちは姫様の部下だ。 先に食べられない。」
あ、そのような理由なんだ。 それなら早く入らなくちゃね
台所に入ろうとしているが、リナが止める。
「ちょっと待ちなさい。」
「なんだ?」
「その前に返すべきのものがいないか。」
うっかり忘れた。 僕はリナに荷物を渡した。
リナは財布をもらっては何度振った。
「財布が軽いね。 ありのままに話しなさい。」
こいつは超能力者ではないか? 少なくとも内容物をみた後にそう言うと驚かないんだけど。
僕は考えておいたことを話した。
「それはレイの服を購入していると支出されたものだ。」
「とぼけないで。 嘘つくのぐらいは簡単に把握することができる。」
視線も声にも問題はないのにどうして分かったというのか。 証拠がない以上、私は最後まで知らないふりし、レイ服を見せてくれた。
「これが見えないのか?」
「まさか私が物の相場も知らずに財布を渡したと思うのか? 嘘つくと相手を慎重に選びなさい。」
最初から計算していた?! それでも僕は驚かず、自然に口を開いた。
「気のせいではないか。 お前がそんなことをどうしてわかるか?」
「犬、あんたは一つ看過している事実がある。」
あの意気揚々とした顔が気に入りませんが、聞くしかなかった。
「なにが?」
「ドラゴンも犬に劣らず鼻が利く。」
「!!」
僕も知らないうちに口を塞いだ。 僕、匂いは出ないんだけど……?
ところで僕の行動を見てリナはにっこりと猛烈に笑った。
「やっぱりテメー、何かを買って食べてきたのかい?」
こいつ,わざわざ僕を誘導した!
「においを嗅ぐことができるというのはうそだね!」
「それも事実だが貴様のリアクションを見たらその必要もなかった。」
リナの言葉に私はため息を吐いた。
「……そう、買って食べて来た。 それでもそのぐらいはかまわないじゃない。」
「こちらは数時間にわたって帰ってきた。」
「へえ? ではこちらは家事と他の仕事を終えて姫様が帰ってくるまで食事をできなかったのにも貴様は平然と言えるのか?」
あれ? こいつと話をしてみるとおかしい。まるで僕の過ちのように聞こえる。仕方ないから、謝罪しよう。
「そう。すまなかった。」
「本当にそう思うのか。」
「どげざでもしようか?」
「その必要はない。テメェがひざまずいて謝罪しても、犬がかわいがっているようで気分悪いよ。」
そう言って、リナが本当に気持ち悪いように冷たい視線で眺めている。
そしてそれを聞く僕も気持ち悪い!
「謝罪したのに、どうして皮肉なのか?!」
「謝罪することで終わると、世の中は平和になるだろう。」
「僕にどうしろと?」
「皿洗いをしなさい。」
新しいパターンだ。 それも本当に気持ち悪いパターンだ。
僕は足を指した。
「僕、今の太ももが爆発しそうだから。」
「じゃ、私は腕が落ちそうだ。」
リナは腕を揉みほぐしながら、応酬した。
皿洗いをするとして、世の中は平和でないが、僕の世の中は平和になるだろう。
みみっちくて、汚くて、やてやる。
「分かったから、やめて。 食事時間が遅れている。」
「そう。 貴様のせいでこれ以上遅らせられないから。」
「それを誘導したのはお前だ、こら!」
叫ぶ僕を無視し、リナは台所に入った。
そういえば、思い出したのが一つあるのに、騎士団のことを言わなければならないかな?
しばらく悩んでみると、それは後に話すことにした。
騎士団に会ったと報告することもそうだし、レイも何も言わなかった。
機会があればそのとき話してみよう。
哈哈哈!




