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異能被害の処理業務  作者: Hazesimezi
緩やかな川の河川敷
15/16

15, 青く光る波

猫柳は持ち込んだ殺虫剤の2L瓶を7本、

段ボールごとげじげじに投げつけた。


ガッシャーン…

と音を立て部屋中に刺激臭が広がる。


会社が殺虫剤まみれになってしまった。


シラカシは思った

”離れてて良かったな〜”


猫柳は、すぐさま自社開発の、MOFがぎっしり詰まった

専用吸入缶を付けたガスマスクを付けた。


ラットとマウスで薬物動体試験と変異原性試験、

Hela細胞を用いた毒性試験などを全てクリアした

選択的高吸着MOFをぎっしり詰めた優れものだ。


そして、自社開発の専用検知管を使用した。

「80ppmじゃん…

  マウスで測った

  10時間のLC50…約70000ppmだけど…

  やっぱり怖い!!

  逃げる!!」


猫柳は自分の車に逃げ込んだ。


犬柳「なんか居なくなっちゃった…

  何だったんだ…?

  

  スゥ〜

  ん!!

  これ、酢酸の匂いじゃん!!

  学生の頃良く嗅いだな〜


  緩衝液として入れてるのかな〜?」


そして、ばら撒かれた殺虫剤というのが、

消毒した落ち葉と同じくらい安全だった為、

事なきを得た。



その頃、テッポウエビが、

新たな現場に足を運んでいた。


テッポウエビ「蛍さん!おはようございます!!」

蛍「おはよ〜」


”光海 蛍”

あだ名は”うみほたる”

有限会社ケイパブリー社員。


物質の吸光波長を視る能力、

光源コンバーター能力を持っている。

テッポウエビと好気の女先輩である。


蛍「好気捻挫で来れないから〜

  meが来たのよね〜」


テッポウエビ

「そうなんですね〜

  頑張りましょう!!」


蛍「がんばろう〜!!

  正義は我にありだ〜!!」



〜再びシラカシ達〜


シラカシが犬柳達を眺めながら

あくびをしていると、


地図を持ってきた雨水さんに司令された。

「新入社員君とさ〜

  この辺に行ってきてね〜

  ボーナス出しといてやるから

  いつも通り良い感じに頼むよぉ〜」


シラカシ「えっ…あいつと…(小声)」

雨水「なんか言った〜?」


シラカシ「いっ…いえ、何でもないです!!

  ボーナス、た…楽しみにしてますね!」


そうして、シラカシと犬柳で現場に向かうことになった。


犬柳「ああ…変な仕事させられる〜うう(泣)」



その頃、猫柳は思った。

”あ”あ〜損失だ!!!

  せっかく10万個も量産したのに

  200個も在庫が余っちゃう!!

  よし!!

  ぽぷらにもっと押し売りしてみよう!!」


結果、

猫柳も付いてくることになった。


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