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ギャラリー

「変な噂を聞いたんだけど」


「どんな噂だ?」


「若い女が描かれた肖像画ばかりをあなたが買いあさっているという噂よ」


「……!?」


「その表情からすると、どうやら本当のことだったみたいね……」


「待て待て、そんな軽蔑するような目で見るな。これはアートに関わることなんだ」


「アートぉ? そんな高尚な要素がどこにあるのよ?」


「その日まで秘密にしておきたかったんだが、仕方ない。絵を集めて画廊のように展示しようと思っていたんだ。ちょっと待っていてくれ、いくつか持ってこよう……ほら、これだ」


「どのモデルも派手で独特なファッションをしてるわね。若くて可愛い子ばかりだわ。だからってどう贔屓目ひいきめに見てもアートには見えないわね!」


「想像力を働かせてくれ。これらの絵がたくさん飾られている画廊をイメージしてみろ」


「……想像してみたけど、やっぱり悪趣味としか思えないわよ?」


「気づかないのか?」


「……何に?」


「ギャラリーならぬギャルリーだ」


「……別の意味で呆れたわ……」

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