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持ち込み鑑定 前編

「こんにちは」


「いらっしゃい。今回は大漁のようだな」


「ええ、戦利品がいっぱい手に入ったわ。さっそく鑑定をお願いね」


「了解した。少し待っていろ……ん?」


「ああ、その兜。なんだか他のとは違うオーラを感じたのよね。あなたも気になるの?」


「……お前、これはまずいぞ……」


「えっ? なにが?」


「……いや、真っ先に俺のところに持ってきたのはある意味幸運だったと言うべきか。家に持ち帰ったりしていたら危なかったところだ」


「ど、どういうことよ?」


「この兜はデュラハンの頭と呼ばれているものでな……これを持っている者のところに、頭を取り返すためデュラハンが訪れる」


「……!?」


「ほら、聞こえてきただろう? 馬の足音が……」


「……ごめんなさいね、面倒に巻き込んじゃって」


「なあに、慣れている」

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