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3-7

 ついさっきまでここに裸の海里がいた事を思い出せば結構興奮したのだろうが、あいにく僕は疲れ果てていたし、それにさっき見た沈没船の事で頭が一杯だった。

 シャワーを浴び、濡れた下着は脱いでノーパンでスウェットを履き、甲板に上がると、海里はまだ眠っていた。まあ、起こさないでおこう。改めてキャビンに舞い戻り、ボトルを見つめる。僕の家の模型がその中に入っている。



 シャワールームで、そして今も考えていた事ってのは、二つだ。

 一つ、さっき見た沈没船には持ち主がいたのだろうか。いたとしたら、僕や海里と同じようにあのホームレスからボトルシップを買ったのか? そうだとして、持ち主はどこへ行ってしまったのだろう。現実へ戻ってそのまま船は放置され、沈んでしまったのだろうか。あるいは、「船乗りは船と運命を共にする」ということわざ通り……



 もう一つ、海里はどこから来たのだろう。そして、どうやってここから帰るつもりなんだろう? ボトルの中には僕の家しかないのに。



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