デートの時間だオラァ!!(後半戦)
本日3つめ
※あらすじ
混浴でのぼせて全てを見られる羞恥プレイを体験しました。
以上
「はは・・ははは・・・もう何も言えねぇ」
「あ、あの!出来るだけ見ないようにしましたから!大丈夫です!」
「まぁ神様だからそんなのは見慣れてるでしょう。俺が気にし過ぎなんでしょうね」
「さすがに見慣れてませんよ!!」
ショックというか何というか・・・。
全裸を見られた上に体を拭いてもらって、服を着せてもらうとか何ていうプレイ?
何よりショックなのは、ティニーさんとの密着の記憶が無い事だ!
くそぅ、俺の貧弱さを恨みたくなくるよ。 かくなる上は・・・。
「ティニーさん、全裸を見たんだから責任取ってくださいね」
「えぇぇ!? 確かに見ましたけど・・・それって普通女性が言うのでは?」
「関係ありません。男であろうが女であろうが、そこは責任を取るべきだと思います。あ、もちろん助けてくれた事には感謝してますよ? ありがとうございました」
「ワタルさん、私をからかって遊んでませんか?」
「まさかー。ワタシ、マジメネ。ホントヨ」
恥ずかしさもあって、ちょっとぶっ飛んだ提案をしてみたよ。
このままなし崩しにハーレムの仲間入り決定させてしまおうかと。
ほら、裸の付き合いもしたしね!
「でもワタルさんはフェアー様やアルリーナ、ソラールともいい感じですよね?」
「みんな大好きですからね。そこにソラールさんが入ってくれればなぁ・・・」
「う・・・堂々とハーレム宣言してる。でもちょっと羨ましく感じます」
「今のところティニーさんが一番深い関係になってますよ?混浴からの全裸介護プレイなんて他の誰ともしてませんし」
「プレイって何ですかプレイって!」
お互い恥ずかしいからね、軽口叩いて誤魔化すしかない。
お互い顔を赤くしながら笑ったり困ったり・・・楽しい時間だった。
布団に寝転がり、まったりと過ごしたよ。もちろん健全に。
そんな事してたらいい時間になっていたので旅館を出ることに。
泊まりもOKだけどどうするか聞いてみたら、顔を真っ赤にして肩を叩かれた。
明日も休みなら泊まってくれたのかな?って思ったり・・・。
旅館で食事をってのも考えたけど、帰りの時間などを考えて場所を変える事に。これもアイビーが色々考えてくれたんだっけな。アイビーありがとう。
旅館から少し街の中心部に行くと目的の店があった。
下界でいうところの和風創作料理のようなものを出す店だ。
もちろんここも予約を取ってありますとも。
落ち着いた雰囲気の店で、半個室のような感じになっているのがありがたい。
「この店は気になってたんですが、時間が無くて来れなかったんですよね~」
「うん。その辺もしっかりリサーチさせてもらったので」
「本当に驚きましたよ。まさかこんな強引な手でデートに誘うなんて」
「ははは。そうでもしないとティニーさん休まないんだもん」
俺も時々騒ぎを起こしてたから言えた義理じゃないけど、この人は本当に働き過ぎだと思う。聞いてみたら、前の休みがいつだったか覚えてないらしい。
いくら神様とはいえ、それは疲れるだろうしストレスも溜まるだろう。
周りの人の理解と協力でちょっと強引に連れ出せたのは良かったかな。
休みだから家に帰れって言っても、この人は休まないだろうしね。
だからゆっくりと温泉に浸かり、美味しいご飯を食べてもらおうと思った。
珍しく真面目になったアイビーが優秀だったのは驚いたけどね。
アイツ、仕事も真面目にやれば結構出来る子なんじゃないのかな?
まぁいいや、今はティニーさんとの食事を楽しもう。
「これ、美味しいですね~。何を使ってるんだろう・・・」
「あっこれ好き。この食感がたまらない!」
「見た目も綺麗だけど、味も凄く繊細で美味しい」
「ん~。このデザートもっと食べたい!」
ティニーさんは本当に美味しそうにご飯を食べていた。
今までは仕事用の顔ばかり見ていたせいか、普通の女性らしい反応に俺もニコニコしっぱなしだった。こんな顔も出来る人なんだって。
新しい一面を見れるのって嬉しいよね。
「ティニーさん、少しは気分転換出来たかな?」
「少しどころじゃないです。今日は本当に楽しかったし、嬉しかったですよ」
「そっか、なら良かった」
「本当にありがとうございます。ゆっくり温泉に入って、ちょっと気恥しい事もありましたけど・・・美味しいご飯食べて、疲れもストレスも吹っ飛んじゃいました。ワタルさんには感謝です」
「自分じゃ気づかなくても、かなり疲れてただろうしね。あ、ティニーさんは周りに心配されてたって事を忘れないように!もっと自分を大事にね」
ティニーさんは自分の仕事に対しての責任感がとても強いのだろう。
それはとてもいい事だし誇っていいと思う。
でも同時に、息抜きの仕方が下手なのかもしれない。
仕事自体にとてつもない責任があるからね。そりゃ気を抜けないだろうさ。
ちょっとしたミスで俺みたいなヤツが出ちゃうんだし。
だからこそ、ティニーさんにはしっかり休んでもらいたい。
「ワタルさんの件があって以降、確かに余裕を持って仕事は出来てなかったのかもしれません。だって運命を司る神のクセに、その運命を歪めてしまったんですから。例えそれが私がいないところだとしても、部下がやった事だとしても、それは私の責任ですから」
「ティニーさんは大変なモノを司ってるね」
「そうですね。どうせならもうちょっと楽なモノを・・・って思った事はありますよ」
神様だって大変なんだよね。そりゃいちいち個人のお願いなんて聞いてられないよ。
そんな事してたら神様が過労で倒れちゃうだろうね。
「ワタルさん、またデートに誘ってくれますか?」
「そりゃもちろん。最初に言ったけど、次はティニーさんの希望も教えてね」
「はい。 あ・・・でもまた温泉もいいなぁ・・なんて」
「・・・次はのぼせないようにします」
「ふふふ。それだと私は襲われちゃうのかしら?」
「そりゃもちろん!次こそは・・・記憶のある接触を!!」
「ワタルさん、欲望丸出しの顔し過ぎですよ」
店を出て、ティニーさんの屋敷までの帰り道はずっと手を繋いでいた。
自分で言うのもなんだけど、誰が見ても恋人同士に見えたと思う。
二人で色んな話をして、笑って・・・次のデートの行き先ももちろん話したよ。
俺が天界に来て初めて出会った女神様、それがティニーさん。
とても綺麗だと思った。でも、今日のティニーさんはもっと綺麗だった。
その笑顔も、声も、もちろん・・・その体も。
ティニーさんの事をもっと知りたくなったし、俺の事をもっと知ってもらいたくなった。お互いの事をもっともっと知り合いたい。
そんな事を思っていたら、ちょっと離れるのが寂しくなった。
ティニーさんもそうなのかな?家の門の前で手を繋いだまま話をしていた。
早めに休んでほしいのに、離れるのがもったいなくて・・・。
「そろそろ・・・ティニーさん家に入って休まないとね」
「そうですね・・・あの、今日は本当にありがとうございました」
「こちらこそ。凄く楽しかった。離れるのがもったいないくらい楽しかった」
「私もです。どうせならあのまま旅館に泊まればよかった・・・」
寂しそうに、切なそうに話すティニーさんが愛しくなって思わず抱きしめた。
「今度は泊まりかな?」
「それもいいですね。じゃあそれを楽しみに・・・・・・ふふ」
「!?!?」
ティニーさんからのキスはとても優しかったです。
ワタル爆ぜろ(・x・)




