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動物園って大人になっても楽しいよね

本日2つめ


「あっははははは   まさかソラールに料理を教えるなんてね~」

「犠牲者は俺が最後にしたい・・・」

「はぁ~・・・アンタを初めて尊敬するわ~」

「おい、今頃かよ。ちょっと遅いと思うんだけどな」



ソラールさんに料理を教えた次の日、アイビーがウチにやってきて大笑いした。

お前の友人なんだからもうちょっとどうにかしてやれよって思った。



「彼女は知識も技術もないのにアレンジしてたからね。そりゃ魔改造料理が出来上がるわ。ま、昨日教えた感じだとアレンジしなけりゃ大丈夫でしょ」

「昨日の夜ウチに来て嬉しそうにしてたわ。今度食べてって」

「まだ野菜炒めと焼き魚だけだけどな。食べてやってよ」



しばらくしたら次の料理を教えてあげようかね。

アレンジは絶対禁止にしておけばいいだろうし。



「で?で? ソラールとデートするんでしょ?何処行くの?何するの?」

「・・・近所のおばちゃんかお前は!」

「だって~、あの初心《ウブ 》なソラールがOKしたのよ?あの子、男神連中からモテるのに今までずっと誘いを断ってたのにさ。アンタが誘ったらOKとか・・・もうね、自分の事みたいにワクワクしちゃうのよ~」



やっぱりソラールさんモテるのか。

そりゃ男から見ると保護欲を誘うというか・・・何て言うんだろう。

「守ってあげたい!」って感じなんだよねぇ。


そしてアイビーが言うように初心なところとか可愛いのよ。

軽くからかうだけで顔真っ赤にしたりね。

そういや、昨日の猫のポーズも可愛かったなぁ・・・。



「フェアー様にアルリーナ様にソラールか~。アンタえげつないわね」

「ふ、ティニーさんも入れておいてほしいね」

「ティニー様か~。ちょっと難易度高いわよあの方は」

「まず忙しすぎて時間取れないのが痛い。デート出来んのよ!」

「あはは。年中無休の部門だからね~ それより、ソラールとのデートよ!予定とかもう決まってるの?」



アイビーおばちゃんが興味津々すぎて怖い。

まぁ、ソラールさんと一番仲のいいアイビーの意見を聞くのはアリか。

たまには役に立ってもらいたいものだよ。












「お、お待たせしてすみません!天地さん」

「いや、大して待ってないから大丈夫だよ」



ソラールさんとのデートは結構早い段階で実現した。

アイビーが休みの調整をしてくれたらしい。アイツ、やるな。

待ち合わせは街の中心地にある噴水前。デートっぽくていいでしょ?


デートのために着飾ってくれたソラールさん・・・ではない。

悲しいかな。女神の衣装のままでした。

まぁ、神様にとってはこれが正装だし仕方ないよね。

そもそも下界のように色んな種類の服があるわけでもないし。



「さて、それじゃウチに帰ってイチャイチャした時間を過ごしますか」

「ひゃへ!?あああ天地さんの家でイチャイチャ・・・!?」

「ひゃへって・・・ホント面白いなぁソラールさんは」

「んもう! またからかったんですね!」


ウチでイチャイチャしてみたいけどね、それはまた今度って事で。

アイビーと色々議論した結果、動物園デートをする事にした。

情報によるとソラールさんは動物が大好きらしいので。


天界の動物園は下界と同じ感じだ。

園の中にいる動物も似ている。ただし、俺が知らない動物もいるらしい。

すでに絶滅した動物はもちろん、下界では空想上の動物もいるんだって。


ペガサス見れるってよペガサス!やったね。

後は・・・違う世界の動物もいるらしい。違う世界って何だよ!

色々突っ込みたいところもあるけど、とりあえず今日は動物園デートだ。





「おぉ・・・何だこの動物は・・・・」

「はぁぁぁあ 可愛いですねぇえ」


「あ、いた!ペガサスいた!ソラールさんペガサスペガサス!ほら!」

「あはは。天地さん小さい子供みたい~」


子供みたいって言われたよ・・・。

でもさ、やっぱり本物のペガサス見たらテンション上がるって。

まぁその後に見たドラゴンは呆気に取られて沈黙してたけどね。



「? 天地さん? 大丈夫ですか?」

「うん・・・何ていうか・・・異世界ファンタジーって感じで・・・」

「ふふふ。天地さんのいた世界の人からすればそうですよね」

「やっぱりいくつか世界があるんだ・・・」

「ありますよ~。だから神もたくさんいるんです」



やっぱり異世界はあった。

行ってみたかったなぁ・・・って気持ちもあるけど、今の天界暮らしを考えると「このままでいいや」って気持ちが強くなる。

異世界に女神クラスの美女がいっぱいいるなら考えるけどね!


ソラールさんが教えてくれたのは、

・世界は複数ある

・魔法の世界もある

・もちろん魔物がいる世界も

・基本的に同じ世界でしか輪廻しない

・稀に他の世界に転生する事もある(特例のみ)


こんなところだ。

おいおいおいおい!異世界転生あるんかいっ!!

特例で天界に住んでる俺は何で異世界転生がダメだったのか聞いてみたい。


ソラールさんに聞いても分からないらしいので今度ティニーさんに聞いてみよう。

いや、今さら転生はしなくていいけどね。この暮らし好きだし。

でも聞いてみよう。聞くだけだよ?ホントに。






ソラールさんとの動物園デートは終わり。

「またね~」と手を振ってお別れ。

・・・・ってなるか!ここからでしょ!今からが本番さ。


「動物園楽しかったですね~。やっぱり動物は可愛いです」

「だねぇ。俺も初めて見る動物とかいて楽しかったよ」

「ふふふ。ペガサス見たときの天地さん可愛かったですもん」

「う・・・それは忘れて。 さて、ソラールさんこれからどうする?」

「え、う~ん・・・どうしましょう?」



今からが本番とか格好つけてごめんなさい。

ヘタレな俺はここからどうしたらいいか分かりません。

誰かアドバイスを・・・。 あ!アイビーが「困ったら見るように」ってメモをくれたっけな!ナイスだアイビー!今度から少し優しくしてやろう。



『いい?ソラールや私みたいな初級女神は寮に住んでるからアンタは来れないの。だからこの後はアンタの家に誘うのよ!大丈夫!ソラールが珍しくデートOKしたのよ?ワタワタしながらもついて行くわ。で、コーヒーでも飲んで少し落ち着きなさい。アンタも男ならそこからはいい雰囲気に持っていくのよ!そしたらちょっと強引に押し倒しちゃえばいいの!ヤっちゃえヤっちゃえ~☆』




アイビー、今度からもう少し厳しく接してあげたほうがいいな。

ヘタレって言ったじゃん!こんなん無理でしょ!ムリムリムリムリカタツムリ!



「あ、あの・・・天地さん?それ・・・何見てるんですか?」

「へ!? あ、いや。ちょっとアイビーメモを・・・」

「アイビーメモ? あの子ったら・・・ちょっと見せてください」

「い、いや~見ないほうがいいかも」

「大丈夫です。見せてください。ほら!」


アイビーごめん。思わずメモの事話しちゃったよ・・・。

今度一緒に怒られような。半日くらいの正座で許してくれるさ・・・多分。

あ、ソラールさんがメモを読み終わったよ。俺も終わったかな。



「・・・・天地さん」

「は、はい。何かごめんなさい!」

「いえ、それはいいんです。それで・・・あの、家に誘ってくれるんですか?」

「!?!?」





天地渡です。

怒られるかと思いきや、この展開。


家に・・・誘っちゃう?

いつも読んでくれてありがとう。


ほら、下にポチっと押すところがあるみたいですよ?試してみては?(・x・)


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