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甘い夜が明けると甘い朝でした

今日の分をアップする前に過去最高のPVとか何これ(・x・)


ともあれ、いつも読んでくれてありがとう。

天地渡です。こう見えてリア充です。

・・・多分、そうだと思います。

だって女神様と同じ布団で一夜を明かしたんですから。


ふふふ。羨ましいだろ!

目が覚めたら凄い綺麗な顔が目の前にあるんだよ?

ずっといい匂いしてて、自分以外の温もりを感じるんだよ?

起きて2秒で自分がリア充だって思ったね。


あ、でも一緒に寝ただけ。高度な情報戦なんてない。そのままの意味。

大人な関係とか邪推してもらっては困る。

俺はハーレムに憧れてはいるが、ぶっちゃけチキンだ。

あ、だからと言ってサクランボ君じゃないよ?いやホントに。ホントだって!


昨夜は色々な話をした。お互いの想いについてもたくさん語った。

いつの間には寝ていたようで、目が覚めたら朝でした。

現実はそんなもんだ。寝てしまった自分を後で殴ろう。そうしよう。



「フェアーさんおはよう」

「・・ん~・・・お・・はよ」

「もう少し寝てていいよ。朝ご飯出来たら起こすから」

「ん~・・・」



相変わらず朝が弱い。人間でいうところの低血圧みたいなものだろうか?

でもさ、こんなに近くで寝顔を見るのは初めてで・・・いつもと違って新鮮だ。

むにゃむにゃしてるのとか可愛いよ~。

しばらく見てたら天地さんちの渡君が挨拶しそうになったので急いで部屋を出た。

あの子ったら、いつも勝手なんだもん困るよ!



結局、フェアーさんとの関係がどうなったのかは俺もよく分からない。

「好き」とは言ったけど「恋人になって」とは言ってないし・・・。

そもそも、女神とそういった関係になっていいのか分からない。


あれ?下手すると神罰とかあるのかね?

神に手を出す不届き者!って偉い人から怒られないかな?

ちょっと怖いけど、その辺はフェアーさんがしっかり起きてから聞いてみよう。



簡単な朝食を作ってフェアーさんを起こしに行くと、まだ幸せそうに寝ていた。

「この笑顔、守りたい」俺はキメ顔でそう言った。

うん、馬鹿やってないで起こそうかな。


「フェアーさん、ご飯出来たよ。さぁ起きて」

「・・・んぅ~・・・」

「ほら、起きないと朝からフェアーさんを襲っちゃうぞ~」

「・・ん~・・・だめぇ」


何この子、可愛いんですけど。

何度か同じような言葉を言ったり、体をゆすったりして起こしたよ。

寝起きはこっちの思考を読む余裕がないようで、ボ~っとしてるところを抱きしめてみた。

女の人ってどうしてあんなに柔らかいんだろう?



ご飯を食べ始める頃にはいつも通りのフェアーさんになっていた。

でも、昨日あんな話をしたからか、一緒に寝たからか分からないけど、いつもより雰囲気がずっと柔らかい感じだった。

時々恥ずかしそうにする顔がまた可愛くて悶えそうになったよ。




昨日から同じ服のままだったので着替えたかったけど我慢。

風呂に入りたかったけど我慢。仕事を始める時間だったから仕方ない。


いつものように働いた。

今日は昨日泊まった客間と応接間を掃除した。

いつものように掃除してたけど、今日はフェアーさんがずっとついてきた。

ニコニコしながらそばにいた。


また倒れるのを心配してるのかな?って思ったけど違うようだ。

心配というよりも、フェアーさんなりに甘えているように思えた。

だから時々話しかけたり、頭を撫でてみたりした。

ニコニコが3割増しになったよ。何この子、可愛いんですけど。


仕事が入ったのか時々いなくなるけど、戻ってくると同じように近くにきた。

「お帰り」って頭を撫でてあげるとさらにニコニコ・・・って感じ。

おかげで掃除が楽しくて仕方なかったよ。



「さて、掃除は終わりっと。 ・・・あぁ、汗かいた」

「お疲れ様でした。それじゃあお風呂入りますか?」

「その提案は魅力的だけど、着替えないから家で入るよ」

「あらあら、背中流そうと思ったのに残念です」

「・・・ソウデスネー」


いやいやいや、フェアーさんは純粋に背中を流してくれるだけだ。

一緒に風呂に入るとは言っていない。うん。

一瞬でおかしな考えを思い浮かべた俺って・・・どんだけ溜まってるんだよ。



「あらあら、ワタルさんがそうしたいならいいですよ?」

「!?!? お願い。こんな考えの時は思考読まないで。恥ずかしいです」

「ふふふ。そんなワタルさんも好きですよ」


もう!も~う!!何この子、可愛すぎるんですけど!

今日のフェアーさんは色々と振り切れてるね。

俺の真面目で紳士な精神力は限界よ! ・・・おい、そこ笑うな。





晩御飯を作り、一緒に食べて片づけて・・・自分の家に戻った。

今日は何だか幸せだったし楽しかったけど、疲れたよ。

フェアーさんは今日も泊まらないかって言ってくれたけど無理。限界。


今日も一緒だったら、紳士でいられる自信がまったくない。

誘うような事を言われたら俺はルパンダイブをする自信がある。

例え冗談で言ったとしても、押し倒してしまいそうだ。


だから帰ってきた。着替えがないって言い訳をして帰ってきた。

もし今後もフェアーさんが同じような状態だったら・・・って考えて、次からは着替えを持ち歩く事にしたよ。心の中でそう誓ったんだ。



あ、ちなみに・・・

フェアーさんちにお泊りしたので昨日から家に戻ってなかったワケだ。

監視役の2人とペコからお手紙もらっちゃったよ。

ソラールさんは「帰宅が遅いようなので戻ります」と。

アイビーは「え?泊まり?え?えええええええ!!!」と。

ペコは「ご飯」と。


3人が相変わらずな感じだったのでほっこりした。





フェアーさんに確認したことを少し。

いわゆる恋人みたいなものは天界の認識として特に問題はないらしい。

相手が神だとしても。だ。

神罰もなし。・・・良かった。

例は少ないけど、加護持ちの人間とそういった関係になった女神はいるようだ。


俺とフェアーさんの関係については・・・。

「どうなんでしょう?恋人?夫婦? ん~・・・わかりません」だってさ。

さすがに夫婦は違うでしょ!ってツッコんだのは言うまでもない。


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