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おしかけハーレム要員?

アイビーとソラールのスカートをめくったら

ブックマークがドンと増えたよ・・・


アンタも好きねぇ(*´Д`*)


「新しい朝が来た!希望と欲望の朝だ!」



はい、特に意味はありません。ちなみに朝って時間でもありません。

日課にしているラジオ体操をする前の儀式です。

ルーティーンって大事だよね。


今日の仕事は午後からなので簡単な朝食兼昼食を作り泉の前で食べることに。

食後のコーヒーも忘れずに・・・っと。

ふふふ。なかなか贅沢な時間だと思わないかい?


「ん。美味しそう」

「・・・」

「美味しそう」

「・・・え?」


誰だれダレだれ誰!?!?

朝食兼昼食用に作った簡単サンドウィッチを至近距離で見つめてる人がいるよ。

あ、少しヨダレ垂れてる・・・。


よぉ~し、落ち着け自分。落ち着け。

これはあれだ、きっと泉の妖精さんがご飯の匂いに釣られて来ちゃったんだ。

うん、きっとそうだ。


人の食べ物が珍しいんだろうなぁ。

ラノベだったらここでご飯を分けて仲良くなったりするパターンだね。

で、主人公を守護する存在になったりするんだよね。



「・・・だが、断る!!」


ここは天界だ。魔獣が出るようなファンタジー要素などない!

それゆえに、ここで俺のご飯をあげる要素などない!

ふははは!こんなパターンは想像してなかっただろう妖精よ!


「・・・あ」

「(モグモグ)」

「あぁ・・・」

「(ムグムグ)」


あ、リアル「orz」だ。悪いね、この世界は弱肉強食なのさ。


「さて、おふざけはここまでにして・・・君は誰かな?」

「・・・ご飯」

「そうか、ご飯ちゃんか~・・・って、なるか!誰よ君は」


よっぽどお腹が空いてたんだろうか。サンドウィッチが乗っていた皿を見つめたまま呆然としてる。

さっきはビックリしてよく見てなかったけど、この子は女神だね。

ここは神から禁じられた能力を使うしかない。


「いざ!妄想ステータス!」


種族:多分女神

身長:150~155㎝  体重:乙女の秘密

体形:細身    ロマン:絶望(今後の成長に期待)

特性:腹ペコ


こんなもんかな。

簡単に言えば小柄な女性ってワケだ。ロリではない。

絶望の表情のまま固まっているので面倒だけど追加でサンドウィッチ作るか。


「ほい、食べていいから名前くらい教えてよ」

「ふぉぉ!ご飯。アルリーナ」

「アルリーナ・・・さんでいいのかな?」

「ん。アル。ルリ。リーナ。どれでも」


あぁ、あれだ。言葉少ない系だ。

とりあえず食べ終わるまで待ったほうがいいね。リスみたいになってるもん。

それにしても何処から来たんだろう?気がついたらいたぞ。


「ん。おかわり」

「食材もうないから終わりだよ。また今度ね」

「がーん。絶望」


本当に絶望したような顔だ。面白れぇこの子。

もうちょっと観察してたい気もするけど、そろそろ屋敷に向かわないとね。

フェアーさんの屋敷までそこそこ距離あるのよこれが。


「それじゃ、俺はそろそろ仕事行くから・・・君も戻りなね」

「アル。ルリ。リーナ。どれでも」

「あぁそっか、じゃあ・・・ペコ、またね」

「ペコ・・・新しい。由来は?」

「腹ペコだからさ~。腹ペコキャラのペコだ!決定!」

「拒否。断固拒否」


いい名前だと思うんだけどな~。まぁいいや。

さて、出勤だ出勤だ。









「・・・・・で、何で?」

「ん。気まぐれ?」


首をちょこんと傾けてこっちを見られても困る。

やはり女神だからなのか、可愛いから余計に困る。

俺の服の肘辺りをちょこんとつまんだまま着いてくるからさらに困る。


迷子?いやいや、小柄だけど子供ではない。

もしかしてご飯あげたから懐かれた?いやいやいや、そんなバカな・・・。

どうしよう。フェアーさんの屋敷まで着いてきそうだ。


ここで俺に質問。こんな時どうしたらいいのでしょう?

①ダッシュして逃げてみる

②しっかりとお話をしてみる

③このまま連れていきハーレム要員にする


ん~・・・この不思議ちゃんをハーレム要員にするのかぁ。

嫌ではない。小柄で可愛いし嫌ではない。

でもさ、いきなり現れて懐かれたからってそれは早計だよなぁ・・・。


「なぁペコ、俺はこれから仕事なんだ。だからついてこられても困るよ?」

「ん。終わるまで待つ。平気」


待つってアナタ・・・。


「いやいや、仕事が終わるのは夜だよ?それにどうして俺を待つのさ」

「ん。ご飯また今度って言った。だから待つ」


うん、確かに言ったさ。

でも「また今度」がそのまま今日の夜っておかしいでしょ!

この不思議ちゃん不思議過ぎてちょっと怖いよ!?








「あらあら、ワタルさん。今日はまた・・・どうしました?」

「うん。フェアーさんごめんなさい。もう俺疲れちゃったよ・・・」

「あらあら、仕事前から疲れちゃいましたか~」


結局、フェアーさんの屋敷までついてきちゃったよ・・・。

途中何度も説得したよ?でも不思議ちゃんには勝てなかったよ俺は・・・。

フェアーさんならペコの事知ってるだろうし、知らなくても何処かに問い合わせとかできるだろうし、もう任せていいよね?




「・・・ってワケで、何故か懐かれました」

「あらあら、それはそれは大変でしたねワタルさん」

「で、フェアーさんこの子の事知ってる?」

「はい。水を司る女神アルリーナですね。確かに・・・少し変わった子ですが悪い子じゃないので安心してくださいね」


水の女神ときたか!


「水見てた。君いた。ご飯くれた。君好き」

「・・・え~と、フェアーさん?」

「アルリーナは天界の水質管理をしています。見てたというのはその事でしょう。ワタルさんの家裏にある泉も管理下にありますから・・・そこでワタルさんに会ってご飯を食べさせてもらったって事でしょうね。好きというのは・・・そのままの意味でしょうかね?」

「ん。好き」




わーい。天界に来て初めて告白されちゃった~。

どうするぅ、俺!

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