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ただの人間ですとも

東京も雪が降りましたね。ビックリ(・x・)

体調不良も加速中・・・。

俺は今ベッドで横になっている。


ついでに言うと両手両足を拘束され、頭から体のいたるところに器具が取り付けられている。

別室の窓からこっちを見ている白衣の神様とティニーさん。

うん、きっとあれだ。健康診断ってヤツだと思う。



アイビーと男神2人に『おしおき』してから数日後、ティニーさんがウチに来た。

ちょっと気になることがあるからって連れてこられて・・・今の有り様。

何?俺もしかして病気なの?深刻なの?教えてティニーさ~ん!

あ、検査終わったっぽい。



「天地さんお疲れ様でした。突然こんなことをお願いして申し訳ありませんでした」

「いや、それは別にいいんですけど・・・結局これ何ですか?病気とか?」

「いえいえ、病気ではありませんよ。ちょっと気になる情報が入りまして・・・その確認のために検査をしていただきました。問題ないようなので大丈夫です」


気になる情報・・・それが気になる。

いや、分かってるんだ。その情報の出どころと情報源は。

この前のアレでしょ?神様をノックアウトしたのが原因でしょ?

俺は鈍感系主人公ではないのだよ!!




生前、よく読んでいた「小説家になろう」というサイト。

あそこは異世界モノが大盛況だった。

俺自身、異世界モノは好きだったからたくさん読んだ。

その異世界モノで多かったのが所謂「鈍感系主人公」ってヤツ。


特に近年その傾向が多くみられた。そして鈍感さは激しくなっていた。

いやね、俺も別に鈍感系が嫌いとかじゃないのよ?

でも明らかに「コイツ鈍感以前の問題だろ」ってのが増えてたのよ。

で、そんな主人公に違和感を感じてしまうと読むのを止めてしまうのさ。


何事も行き過ぎるとダメなんだと思う。

何でこんな話したかって?俺は鈍感系じゃないからさ!

空気読めない時もあるけど極力読んでるよ!人の好意には結構敏感に気づくよ!

脱☆鈍感系主人公!ってね!


ふぅ、ちょっと脱線し過ぎたかな。

別に鈍感系全てを否定してるワケじゃないのですよ。ここ大事。ホント大事。

炎上とか怖いっす。ごめんなさい。



とりあえずだ、俺がここで検査を受けた理由。それは「鬼神」騒ぎだろう。

男神達だけでなく、街中でも噂されてたしね。

その噂を聞いてとりあえずの検査ってところだろうな。


「ねぇティニーさん、この検査の理由は察してるけど・・・鬼神ってそんなに問題なの?」

「え・・・鬼神って・・・あの、天地さんは・・どこまで知って・・」

「あぁ、何となく?このところの噂とか俺も聞いてたし。タイミング的にね」

「お察しの通りです。天地さんが鬼神なんじゃないかという話がありまして・・・天地さんがこちらに来た理由を知ってる私としては馬鹿々々しいのですが、周りを納得させるために検査をお願いしました。結果はもちろん鬼神ではありませんでしたよ」


アイビー&ソラールの操作ミスによる事故って知っているティニーさんからすれば確かに馬鹿々々しい検査だよね。俺も馬鹿々々しいもん。

俺は普通の人間。ちょっとエロい普通の人間。ハーレム願望強い普通の人間。

男の子だもん、これが普通だと思うよ。でしょう?


「で、鬼神に関して教えて?」

「あぁはい、すみません。 鬼神は数百年前に消滅して以来、現在までその存在が確認されていない神です。しばらくの間出現が確認されてない神なら他にもいるんですが・・・鬼神は消滅する前に天界で大暴れしまして・・・当時を知る神々の間ではちょっとしたトラウマなのです」

「あぁ、だから俺を調べたってワケね」

「はい。鍛冶の神はともかく戦神までねじ伏せてしまう加護なしの元人間、ワタルさんこれは騒ぎになってしまうのも仕方ありませんよ」

「あ、あはは・・・ちょっとやり過ぎちゃいました」


ホント、やり過ぎちゃったな。これは反省。

でも普通に戦うとしたら俺なんて瞬殺でしょ?ただの人間なんだし。

あの時は不意打ちってのもあったからね。暴走って怖いわーホント反省。



ちなみに、復讐?を終えて家に戻るとアイビーはまだダウンしていた。

もちろん優しく起こしてあげたよ。その前にスカートはめくったけどね。3回くらい。

・・・うん。俺の好感度下がる音が聞こえてくるようで辛い・・・。




「では天地さん、もうお帰りになってもらって結構です。ご協力本当に感謝します」

「いえいえ、この程度ならいつでも。あ、ティニーさんはこの後も仕事ですか?」

「はい。天地さんの件でバタバタしてましたが、ようやく落ち着いて仕事が出来ます」

「毎度毎度申し訳ない。お詫びに今度ご飯でもどうですか?」

「あら、天地さんにはフェアー様がいるじゃないですか。あ、やっぱりハーレム狙ってるんですね?私は真面目な人じゃないと無理ですね~」

「俺は真面目にハーレムを目指しているのです!だから大丈夫!」

「何ですかそれ。ふふふ」


真面目にハーレム生活。うん、自分で言っててわけわかんない。

う~ん。それにしてもティニーさんは難易度高いよなぁ・・・仕事忙しいし。

ここは焦らずのんびりと、かな。







鬼神疑惑も解消したし、そろそろデートのリベンジしないとね。

時の女神様とすれ違うたびに「ご飯まだ?」って言われるし。

よし、明日からものんびり頑張ろうっと!



・・・あれ?

もし俺が鬼神の生まれ変わりだったらどうなってたんだろう?


いつも読んでいただき感謝です。

本当にありがとう。

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