調子に乗れば怒られる
風邪ひいてしまい更新遅れました。すみません。
ブックマーク・感想・レビューなどをいただくたびに
HPが回復します(*´Д`*)
女神様が言ってたから間違いない!
「えっホントに働くことになったの!?うわ~ホントに?マジに?」
「マジマジ。フェアーさんに頼みまくったらOK出た」
フェアーさんの家で働くことが決まり家に戻ってしばらくするとアイビーがやってきた。
で、そのことを話すとまぁビックリしてた。
フェアーさんの家で働くって言ったのを本気にしてなかったみたい。失礼な。
「はぁ・・・って事は私もフェアー様のお屋敷か~」
「は?何でお前まで?」
「・・・はぁ。私の仕事はアナタのかん・・・えっと、補助。そう補助をするのが仕事~」
「その辺まだ誤魔化すんだ。いいよ、監視ってのは分かってるから」
「あらら、分かってたんだ。ならいっか。えっとね、監視が仕事でしょ?だからアナタがフェアー様のお屋敷で働くなら、監視役の私とソラールも一緒って事~」
コイツ、監視役って認めちゃったよ。軽いなぁ。
「ああそっか、仕事上お前とソラールさんも屋敷に行かないとダメなのか。うん、それは分かった。でも何でそんなに憂鬱そうなのさ」
「何でソラールは『さん』付けなのに私は『お前』なのか後でよ~く話し合わないとダメね~」
「ん?小さいことは気にすんな」
「・・・はぁ、まぁいいわ。 えっと何で憂鬱そうなのかだよね?まず一つ目、フェアー様は上級女神で私達は下級女神って事。2つ目、フェアー様が司るモノとフェアー様自身の能力。お屋敷で働くって事はアナタももう聞いたんでしょう?」
「あぁ、『死』を司ってるんだろ?能力については前から分かってた。でもそれがそんなに憂鬱か?」
「格が上って事もそうだけど、思考まる分かりなのよ?サボろうとしてるのバレちゃうし~」
「お前・・・」
やっぱりアイビーはアイビーだった。
でもはっきりと言わなかったけど、やっぱり怖いのかな。
ソラールさんには悪いけど、アイビーを矯正するって意味ならいい機会かもしれない。
ここは監視役としてせいぜい頑張ってもらおう。
「おっはようございま~す。フェアーさ~ん開けて~」
気合を入れてフェアーさんの家に来たものの、門が開いてません。
これ誰が開け閉めしてるんだろう?使用人いないんだからフェアーさんが自ら?
それはまた後で聞くにしても・・・どうしよう入れない。
「フェアーさ~ん、あ~け~て~」
反応なし。
壁をよじ登って入っちゃう?でもそれをするとまた大騒ぎを起こしそうだしなぁ。
いや、まてよ?ここはリスクを冒してでも入るべきか?
フェアーさんの寝顔見れちゃったりして?ぐふふ。
な~んてね。逆の立場だったら間違いなく引くわ~。うん。
「はい、私も間違いなく引きます。おはようございますワタルさん」
音もなく門が開き、少し眠そうなフェアーさんが顔を出してる。
おぉ、眠そうなフェアーさん可愛いな。
「お、おはようございます。まだ寝てました?」
「はい。朝は弱いので・・・。明日からはワタルさんも門を開けられるようにしておきますね」
「それは助かります。毎回眠ているフェアーさん起こすのは心苦しいし」
まだちょっとフラフラしてる。眠いんだろうなぁ。
パジャマ姿とかちょっと期待したけど、いつもの服装だ。残念。
天界にはパジャマとかないのかな?それとももう着替えたのかな?
「はい、着替えましたよ。さすがに寝間着を見られるのは恥ずかしいので・・・」
「そ、そうですよね~。まずは朝ご飯でいいのかな?リクエストは?」
「朝はあまり食べないので軽めなのを・・・。あら?ワタルさん料理出来るのですか?」
「ふふふ・・・こんな事もあろうかと、女神を召喚してあります。いでよっ!・・・ってアレ?いない。おーい何処行った~?」
今日の監視担当はソラールさんだったけど料理はさすがにヤバい。
なのでアイビーも強制出勤させたのさ。
後ろについて来てると思ったら、門の外にいやがる。
2人とも入るのを躊躇してたので、首根っこを掴んで入れてしまう。
「ああああ天地さん、そんな無理やり~」
「ぎゃ~!ちょっと痛い!私のほうだけギリギリ音がする!」
「ほらほら、騒ぐな。はい、フェアーさんに挨拶。おはようございます」
「おおおおおはようございます」
「いたいいたいたいおはようございます~」
挨拶をさせ、アイビーには軽めの朝食を作るように指示。
ソラールさんは料理以外の準備。
俺?俺はもちろんフェアーさんの部屋の掃除を・・・おっと睨まれた。ごめんなさい。
大人しく玄関でも掃除してきます。
アイビーが作ったのはまた中華粥だった。
俺が体調不良の時といい、得意料理なのかね?リクエスト通り軽めだからまぁいいか。
美味しくいただきましたとも。
「さてワタルさん、ちょっとお話があるのでこちらへ」
「はいはい、何でしょう」
「突然だったので言いませんでしたが、あの子達は私の使用人ではありません。フェアーの部下ですし、ちゃんと仕事があります。ですので次からはダメですよ」
「あ~・・・やっぱりそうですよね~」
「はい。使用人はワタルさんだけです。あの子達は敷地外にある待機用の建物で仕事をしていただきます。ワタルさんの監視だけが仕事じゃないのですよ?」
ちょっと怒られちゃった。
いきなり奥の手を出しちゃダメだよね。反省。
アイビーのガチガチな姿を見れたから後でからかってやろうっと。
「ねぇフェアーさん、使用人って事で雇ってもらったけど、俺は何をすればいい?」
「あらあら、ワタルさんがそれを含めて考えてくださいね」
「う~ん・・・フェアーさんの部屋の掃除に洗濯、お風呂のお世話などをメインに・・・あぁ、後は添い寝も必要ですよね~」
「あらあら、初日で解雇しないと身の危険がありそうですね」
「ごめんなさい。調子に乗りました」
使用人になったものの、正直何をしていいのかよく分かってないんだよなぁ。
とりあえず屋敷の掃除から始めてみるかね。
パっと見た感じ、まったく汚れてないのが不思議でならない。
俺、必要か?




