ロリ女神再び
「何でアタシの家の場所知ってるんスか!!変態っスか!ストーカーっスか!」
「・・・いや、ちょっと落ち着け」
「やっぱりアタシの事狙ってたんスね!ムラムラっスか!欲求不満っスか!」
「だから落ち着けってロリ女神」
「その言い方には断固抗議するっス!」
会ってすぐ、このうるさいロリ女神にうんざりした。
俺だって用が無ければわざわざ会いに来ないさ。
この前会った時は妹のように感じた瞬間もあったけど、いざこうして会ってみると
そんな気持ちはどこかへ飛んでいってしまったよ。
俺がこのロリ女神に会いに来た理由・・・それは
「おい、この手抜きロリっ娘建築士!お前が作った家は欠陥住宅だったぞ!」
「はぁ!?!?なななな、何を言ってるんスか!クレーマーっスか!」
「クレーマーじゃないけどクレームだ!まさか住んで数日で雨漏りするとは思ってなかったぞ。それも結構大量の雨漏りだ」
「・・・・ちっ、もうバレたっスか」
そう、このロリ女神が作り直した馬小屋は欠陥住宅だったのだ。
昨日の夜から降った雨は見事に俺の住処をズブ濡れにしてくれた。
朝一にフェアーさんを呼びまくったら珍しく返事をしてくれて、ロリ女神の家の場所を教わったのさ。
「おい、その言い方からするとわざとか?」
「アタシは何も言ってないス。耳が悪いんじゃないスか?で、何しに来たんス?・・・まさか、それを理由にウチに押し入るつもりじゃ・・・」
このロリ女神は耳年増というべきなのか、そういった発想しか出ないらしい。
まぁ見た目がロリでも、確実に俺より年上なんだろうけどね。
よし、ここは少し対応を変えてみようか。
「あぁ、悪徳ロリっ娘建築士にお仕置きしようと思ってね。ちょいと伝手を使ってお前の家の場所を調べさせてもらったのさ。さて、大人しく俺のお仕置きを受けてもらうか」
「!?!?」
「ほらほら、怖くないよ?お兄さんはとっても優しいんだ。デュフフ」
「・・・・」
あ、ちょっとやりすぎた。
ロリ女神が小刻みに震えてるように見える。しかも顔を赤くして涙目。
こんなところを他の女神に見られたら追放されちゃうよな・・・どうにかしないと。
「・・ご・・・じ・・・さ・・」
「ご? もう一回言ってみてよく聞こえなかったわ」
「ご主人様~!!」
「・・・・え?」
何で?どうして?何がどうしてこうなった?
目の前のロリ女神は泣くどころか、顔を上気させて潤んだ瞳でこっちを見てるんだけど。
あれ、もしかして対応を盛大に間違えた?
ご主人様って・・・何この子、そっち系の子だったの?
「アタシをお仕置きするんスね?ど、どんなお仕置きでしょう・・・いえ、どんなお仕置きでもしっかり受ける覚悟あるス」
「えぇっと・・・」
「ささ、アタシの家に案内するっス。ご主人様がここでと言うならそれでも構わないス。でも、出来れば最初くらいは家でお願いしたいっス」
・・・頭が痛くなってきた。
俺の悪ふざけがロリ女神の何かに触れてしまったらしい。
そして従順な奴隷のような女神が誕生してしまった。
「お、お仕置きは別にして、まずは俺の家の修理をお願いしたいんだけど・・・」
「そうスね、まずはご主人様の家の修理スね。あ、もしかして修理が終わったらご主人様の家でそのままお仕置きっスか?はぁ~さすがっス。上手い流れで誘導するっス」
「あぁ、うん。とりあえずウチの修理してから考えようか」
家の修理をしてもらった後、ロリ女神にはどうにか帰ってもらった。
必死にお仕置きをねだる姿はある意味恐怖だったよ。
「天地さん、天界に来てそろそろ10日くらいですか?その間に入院騒ぎがあって、今日は幼い女神のご主人様ですか・・・」
「いや、えっと・・・」
「えぇ、分かってます。入院はソラールが原因ですし、今日の事も見た瞬間はちょっと引きましたが、あの子の暴走でしょう。えぇ分かってます」
ロリ女神の『お仕置きしてして』攻撃に四苦八苦していた時、ティニーさんがウチにやってきた。
今日はアイビー・ソラールの両名が所用で来れなくて、ティニーさんがわざわざ時間を作って様子を見に来てくれたらしい。
まぁ、俺は監視対象だろうしね。
最初は引きつった顔を見せてたけど、状況を把握してからはロリ女神を帰す手伝いをしてくれた。
でもさ、そんな微妙な顔しないでよティニーさん。
前に宣言したように俺はロリコンじゃありませんよ?
ハーレム要員として考えるならフェアーさんとティニーさんが対象ですよ?
「あ、あのぅ・・・」
「えぇ、分かってます。フェアー様には黙っておきますので安心してください」
「いや、そうじゃなくて・・・」
「大丈夫です。今後、例え天地さんが小さい子に走ったとしても、私は何も見てませんし言いません。だから心配しないでください」
「走らないよ!?」
何度でも言おう。
俺はロリコンじゃない!お姉さんが大好きなんだ!
あぁ~キャラが勝手に動いてしまった・・・




