表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
テオとイズの冒険日記  作者: モードー
日記帳二冊目【魔導天界国 ヴェルトラオム】
PR
54/60

052【勝利と就寝】

〖神暦 3240年 4月 10日〗

 日記の筆者『テオ』

 場所「魔導天界国 ヴェルトラオム」



勝った…


黒い翼のルミエルが、霧のように溶けていった。


バタン


何かが倒れる音がした。


「なに⁈ 敵襲⁈」


僕は、咄嗟に腰の剣に手をかける。


「違うわよ、イズが倒れただけよ。」


リリーが指をさす。


そこには、前のめりに倒れたルミエル…イズの姿があった。


「無理したんだな…」


僕は呟き、イズに近づいた、すると小さな稲妻が生まれ、それがイズの周りを取り囲む。


ジジジ


稲妻が引くと、そこにはいつもの、あの小さなイズの姿があった。


「あ~ 疲れた。 ってか私達勝ったよね。」


「うん。 勝ったよ。」


「よっしゃ。 …というか、もう真夜中…夜が明けてんじゃん。」


イズが呟いた。


…?

空は水色で明るいし、そんな0時なわけ…


「あ~もう。 なんなのよここ。 空が現実時間とリンクしてないじゃない。 体内時計狂っちゃうわよ。」


イズが宙に浮く。


「…テオ~ もう私ムリ~ どっかにテントはって~ さっさと寝るわ~」


イズがパタンと地面に座り込んだ。


「…わかった。 じゃぁリリー。 地面に降ろして。」

「オッケー!」


リリーが手で○を作り、指をパチンと鳴らした。


すると、水のステージが動きエレベーターのように降下していく。


アリスは…


僕は、魔法で作った球体の中にいるアリスのほほをつつく。


「大丈夫?」


すると、アリスがむくっと起き上がった。


「あ~疲れた。 も~むり。 ワタシ寝る~」


「なんかイズと同じこと言うな。」


僕は、クスッと笑った。


「ついたわよ~」


リリーが言った。


すると、水の地面が消え、僕は、バランスを崩してしりもちをついた。


「大丈夫?」


リリーが僕の手を引っ張る。


「大丈夫、 ありがとう。」


僕は、そう言って少し開けた場所にリュックを置いた。


「テントにかわれ~」


僕が右手をかざす。

すると白い煙を上げながら、一瞬にしてそのリュックテントへと変容する。


「とりあえず、入って。」


僕は、みんなをテントの中に入れた。






「え~っと、まぁとりあえず、皆どこで寝る?」


僕は、辺りを見回す。

テントには、何人か寝れるスペースはあるものの、敷布団が無い。


「あ~待って、僕の自室のタンスの奥にあったかも…」


僕は、テントの奥の扉をあけ、自室へワープする。


たしかここに…


…あった


僕は、敷布団を何枚か持って行った。


「はいじゃぁ、置いておくからあとは女性陣の皆様にまかせます。」


僕は、フィルを連れて自室へ歩いて行った。


「は~い、じゃぁおやすみ~」


イズの声が聞こえたので、僕は「おやすみ~」と言葉を返した。






「…フィルの怪我はもう治ったね。」


僕はフィルを見て呟いた。


「あぁ、しっかしあの天使ちょー強かったな。」


「うん。 …けど、どうして白龍とルミエルが現れたんだろう…」


僕は寝間着に着替える。


「複製体なんじゃねぇか?」


フィルが言う。


「まぁルミエルは説明がつくけど、白龍がなぁ…」


そういえばあの小さな龍にも「白龍さま?」って聞かれたな。


「なーんか、僕白龍の因子でも持ってんのかなぁ…」

「も~僕は寝るからね~」


フィルが言い、ソファーの上に寝っ転がった。


「僕も~」


僕も、ベッドに倒れるように寝た。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ