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神様のミスで死んだので、神獣もふもふと異世界インターネットで快適スローライフ始めます ~最強生活チートと1000万ポイントでポチりまくり!~  作者: 幸せのオムライス
第二章 ヤマネコ商会、爆誕!:紳士の訪問、地縛霊の事情、商業ギルドの決断

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第182話 泥棒の事後処理はバルガスさんにお任せ! ついでに床下から出たゴミ(木箱)をギルドに届けます

「ふむ……。こいつらは……街のごろつきだな。昨夜、酒場で『デカいヤマがある』と騒いでいた連中がいたとの情報が入っていた。きっとこいつらのことだろう」


 バルガスさんは厳しい顔で男たちを見下ろした。


「君の実力は冒険者ギルドのギルドマスターのゴードンから聞いている。こいつらは、君の店に盗みに入ろうとして、君と君の使い魔のその魔狼犬に撃退されたということでいいかな?」


「あ、はい。そんなところです」


 撃退したのは私とコロじゃないけど、とりあえずそういうことにしておこう。

 それにしても……あの冒険者ギルドの試験官のおじさん、ギルドマスターだったの!? 確かに只者じゃない感が漂ってたわ! 主に見た目が!


「やはりそうか! 衛兵、こいつらを連行してくれ! 厳しく取り調べるぞ!」


「はッ!」


 衛兵さんたちが手際よく男たちを運び出していく。

 ふぅ……よかった。バルガスさんが来てくれて助かったわ。


「それにしても、物騒だな……。やはり、君のような若い女性が一人で店を構えるのは危険かもしれん」


 バルガスさんが心配そうに眉を寄せる。


「あ、いえ! 私には頼もしい警備員たちがいますから!」


 リズちゃんとリックとコロ。3人もいる。


「警備員? ははは、そうか。それなら安心だが」


「バルガスさん、朝早くから本当にありがとうございました!」


「うむ。何かあれば、いつでもギルドを頼りたまえ」


 騒ぎが一段落し、近所の人たちも「よかったよかった」と散っていく。

 私は皆にお辞儀をしてから、店内に戻った。


「ふぅ……朝から変な汗かいちゃった」


 私が大きく息を吐きながら厨房へ向かうと、テーブルの上に、見慣れない古ぼけた木箱が置かれているのに気づいた。


「あれ? リズちゃん、この木箱は何ですか?」


 私は、テーブルの椅子に座って朝ごはんを待っているリズちゃんに質問した。


「ん? ああ。掃除をしていたら、床下から出てきたのだ。邪魔だから処分しておけ」


「床下の掃除って……リズちゃん、意外とマメなのね。ありがとう!」


 私は木箱を手に取る。

 少し土で汚れていて、かなり古いもののようだ。


「もしかして、前の住人の方の忘れ物かしら?」


(でも中身が空だったら、捨てていいかな? リフォームの時も前の住人の家具は全部捨てちゃったし)


 そう思って蓋を開けてみると、書類の束が入っていた。


 ゴミとして捨てることもできるけれど、他人の持ち物を勝手に処分するのは少し気が引ける。もし重要なものだったら、後で面倒なことになりそうだし。


「……そうだわ。さっきバルガスさんが『何かあれば、いつでもギルドを頼りたまえ』って言ってくれてたわよね」


 今日は定休日だし、後でギルドへ直接相談に行ってみよう。

 ついでに、さっきの騒ぎのお礼も言っておきたいしね。


「よし、後でギルドに持って行こうっと! リズちゃん、見つけてくれてありがとうね!」


 私が木箱を四次元バッグにしまい込むと、リズちゃんは「うむ、よきに計らえ」と満足げに答えた。


 ◇


 数時間後。

 私はコロを連れて、商業ギルドを訪れていた。


「あ、コトリちゃん! さっきは大変だったわね。怪我はなかった?」


 受付カウンターにいた女性職員――セーラさんが、心配そうに声をかけてくれる。

 ギルド内でも、今朝のヤマネコ商会前での騒動はすでに知れ渡っているらしい。


 ちなみにこのセーラさん、私が初めて商人登録に来た時は「おままごとなら他所で」と塩対応だった人だ。

 でも、うちの店がオープンして数日後、お忍びで買いに来た彼女が『妖精の宝石ジャム』の虜になって以来、すっかり常連客となり、今では親しく話せる顔なじみになってくれていた。


「はい、お騒がせしてすみません! 皆さんのおかげで無事です。……あの、今日はちょっと忘れ物を届けに来まして」

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