三首目 明けの明星
【短歌】
時きたり しづ心なく つゆ去りて
磯の香るる 明け明星
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【解説】
待ち望んだ夜明けが訪れ、
慌ただしく夜露は消え去り、
かわりに磯の香りが立ち上った。
ふと見上げれば、夜明けの空に金星(明けの明星)が輝いていた……
現代語で訳すと、このような解釈になるでしょうか?
美しく変化する自然を写した、雅やかな歌ですね。
が、しかしっ! これは狂歌です。
下の注釈をご覧になってから、もう一度、歌を読んで下さい。
【注釈】
明け方、どうしてもお腹が空き、棚を探ると、明星焼きそば「一平ちゃん」を見つけた。
お湯を注ぎ待つこと三分、タイマーが鳴ると同時に、私は忙しなく湯切りをした。
ソースと青のりをかけ、蒸らすために一度、蓋を閉め、30秒待つ。
満を持して、再び、「一平ちゃん」の蓋を開けた時に詠んだ歌。
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【狂歌】
時きたり 静心なく つゆ去りて
磯の香るる 開けっ! 明星
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