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【1話1分】うつけ狂歌〜古典風短歌で歌う、アホとエロ〜【解説付き】  作者: 綿野草空希


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二首目 ぬばたまの

【短歌】


   ぬばたまの 黒き窓辺で 髪をとく 


        落つる粉雪 わが袖濡らす


―――――

――

【解説】

 ぬばたまの、とは、「黒」や「闇」にかかる枕詞。


 わが袖濡らす、とは、古典和歌でよく使われた表現で、


 袖で涙を拭う、という悲しみを暗示しています。


 つまり


 冬の真っ暗な窓辺で、愛しい人の訪れを待ち、


 一人、髪をといているのに、あの人は来ない。


 悲しくて、白い粉雪が袖を濡らすように、


 私は涙で、袖を濡らしています



 と、読めます。


 平安時代の通い婚を思わせる、雅な和歌ですね……


 が、しかしっ! これは狂歌です。


 下の注釈に目を通した後に、今一度、読んでみて下さい。


【注釈】

 私は十代の頃、とても酷いフケ症に悩まされました。


 毎日毎日、洗髪してもフケは治まらず、すぐに肩にビッシリと、白いフケが乗っかり、辛く悲しい思いをしました。


 その頃を思い出し、詠みました。


―――――

――

【狂歌】


  ぬばたまの 黒き窓辺で 髪をとく 


        落つる粉(フケ) わが袖濡らす


 

☆こんな読み切り短編も書いてますっ☆

 ↓      ↓

スマホのカメラがソッポを向いた夏

〜あなたのスマホは大丈夫ですか?〜

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 パッと読めて笑える、エッセイ風のネタ短編です

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