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後日談_あるいは、そんな未来


〈???〉


 とある公園。

 いつかの、いくつかの想い出の場所にて。


 子供たちの歓声が響いている。


 思い思いに遊んだり、はしゃいで走り回っている子供は、七人ほど。

 年のころは、一番大きい子でも小学校低学年くらい。


 上の子は下の子の面倒をよくみて。下の子もそんな上の子たちに甘えきって。

 そんな光景を、すこし離れて眺めているのが四人。


 ひとりは日本人離れした顔立ちの小柄な女性。

 ひとりは柔和な雰囲気と包容力を感じさせる女性。

 ひとりは赤ん坊を抱いて穏やかに微笑む女性。

 それから理知的な印象の、眼鏡をかけた女性。


 公園の隅にある東屋の屋根の下。木のテーブルを四人で囲って。

 卓上にはそれぞれ持ち寄ったお茶やお菓子。

 子供たちを眺めながらの歓談、といった風情。


 子供のうちのひとりが、そちらへと駆けだす。

 「ママー!」そう言って理知的な女性へと抱きつく。

 二人は親子なのだと、それだけで察せる場面。


 飛びこんできた子を、柔らかく受け止める彼女。

 それからしきりに話しかける子に笑顔で頷いたり、卓上の茶菓子をせがまれるままに与えたり。

 母子の語らい。他の女性たちも、それを微笑ましく見守る。


 やがて満足するまで甘えたのか、子供はまた駆け出し、遊びの輪のなかの女の子のほうへ。

 並んで手を繋ぐ二人の子供。どこか顔立ちが似ているのは、姉弟だからか。


 たしかに他にも、顔立ちの似た組み合わせが。

 それぞれ女性たちの子なのだという、面影も。


 しかし、それだけでなく、

 皆一様に、どこか似た面影を感じるのは、はたして……


 ふと、

 公園にもう一人、足を踏み入れる人物。

 長身の男性。ラフとフォーマルの中間の、こざっぱりとした装い。


 子供のひとりが気づいて、その人物のほうへ。

 駆け寄る子はひとり、ふたりと増える。なかにはもじもじして駆けだせない子もいるが……


 最初に駆けこんできた子を抱き上げ、

 他の子供たちにも囲まれながら、男はテーブルのほうへと歩いていく。

 「パパー!」「きたー!」「あそぼー!」などの賑やかな声を引き連れながら、


 東屋のそばまで辿り着いた男。

 その様子をずっと見つめていた四人は、




『――おかえりなさい!』




 そう口を揃えて。

 少女のような笑顔で、出迎えて――

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― 新着の感想 ―
てっきりこの話は平君の妄想で、次の話ぐらいでやっぱり夢でしたーっていう追加ざまぁかなぁと思ってたら普通にエンディングだった。 まぁ平君だったらもっと肉欲にまみれた展開になるだろうし、これ以上死体蹴りす…
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