表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
3/5

3  男は胃袋をつかむものです!

ブックマーク登録をしてくれた方がいました。

めちゃくちゃうれしいです。

ありがとうございます!

「お邪魔します・・・。」


リリーさんの家に上がった

掃除が行き届いていて、とてもきれいだ


女子の家に上がるなんて初めてだ

ひそかに盛り上がっていると、ある部屋の前に案内された


「レオさんはこちらの部屋をお使いください。」


「ありがとうございます。」


どうやら、ここが俺の寝床になる部屋らしい


それにしても、広くないか


3階建ての広々とした家

昔はお金持ちだったのだろうか


リリーさんの境遇を知った今では聞く気になれないが


「わ、私の部屋は隣ですが、のぞき見とかしないでくださいね!」


まじか

隣かよ

思春期男子にはいろいろと刺激が強すぎる


こうして、俺とリリーさんの同居生活が始まったのだ


* * *


翌朝


「ふあぁ・・・おはようございます。」


あくびをしながら一階に降りてあいさつすると、豪華な食事が並んでいた


パン、オニオンスープ、サラダ、ベーコン、ソーセージ、コーヒー etc.・・・


前世でも朝にこんなに食べた日はなかった


「すごい。・・・結構時間かかったんじゃないですか?」


「いいえ、昨日のせめてものお礼に・・・・。」


昨日のお礼は泊めてくれてることでチャラだよ

というか、俺、ただ飯食らいじゃん

申し訳ない


「ほら!せっかくですし、早く食べてください!」


考え込んでいたらリリーさんにそう言われたのでスープを口に運んだ


「うまっ!」


手作りだよな

うますぎる


スプーンが止まらん


「おかわりありますけど、いりますか?」


「お願いします!」


「えへへ・・・・お口に合ったようでうれしいです。」


リリーさんは照れながらはにかんでいる


可愛すぎる

彼女にしたい


「これからしばらくリリーさんのご飯を食べられるの最高だなぁ・・・・。」


思わずそうつぶやくと


「・・・一生、私のご飯が食べられるような関係になりますか?」


ん?

なんていった?


「何か、言いましたか?」


「い、いえ、なんでもないです!」


よかった

聞き間違いか

ちょっとさっき、リリーさんがすごいこと言ってた気がするけど

・・・気にしないようにしよう


朝食後、俺は魔法の鍛錬に出かけた


* * *


「う~む。」


街の近くの草原で俺は魔法の鍛錬を行っている


今、使える魔法は火、水、風、雷、土の5属性の初級魔法だ

魔力量的には中級魔法も使えるのだがなぜか使えない


詠唱をしても発動しないのだ


だが、俺には短縮詠唱ができるという強みがある


初級魔法限定だけれど対人戦なら大きなアドバンテージとなる

それに、初級魔法は、威力調整が容易であるというメリットがある


中級以上は調整が難しく、昨日の水素爆発を起こすために魔法を発動したら俺は今頃この世にいない

どうせ、初級魔法しか使えないならそれを極めてやる


* * *


そして、あれこれ悩んだ末に、俺は雷魔法に可能性を感じた


前世で電気と電気を高速で衝突させると条件にもよるが核爆弾に匹敵する爆発を起こせることを思い出したからだ


実は俺はにわか化学オタクで少しだけそういう知識があるのだ

ただ、にわかなので昨日みたいに、自分を巻き込んでしまったりする恐れがある


だが、恐れていても仕方ない

まずは雷魔法を電子レベルまで分解できるように試してやる


* * *


レオが魔法の鍛錬を行っていたころ、リリーは家にいた


「・・・本当に同居することになるなんて。」


借金を返すためにお母さんが仕方なく娼婦になって、3年前に病気で死んでしまってから、

お母さんの昔の客でお母さんに振られたあの男にあることないことを広められたせいで

ずっと周りから白い目で見られてきた


それなのにレオさんはあの男の言葉など意に介さずに私を助けてくれた


「っ~///」


枕を抱きしめながら一人で悶える


私はその時にレオさんに惚れてしまった

自分でもチョロい女だと分かっている


でも、3年の孤独から彼が私を救ってくれたことは事実なのだ

あの男はもう、昨日で懲りて噂を広めるのをやめるだろう

そうしたら、私の立場も改善されていく


レオさんは私の王子様・・・って、私は何を考えているの!?

駄目だ。

時間がたてばたつほどドキドキしてくる


昨夜、お礼をしたいといったのは感謝の気持ちだけでなく、下心があった

夜遅くまで彼が寝床を見つけられずにいたのはわかっていた


なぜなら、冒険者には貧困層で貧しい生活から抜け出そうとしているものも少なくないからだ

この国の識字率は高いので、文字を書けない人は大体が貧しいひとだ


ならば、私がお礼をしたいといえば同居をお願いしてくるはず

そういう打算があったのだ


「これがばれたら嫌われちゃうかな・・・。」


下心丸出しの打算的な女だと思われたくない

この恋心はしばらく隠し通さないと


そして、一緒に住んでいるうちに好きになりましたという設定にするのだ


朝食で胃袋はつかんだ

後は距離を詰めてみよう


でも、私、男の子と手もつないだことないのに

恥ずかしいよ


・・・いや、それでもやる

ほかの女に取られるくらいなら私が恥ずかしくても攻めるしかない!


ーーーリリーの思惑を知らないレオは帰宅後、距離が近いリリーにドギマギすることになる





「これからレオはどうなっちゃうの!?」や「リリー、意外と腹黒いな」と思った方はブックマーク登録をお願いします!

続きが気になる方や少しでも面白いと思った方はページ下部にある☆☆☆☆☆を★★★★★にしていただけると執筆の大きな励みになります!

皆さんの評価やブクマが多いと私のモチベが爆発します!

毎日投稿にしようか悩んでるので、もう一押し、応援、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ