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23 12年の愛

最近pvが伸びてきて嬉しいです!


雷神と魔界十五公の一騎打ちが始まった




無数の雷光が音速でアントラツィートグラオを襲う


アントラツィートグラオはそれを重力魔法で軌道を変え、躱す




「ならばこれはどうだい?」




ディリジェントが雷の魔力を身にまとい、自らが音速で移動


アントラツィートグラオの顔面にこぶしを食らわせた




「っつ・・・」




体勢を崩したアントラツィートグラオにさらなる追撃を仕掛ける




上空に黒い雲が生成され、あたりが暗くなる




「ライトニング・ストライク」




落雷がアントラツィートグラオに直撃する




「やはり、重力魔法はフルオートでは発動できないようだね。」




更にディリジェントはアントラツィートグラオと距離を詰める


そして、雷の槍を生成した




「調子に乗るなよ雷神。」




アントラツィートグラオが魔法を発動した


ディリジェントは急いで距離を取り、ぎりぎりで回避した




一進一退の攻防が繰り広げられた




ーー同時刻




「どうしたのですか?こんなものでしょうか。」




シェリルはゴルドに苦戦を強いられていた


ゴルドの魔剣がシェリルの全身に切り傷を作っていく




「うるさい。」




シェリルは水の矢を一帯に放つ


しかし、亜光速で動くゴルドには当たらない


一瞬で移動するゴルドはシェリルの目には光にしか見えなかった




「おやおや、ふらついていますよ?」




一方的に攻撃を受け続けたことで、シェリルは貧血となっていた




そして、いまだにシェリルはゴルドに一撃も与えることができないでいる


シェリルだけがずっと攻撃を受け続けている


詠唱する時間すらない




「フフフ・・・八大神煌などともてはやされていて有頂天になっていたのではないですか?私はそういう輩を今まで何人も殺してきましたからねぇ。」




「別に八大神煌なんて地位はどうでもいい。」




「は?でも、あなたはその地位に就いたではないですか?」




「私は八大神煌になりたかったからなったわけじゃない。八大神煌にならないとアーサーと会えないからなっただけ。」




「何を意味の分からないことを!」




ゴルドが再び剣を構えようとしたとき、足場が沈んだ




「!?なんだこれは!!」




(地面を液状化させた?いつの間に・・・)




動揺したゴルドのすきをシェリルは見逃さない




「ウォータフルレイザー」




刹那、ゴルドの頭上から圧縮され、スピードを増した滝のようなレーザーが発射された




「まずっ・・・。」




攻撃をもろに食らい、ゴルドは血まみれになった




「なにが、君をそこまで強くさせる?」




「愛。」




シェリルは得意げな顔でそう言った




「ふざけるなぁ!」




ゴルドは一瞬で傷を治し、再びシェリルに襲い掛かった


ゴルドの剣がシェリルの横腹を貫く




「終わりだ貴様。」




するとシェリルはゴルドの腕をつかんだ




「・・・捕まえた。」




「なっ・・・。」




シェリルの狙いが分かったゴルドは離れようとするが時すでに遅し


背中に無数の水の矢が直撃した


さらには魔剣もおられてしまった




どうにかしてシェリルから離れた時にはかなりの重傷を負ってしまった




(まずい。魔剣が折れては今までのスピードを出せない)




実はゴルドの速さの秘訣は魔剣にあった


魔剣に魔力を込めることによってゴルドは亜高速の移動を実現していたのだ




「どうしたの?顔色が悪いよ。おなかすいたの?」




「ああああああああああああああああ!」




ゴルドは自棄になり、シェリルへ攻撃を仕掛けた


しかし、今までより明らかにスピードが落ちており、シェリルの高圧縮のレーザーの防がれてしまった




「なんかスピードが落ちてる・・・。」




(ばれたか・・・)




ゴルドはこれ以上戦いを続けても不利になるだけと判断し、この一撃で終わらせると決めた




「フラッシュ・オブ・ライツ」




魔剣が壊れたため、亜光速の移動はできない


だが、移動できないだけで技のスピードは落ちない




超速の攻撃がシェリルに直撃した




「ははは!勝ったぞ!・・・え?」




かと思われたが




シェリルだと思ったものは氷の人形だった




「本物はどこに・・・。」




ドスッ




ゴルドが背後から氷の剣で貫かれた




「まさか、小娘に謀られるとは・・・。どうやら貴様の愛とやらは私が思っていたよりも強いらしい・・・。」




「当たり前。12年も想い続けてるんだから。」




シェリルはゴルドを両断し、とどめを刺した




同時刻、アントラツィートグラオはゴルドの死を察した




(あの野郎、僕の足を引っ張りやがって。だが、あいつを倒したということはそこそこの実力者。こいつにかまっている余裕がなくなってきたな)




「どうしたんだい?」




ディリジェントが追撃しようとすると、アントラツィートグラオは重力のレーザーを発射した




ディリジェントはそれを避けきれず、右わき腹がえぐれた




「っ・・・確実に俺を仕留めようとしているね。」




「ああ。馬鹿がやられちゃったからね。ここからは本気を出させてもらうよ。」




ーーこの戦いはディリジェントもアントラツィートグラオも予想しなかった結末を迎えることになる

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