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やり直しの食卓 〜かの地に生きた営養で、この地に栄養を〜  作者: 日下部時弥
みんなとたたかい

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5-2

 そして放課後。


 サクラに任せて連れてきてもらったリィンも到着したことで、ようやく真面目な会議を始めることとあいなった。


「まったく……なして吾が……」


 いつもより数十秒ほどここまで連れ出す時間が長かったから、リィンなりに抵抗はしたのだろう。完全に無駄な抵抗だが。それでもきちんと抵抗してるあたり、どこか微笑ましかった。


「ほらほら。そんなぐちぐち言ってても終わらんぞ」


 フーマが教壇の上から釘を刺す。


「大体、吾から発言することはないのだし、【射文字】で聞くこともできるのだから、ここにいる意味あるのかしら」


「必要あるかないかで言ったら、ない。でも、いて欲しいかどうかだったら、いて欲しい」


「…………」


 リィンも沈黙したが、女子陣もまたなんとも言えない顔でフーマを睨んでいる。フーマと同じく教壇に上っているシャニだけが「言うなあお前」といった顔でニヤついていた。誤解が酷い取られ方をするのは覚悟の上で本心伝えたまで。深堀することなくフーマは本題へ移った。


「俺とシャニとチカキの三人で確かめ合ったことを伝えておこうと思う。なるべく主観的な情報は入れずに数値だけをまずは伝えていく」


 そうしてフーマが発表したのは、ずっと行なっているスゥの育成結果から、どのような餌を与えていると飼育に影響が出てきたのかを纏めたものだった。


「――ま、これだけだと意味不明だよな。俺もこれは理解してもらおうとしていないから、敢えて生の数値を伝えてる。……本題はここからで、俺らの考察と、それができるかどうかを女性陣に聞いてみたいんだ」


 ようやく、フーマ達が何をしたいのか把握してくれたようで、とりあえず言ってみな、といった空気になった。


「元々、タンパク質の多い食材がどれほど数字に出てくるのかは既知だった。でも今回のこれ、タンパク質の量を固定していても、桃臓モドキには一切影響がないんだ」


「はーい」


「質問には早いが、なんだサクラ」


「桃臓もどきって、なーにー?」


「……何度も説明したことあるんだけどな」


 タンパク質の方を聞いてこなかったのにも少し驚いたが。ただそちらは一般教養の範囲なので、さりげに知識の塊のサクラなら、いつの間にか知っていてもおかしくないか。


「桃臓モドキっていうのは」


 フーマのその様子を見て、すかさずシャニが引き継いだ。フーマが脱線しながら説明するよりも早いと判断したのだろう。あまり表立って行動する性格ではないが、こういった補佐を任せると抜群にやりやすい。


 桃臓モドキ。スゥの臓器であり、今でもその役割は具体的には解明されていない。雌にしか存在しないことや、タンパク質組成が似ていることから、桃臓のようなもの、といった意味で桃臓モドキ、などと呼ばれることが多い。ミナヤ・クロックの言う、『リュガジセン』とやらが実在する物質であるのか、ここからアプローチしている学者もいる。


「へー。それでそれがどうしたのー?」


「さて。俺が栄養士を名乗って研究しているのは周知だろうが、具体的にどんな結果が欲しくて研究してるか、分かってるか?」


 ナージが手を挙げる。


「スゥにあげるご飯を変えて、その『えーよー』で桃臓モドキがどうなるのか、だよねぇ?」


「そうそうそうそう。流石ナージ。きちんと俺の話を聞いてくれていらっしゃる」


「あっ、そういうことしてたんだ。知らなかったしっ」


「へー。知らなかったー」


「あいなし」


「……こちらはきちんと俺の話を聞き流してくれていらっしゃる」


 いつか痛い目に合わせてやると心に誓うだけ誓い、話を元に戻す。


「飼料を変えるなんて畜産業に携わる人間なら当たり前にやってるわけだけど、栄養素単位でやってるのは意外にも俺だけなんだ」


 前世の大学時代にやっていたことだ。ラットの生育実験。飼料のタンパク質をカゼイン(牛乳に多い)のものかアルブミン(卵に多い)のものかで変え、またその配合比率も5%毎に変えることによって、どのくらい成長に差が出るのか、といったものだ。それをナゴョミ流にアレンジ。


「桃臓モドキがなにを糧に成長するのか。まずは各栄養成分ごとに検証してみた。結果、いわゆる三大栄養素の炭水化物、脂質、タンパク質にはあまり差が見られなかった。それでも通常の生育で桃臓モドキは成長するのだから、どこかに要員があるはず。そこで俺が目につけたのは、桃臓だけに働きかける物質の存在と、生理機構だ。これを俺は、セミョウ・ダイシ……セマダイシと名付けてる」


 フーマは黒板に、セゴナ語で生命を意味する単語と、アミンを意味する単語を各々書いた。


――前世においてそれは、「ビタミン」の名前で広く浸透していたものだ。


 語源として、ラテン語の「vita(生命)」+「amine(窒素を含むアミン化合物)」を組み合わせている。フーマはこれを尊重し、同じ法則に従ったセゴナ名をつけた。


 ビタミンとは、特定の物質を指す名称ではない。微量ではあるが、人体の機能を正常に保つために必要な有機化合物を、機能で分類したものである。たとえば「アスコルビン酸」という物質がある。これは人間が体内に取り込むと、ビタミンEを再利用したり、コラーゲンの合成に使われる。これはそのものの名前よりも、「ビタミンC」と呼んだ方が通りがいいだろう。こういった機能を持つものを、ビタミンCと呼ぶようになったのだ。


 これらの常識はあくまでも前世におけるものであって、人間の性質が異なるこちらでは、その特性自体をまるっと持ってくることはできない。


 フーマも鈴木梅太郎という人物よろしく、ビタミンB1……オリザニンという物質を抽出しようとした。それは成功こそしたが、だからといってそれが健康に結びついたかというと、悲しいことに、なんの成果も得られなかった。つい最近知ったことだが、こちらの人間の腸内細菌はオリザニンを生合成できる。だからわざわざ外部から摂取する意味はないのだ。この世界には『脚気』がないことから気がつくべきだった。まだ確かめていないが、『壊血病』という病気も調べた範囲で報告例を見たことがないから、おそらくビタミンC……アスコルビン酸も生合成できるとフーマは推察している(アスコルビン酸を生合成できないのは、人間とモルモットだけであったのだ)。


 それでも、こちらの世界でも慣習的に『身体にいい』と謳われる食材はある。人々は経験則として、食が健康に影響を及ぼしていることを理解しているから、そんな伝聞が出来上がっているはずだ。


 そうして、自分の考察を信じて調査を進めていた結果、ようやくたどり着いたのだ。


「ナゴョミは土壌がとても特殊だ。他の地域で育つ植物も、ここではまるで育たない。逆も然り。それなら、俺たちが食べてる食べ物の栄養素も変わってくるはず。そうして調べていった。それで、ある食材に含まれている物質を抽出したものをスゥの餌に混ぜたら、桃臓モドキがとても大きくなったんだ。ついでに身体の成長っぷりもよくなった」


「へー。なんのご飯ー?」


 サクラの質問を聞いたフーマは、ニヤリと笑いながら、懐からある植物を取り出した。


 それを見た一同は、「まあフーマなら納得」といった顔をした。


 その赤色の艶のある肌……ラセリだった。


「ラセリに含まれる、未知なる構造を持った成分。これがスゥにとってのセマダイシとなることが判明したんだ」


 そしてこれを言えば当然、反証は出てくるだろう。フーマはそれを待った。


「…………」「…………」「…………」「…………」


 女子陣は一様に沈黙してしまう。


 違う。欲しいのは反論であって、「何言ってんだこいつ。意味わかんねえ」みたいなダンマリではない。


「あー、だって、スゥにはセマダイシかもしれないけど、人間にとっても、そうであるかは、分からないだろ?」


 シャニがどこか片言に、フーマの欲しい言葉を紡いでくれる。その言葉が女子陣から欲しかった。無言でシャニに固く握手する。


 ともかく、シャニのヤラセな質問に、女子陣も理解してくれたようだった。


「桃臓モドキって、そんなに桃臓と同じなの? 人間とスゥが同じってのも感覚として理解できないしっ」


「そりゃもちろん、細部は違うけどさ。むしろスゥが魔を使わないのが不思議だったりするんだ。俺たちが認識してないだけで、何かしらの魔を使ってるって考察もあるんだぜ。そもそも、人間の肌とスゥの肌だってよく似た構造してるんだ。タンパク質の構造体なんて、別の生き物でも案外似た成分を使ってたりするもんだしな。〈エビ〉と〈ごきぶり〉が有名だったな俺の界隈では。人間にとても近しい生き物だから余計に似てるのかもしれない。……そこの真意は今はどうでもいいから話を戻すけど。似てるからこそ、俺は批判を喰らうのを覚悟で、チカキに頼んである数字を集めてもらったんだ」


 フーマは一冊の論文を掲示した。


「これ、ナゴョミの女子生徒の身長、体重といった身体測定の結果なんだ。……お前らその武器を収めてくれ個人を特定できるようにはしてないからこれ見たところでお前らの乙女の秘密は分からない」


 少しでも誤解を解くよう、フーマは一息に言った。それぞれが自身の魔を攻撃に転嫁させようとしていた。ナージはそのえぐい形の楽器でどうしてくるつもりだったのだろう。意外と武闘家なんだよなあ、と他人事のように思うフーマ。


「世代毎、年齢毎に、ナゴョミとそれ以外の地方の女子生徒を比較したんだ。ナゴョミと同じくらいの発展度合いの村もな。それでわかったのは、ナゴョミの女子は身体が少し大きい」


「でもでも、ナーは小っちゃいままだよ?」


「うんまあうんそれはそういうもんだし、それだからいいもんじゃないかな」


「…………」


 フーマがボソリと言っただけの感想に、またも冷たい視線に晒される。ちなみにこれはシャニも助けてくれない。女は大きい方が魅力派に属しているので、どっちにしろフーマとは敵。


「俺の株を下げるだけの議論じゃねえんだって! ……ラセリは特に多い食材だけど、おそらくは他の食材にもそのセマダイシは微量でも含まれている。それで、ナゴョミで暮らしてる以上は大なり小なり、ナゴョミ産の野菜を使った料理を食べるよな。これによって魔が強くなる。それが俺の推論だ。……それで、だ。ここからがやってみてもらいたいことなんだけど――これで基礎的な魔の力を強くした上で、ナゴョミに流し込むって、可能かな?」


 フーマの唐突な提案に、キョトンとする一同。


「こう、あるじゃん! 手と手を合わせて、力を注入、みたいな」


「…………?」「…………?」「…………?」「あるわね、そういうの」


「さっすがリィン! 伊達に小説ばかり読んでねえ!」


「っ……!」


【射文字】でぺんぺん叩かれる。まったくもって痛くない。蝿だってもう少し触る感触がある。攻撃魔よりもそちらを即座に出すあたり、なんというか不器用だ。


 フーマの想像としては、エネルギー体を一人に注ぐ、そんな漫画チックなものだった。それを共有できるのがリィンとは。


「え、どういうこと?」


「応援歌を演奏する、みたいなぁ?」


「まあ、うん。ナージのそれみたいな感じ、じゃないかな。すまん、言っといてなんだけど、女がそういうことできるのか知らないんだ。やり方はともかくとして、魔を分け与える、みたいなことってできる? もしできるならさ、集めた力を【ナゴョミ】に集めて、力を示せるかなって。魔を高めるだけ高めてさ」


「…………。あるけどー。うーん」


 真っ先に答えたのはサクラだったがどうにも歯切れが悪い。腕を苦んでうんうん唸っている。


「……あ。もしかして。ちょっとフーミンとシャー、教室出てってくれる?」


「あいよ」


 女子にそう言われると男子としては従わざるを得ない。頭ごなしに否定されるよりは、前向きにしろ後ろ向きにしろ、しっかり検討をした上で出した答えなら従う気にもなる。


 どれだけ廊下に立っただろうか。男二人でしりとりのような遊びで時間を過ごすと、ようやく中から「入ってきていいよぉ」とナージの声が掛かった。


「うーんとねー、できるよー」


 サクラは割りかし平常通りに返事したように思えたが、ナージとマイカは、尚も「話していいのそれ……?」のような表情をしていた。見るとリィンですらどこか冷たい目でこちらを見ている。俺かよ、と思うフーマ。


「それはちゃんと、大丈夫なやつ、なのか?」


「んー、まー、ねー、」


「女の子の日があるってことで納得しろしっ」


「……あんのそんなの?」


「あんのっ!」


 前世における月経のような仕組みは、こちらの女にはない。必要な時に妊娠させられる仕組みがある以上、いつそうなるやも知れぬその瞬間のために毎月身体が準備したりすることはない。だからそういう意味での『女の子の日』がないのは知っているのだが、まあ女体というのは神秘の塊だ。言ってしまえば男だって男の仕組みを理解しきっているかと言われればそうではない。だから、まあそこはそういうもんだとフーマは納得しておいた。


「ちょうどー次のオオツキ様が隠れた頃かなー。そこが私の一年で一番魔が強くなる時期なんだー」


「オオツキ様……新月になったらってことか。あと三週間くらいだな。んでもって、おあつらえ向きにいい瞬間が訪れるのな」


「それを超えちゃうとー、半年くらいは暫く力出せないかなー」


「本当か。……この中だと、サクラが一番、魔が強いんだろ? なら、強いうちに協力してもらった方がいいかもしれない」


 もとより、サクラの存在自体が降って湧いたようなもの。糸口が全く見えてこなかったこれまでだ。例え蛍ぐらいの小さな光でも、見つけてしまったのなら、突っ走るしかないだろう。


「……自分で計画しててなんだけど、ちょっとあまりに急だな。創立祭だってもうちょっと余裕あったぞ」


「まっ、うちらなんていいんじゃないっ?」


「やれることやってみようよぉ!」


「オレも可能な限り助力しよう」


 流石に荒唐無稽な作戦を練り切れるわけでもなく、ぶっつけに近い形で実行する羽目になるとは。だというのに、マイカ、ナージ、シャニも乗ってくれた。


「……な、なによ」


 すると自然、最後の一人に視線が集まる。


「……や、やるわよ、やればいいんでしょう」


 みな言葉では発しなかったが、思い思いの喜びのポーズを取った。


「あともう一つ……つい最近、みんなの魔が突然強くなったみたいなことがまたあれば、少しでも念押しになるんだろうけど」


 無理な願いなのは自身で承知している。が、それを任意で起こすことができるなら、最後のひと押しにはなってくれるだろうに。


「それねー、ふーま君がそこにいるとなるんだと思うー」


「……はあ?」


 まるで意味がわからなく、つい低い返事を返してしまった。


 ただ。


「――あ」


「何その間抜けな声っ」


 一つ。解明できていない謎があった。ふと、それを当て嵌めてみた瞬間に。


 今のサクラの言うことが、本当に的を得ていたとするのなら。


 論文をぺらぺら捲る。具体的な日付は覚えていないが、フーマが所用でナゴョミから出ていたり、世話をできなかった期間のデータを見直す。


「……本当だ。なんで気がつかなかったんだろう」


「どうしたんだフー」


「ほらシャニ。スゥは、俺がいない日は全然成長してないんだ。餌が全く同じなのに全然成長してない世代がある。俺はこれを育てるときの標準化ができていなかったからできた誤差なんだと思ってたけど……もしかしたら、馬鹿みたいな話だけど、『俺がその場に居る』と何かがあるんじゃないのか?」


 サクラは「そうだって言ってんのにー」とむくれてるのかどうか分からない、のほほんとした言葉を発する。


「…………。大分、超常的な話になってきたな。俄には信じられない。が、こと魔に関することだしな。そんな馬鹿げた前提にたってるのかもしれない。で、その仮説を採用するとしてだ。フーだとそうなり、他の男じゃそうならない理由は?」


「それも、これになるんじゃないか?」


 今一度、フーマはラセリを取り出す。


「……ああ。フー、ずっとラセリ食ってるからな。もしかしたら、身体のどこかに魔に関する何かが付帯し始めている……?」


「もちろん、桃臓はないから魔は使えないまま。ただ、たとえば脳の改膜質に栄養素が沈着してて、俺に対して発動をした時に乗算されたとすれば」


「フーが近くにいると、といった理由づけとしては、面白い仮説だ。なんにしろ、まずは実験だな。こうやって鼻を荒くしておいて、全く見当違いだったら赤っ恥だぞ」


「それもそうだよな。……ということで、だ。俺は体張るから、確かめたいことがあって、お願いしたい」


 フーマは女子陣に、実験への協力を仰ぐ。


 男のために頑張る、だったり、恋する男のために成長する、といった例は世の中普遍に存在している。だが男がただそこにいるだけで魔が強くなるなど、ここに居る面子は聞いたことがなかった。さしもの女子陣も、特殊すぎる存在が身内に居れば、俄然に興味が惹かれるようだった。二つ返事でリィン以外は答えてくれた。


「いやいやいやいや。むしろリィンが一番欲しいんだよ!」


「……仕方ないわね。確認のために言っておくけれど、それは吾が、魔の力が弱すぎるがために参考にしやすいといった理由ではないのよね?」


「…………」


「帰るわ!」


 などといったやり取りをしつつも、上手いこと説得しきり、一同は校庭へ出る。


 放課後の時間帯の校庭は、初等部の子どもたちの遊び場と同義語だ。フーマたちを見て遊びに誘ってきた。そのお呼ばれを今は断る。周囲の安全を確認しつつ、各々が事前に打ち合わた陣形を取る。


 フーマとシャニは大きく感覚を開けて立つ。マイカは光。ナージは音。サクラは花。リィンは斜文字。それぞれの分野で、直進する性質をもった魔を撃つ。その飛距離を調べると言う、非常に簡素な実験。


 結果として、無事に仮説通りの挙動を取ってくれた。


 全員、いつもより魔が強い。


「と、いうことは、だ。俺たちがやることを並べると――」


 次の新月の夜。魔の力が頂点に達したサクラを中心に、【ナゴョミ】へ魔を注ぐ。他の女子はサクラの手助けとなる魔をかけ続ける。フーマは加速要因。


 だからその日までは、フーマはラセリを今しばし研究しつつ、大量に食べ、少しでも女子が強くなる方法を模索する。


 そしてⅩデイとなる日には、最大まで高めた魔を、サクラに託し、【ナゴョミ】へぶつける。


 これが、みんなで決めた行動だった。


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