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想い 8 彷徨


誰がわかってなどくれるものか

俺が彼女をこれだけ好きになったことを

未練たらしいなんて

男らしくないなんて

人は俺をだらしなく言うけれど

俺の心なんて

誰も知りはしない

どんなにもがいているか

お前等は周りで騒いでいるだけだ

人の気持ちも知らずに

人の心も知らずに


答えを出したい

常にそう思ってきた

しかし出すことが出来なかった

俺は答えを知っている

知っているから

聞きたくない

今のままでいいと思った

君を見ている男が一人

答えを知っている男

一人で震えている男が

今日も街をさまよう

月明かりに誘い出されて

何処へというあてもなく

ただ一人になるのが怖くて

ただ街の明かりが恋しくて

月を見ながら想い出す

お読み下さりありがとうございました。

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