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ヒスティマ~ゼロ~  作者: 長谷川 レン
第一章 白銀の少女
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私が……負けるなんて!

「マヒちゃん♪ お腹すいちゃった♪」


と元気いっぱいに言ったのに二人は、


「そういう問題じゃないでしょ!?」

「お前どういう神経してんだよ!? ホントにお前、化け物だろ!?」


なんか怒られた。


「はえ? 2人ともなんのこと?」


何か怒られるような事したっけ?


「私は普通に幻魔倒しただけだよ?」

「「そこよ(だよ)」」

「え? どこ?」

「「真顔で聞くなよ(かないでよ)!! 幻魔を倒したところに決まってるだろ(でしょ)!?」」

「え? 普通でしょ?」

「幻魔とか普通倒せないの!」

「だから幻魔を見たら即刻逃げんだよ!」


なぜ逃げるのだろう?

私の村は何度か幻魔や悪魔に襲撃されたけど、大人がすべて撃退した。

悪魔関連で死者は一度も出ていない。

てかすべて倒したからむしろ悪魔に恐れられてるんじゃないかな?

それとも怒ってるかもね♪

とりあえず私は2人に簡潔な言葉を使った。


「幻魔なんて簡単に倒せ――」

「いや、無理だからね!?」


ソッコーでマヒちゃんに無理って言われちゃった……。


「でもでも~♪ ちゃんと倒し――」

「だからおかしいって言ってんだよ!!」


またもやソッコーで言われた。

私の言葉切らないでよ~。

私、泣くよ?

泣かないけど。


「とりあえず私、お腹減ったからマヒちゃん()行かせてよ〜♪」

「「先に答える!!」」


さ、さすがに自称・天下無双のカナちゃんでも相手が2人だと押し負けちゃうな~……。

自称大事ね♪

自称。

だってホントにそんなのになったりしてもつまんなそうだもん♪

現実逃避はそれまでにして、ホントに答えないとつれていってくれなさそう……。


「カナちゃんはどこから来たの!?」

「なんで幻魔を倒せんだよ!!」


詰め寄る2人。

後ずさる私。


「わ、わかったって! ちゃんと答えるから落ち着いて!」


あぁ……。

私がこんな簡単に押し負けるなんて……。

私の降参を聞いて、マヒちゃんと元男の人(早く名前決めてあげなくちゃ)とりあえず離れて、私を睨むようにして見ている。


「さぁ話そうか」

「はぁ……。私の村では当たり前なのに……」


仕方なく私は自分の出身の村名と幻魔を倒せる秘密を言う。

っといっても秘密じゃないけどね。


「私の出身村は、スノウドロップ♪」

「スノウドロップ? 聞いたことが無いですぅ。あなたは?」

「俺も知らん。どこだ?」


聞き返す2人。

無理も無い。

スノウドロップは森の中にあって、人が簡単に近づけない所にある。

しかも、雪で一面が白銀に包まれているからとても景色が幻想的な世界だ。

だからこそ寒さで近づかない人もいる。

森で雪なんていったら森の中でも一番探検したくないとこだろう。

村の人はよく、遭難、凍死をしていた人を見つけていた。


「どこかな~? わかんない♪」

「はぁ!?」

「だって森の中を適当に歩いただけだもん♪」

「て、適当ってぇ……」


ホントに適当に歩いてきただけなのだ。

場所なんて、魔法を使わないと特定できない。

つまり魔法を使えばわかる。

使ってないからわからない。

まぁ村長さんにも教えるなって言われてるしね♪

必要な時以外は♪

誤字、脱字、修正点があれば指摘を。

感想や質問も待ってます。

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